2010.07.12
南アフリカで見つけたBOOM JAPAN! ~AIRTIME~
ヨハネスブルグのホテルで、髪をブレイドに編んでもらってる時、
美容師のエイミーが言いました。
「Airtimeを買ってきてくれない?」
『AIRTIME???』
話が通じずポカンとしていると、彼女が説明するに
AirtImeとは、プリペイド式の携帯電話の通話料金のようでした。
そう、南アフリカでは携帯電話を使用するのに、
日本のように月額で使用料を払う方法と、プリペイド式に
使いたい料金だけを都度支払っていく方法があります。
日本では最近ようやく"SIMフリー化"の話が出てきていますが、
海外では、携帯電話本体とSimカードさえ持っていれば
現地の通信料金で携帯電話が使えるのです。
これは旅人にとっては大変便利!
予めこの方法をなんとなく知っていた私たちは、
日本からSimロックを解除したiPhone(本当はダメ)
を持っていきました。
これまで渡ってきた国(タイやインド他)でも
Simカードを買えば、携帯を使えたようですが
そんなに使う機会がなかったのでスルー。
それが、今回南アフリカで大活躍!
南アは車社会で個人で移動がなかなかできないので、
迎えを頼む時や、人と待ち合わせする時には
やはり携帯電話が必要でした。
あとは、宿の予約をするにも
メールよりも電話の方がすぐに空き状況が分かって便利です。
Simカード自体はたったの10ランド(≒120円)で、
Airtime(通話料金)も5ランド(≒60円)から買えるのです!
<iPhoneとsimカード>
また、Airtimeはスーパーやその他のお店で大抵買えるので
とっても便利。
料金を支払うと、14桁の数字が渡され、
それを指定の番号へかけ入力すると、チャージ完了という訳です。
日本でも過去にはプリペイド式の携帯電話があったようですが、
携帯本体が高かったり、
犯罪に使用されるとかでなくなったとか?
それでも、今後外国人観光客を多く取り込んだり、
ビジネスの場でも外国人を迎い入れるのならば、
SIMフリー化はもちろんのこと、AIRTIMEのようなプリペイド式の
支払い方法を日本でも再度導入してもらいたいものです。
また、ちょっと前に読んだ雑誌で、南アフリカの携帯事情に関して
驚く記事を目にしました。
それは、「携帯普及率が100%」ということ。
南アフリカに降り立ち、ヨハネスブルグやケープタウンの発展した
都会っぷりを実際に目にした今は、それを聞いても
そこまで驚かないかもしれませんが、
でもやはりSOWETOに住んでいる黒人の貧しい人たちもいる訳で
100%という数字は驚異的なものです。
そして、その訳にはある取り組みがあったのです。
その取り組みとは、携帯電話の普及率を上げるために、
通信会社が回線が使われていないエリアや時間帯を調べ、
そのエリアや時間帯にも使用率を上げるように、
エリアや時間帯によって通話料金を変動させたのです!
日本の携帯電話は、そのデザインや様々な機能は
他の国より勝るものがあると思いますが、
通話料金のサービス形態やSIMフリー化については
他の国から学べることも多いのかもしれません。
日本を発ってわずか3ヶ月ですが、その間iPhone4Gが発売されたり、
日々変化する日本の携帯事情ですが、
来年の4月にいったいどうなっているのか、楽しみです。
2010.07.12 Monday | 16:56 | comment(1) | trackbacks(0) | by RISA
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※ちなみに、南アフリカ以降も、ナミビア・ザンビア・タンザニアとAirtimeのシステムは同様です!