2010.06.19
インドで見つけたBOOM JAPAN! ~ボリウッド映画~
インド人って、普段何して遊んでるんだろう・・・
まぁ、そんな疑問を持つ人も少ないと思いますが。
答えは 『映画を見に行く!』 です。
実は、インド言わずと知れた映画王国★
年間製作本数世界一(800本以上)を誇るんです。
※ちなみに邦画の公開本数は2009年度で448本。
ムンバイ一の映画界は旧名のボンベイとハリウッドを合わせて
「ボリウッド」と呼ばれているくらいです。
今回私たちも暇さえあれば、映画館に行っていました。
1ヶ月の滞在で4回。
(うち1回はハリウッド映画)
すごいでしょ。
なんてったって、安い!!!
映画館の場所や席の種類によりますが、
20~150ルピー(≒40~300円)程で映画が楽しめちゃいます。
だけど、それだけ映画が庶民の娯楽になっているもんだから、
チケットを買うのにまず一苦労。。
見てください↑
このラッシュ・・・
でも、インドはそんなにLady Firstの習慣はないと思うけど、
ここはLadyとGentsの列が分かれているから
まだよかった。。
それでも、列の前の方に来ると、
横から「僕のも買って!」とお金を渡されます。
もちろん、ご丁重にお断りしましたが。
1時間並んで無事にチケットget♪
ある時はチケットが既に売り切れで、
ダフ屋から60ルピーのチケットを80ルピーで買いました。
映画のチケットでダフ屋が商売しているくらいなんです。
これはジャイプルという都市にある映画館。
1000人以上を収容できる大きな映画館です。
ロビーは日本と変わらない感じ!
ボップコーンやスナックとドリンクが買えます。
劇場内は、2階席もあったり、
日本よりも豪華かも!!
そして、肝心の映画についてですが。
インド映画と言えば、歌と踊り♪
どんな映画にも必ずと言っていい位、
歌と踊りのミュージカルシーンが登場します。
また、歌と踊りに加えてインド映画に欠かせないのが
「ナヴァ・ラサ(9つの情感)」と呼ばれる娯楽要素。
①色気=ラブロマンス
②笑い=コメディ
③哀れ=お涙頂戴
④怒り=復讐
⑤勇猛さ=アクション
⑥恐怖=スリル
⑦憎悪=勧善懲悪
⑧驚き=サスペンス
⑨平安=ハッピーエンド
この娯楽要素をカレーに欠かせないマサーラー(スパイス)に例え、
娯楽要素てんこ盛りの映画をマサーラー映画と呼ぶらしいのです。
これ↑、今回最初に見たインド映画「Kites」。
ラブストーリーなんだけど、
主人公(右)がフィアンセのお兄さんの奥さんと恋に落ちる
という分かりやすいストーリーでした。
振り返ると、見事に上の9つの要素を含んでいたかも。
⑨ハッピーエンドはかなり無理矢理感満載でしたが、、、
2つ目に見た映画は、ヒンドゥーすぎて
ちょっと分からなかった。。
そしてローカルだけにB級。
まぁ、20ルピー(≒40円)だしいっか。
ってか、制作費を回収できているのか疑問・・・
3つ目は「Raajneeti」という政治もの。
そして、なかなかバイオレンス。
3つの映画に共通してたのは、女優さんがキレイ☆
あとは、どれも回想シーンがある構成になってたなぁ。
それから、必ず映画の間にインターバル(休憩)が挟まれます。
それもかなり唐突に。
そして、終わりは撤収早っ!
みんな最後の方になると入り口付近に行って立って観てるし、
エンドロールも最初のちょっとでブチって切れちゃう。。
それはちょっと味気ないけど、
映画の最中はかなりの盛り上がり♪
歌やダンスのシーンになると歓声が上がるし、
会場の一体感を味わうだけでも楽しい!
日本でもインド映画観れることあるみたいだけど、
もっとたくさん輸入してみてもいいんじゃないかしら~
そして、インドみたく安く観れたら最高なんだけどね!
2010.06.19 Saturday | 22:45 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA
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