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世界で見つけたBOOM JAPAN

イギリスで見つけたBOOM JAPAN! ~チャリティ・ショップ~

ロンドンの街を歩いていると、
よくあるチェーンの大型SHOPに加えて、
小さいけどお洒落なSHOPを見かけます。

 

 

チャリティー・ショップ1.jpg

チャリティー・ショップ3.jpg

 

 

中に入ってみると、お洒落な古着屋さんといった感じ。

 

これ、実は『チャリティ・ショップ』と呼ばれるお店なのです。

 

 

チャリティ・ショップとは、慈善事業を行う組織・団体によって
運営されており、主に人々から寄付された中古品
(衣服、食器、家具、本、ビデオ等)
を販売して、その売り上げを慈善事業に活用する、
ということを行っている場所です。

 

店員さんもボランティアの人が多いとか。

 

 

 

イギリスでは、19世紀にはすでに、
救世軍が中古の衣服を貧しい人々に安く販売する、
ということを行っていたそうですが、
人々の寄付による物品を集めてそれを販売し、
その売り上げを慈善事業に役立てるといった、
現在のような形でのもっとも古いチャリティショップは、
1948年、"Oxfam"という団体によって始められたそうです。

 


元々"Oxfam"という組織自体は、
第2次世界大戦時、ナチスによって占領されたギリシアにおける、
深刻な飢餓を救済しようという活動を行うため、
1942年にイギリスのオックスフォードに設立されたグループ
The Oxford Committee for Famine Relief
が出発点となっています。

 

 

 

このチャリティ・ショップ、
現在では、イギリス全土で約6500軒、
ロンドン市内だけでも数百軒はあるといわれています。

 


先に述べたOxfamが最も有名な団体のひとつのようですが、
他にも、ロンドン市内のホームレスに食事や住居、
職業訓練の機会を提供する団体だったり、
余命宣告を受けた人たち(主に経済的に困っている人たち)に
医療看護を提供し、本人とその家族へのカウンセリング、
精神的サポートを行う団体なども
チャリティ・ショップの運営をしているようです。

 


 

チャリティー・ショップ2.jpg 

 

 

日本では、今やリサイクルショップは当たり前

になってきていますが、

チャリティ・ショップはあまり見かけませんね。

 

Oxfamの日本支部もあるそうなのですが、

ショップは運営していないそう。

 

 

ネットで調べてみると、

いくつかのチャリティ・ショップが出てきました。

 

 

セカンドハンド

 

イギリスのチャリティショップをモデルに、

不用品のリサイクル販売事業での収益を

カンボジアでの国際協力に活用している、非営利団体。

1994年から香川を拠点に、広島・福岡で5つのチャリティショップを運営。

 

 

チャリティーショップ太陽の家

 

兵庫県神戸市にある、知的障害者支援目的のチャリティショップ。

 

 

WE21ジャパン

 

イギリスのOxfamを視察した女性達によって、

1998年に開始された非営利団体。

神奈川県で50を越えるチャリティショップを展開し、

その収益を主にアジア地域の女性たちの支援にいかしている。

 

 

他には、Webショップでその収益を動物愛護に使用している、、、

なんて団体もありました。

 

 

 

 

私たちも旅に出る前、不要品をリサイクルショップに

持っていきましたが、二束三文もいいとこ・・・

 

 

だったら、無料提供でもいいから

その不用品が誰かの役に立つ、

というチャリティ・ショップのサイクルの方がいいかもしれませんね。

 

 

 

日本でチャリティ・ショップ、流行ってもいいのでは??

 

 

それとも、日本でチャリティ・ショップが展開しにくい訳、

何かあるのでしょうか、、、?

2010.08.21 Saturday | 02:43 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

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