ソンクラーン（タイの旧正月）でお休みモード全開のチェンマイで、

市場調査すること３日間。

ついに、初の『行商COOL JAPAN』を実施してみた。

 

日本の100円ショップで買い占めた代物50点と、墨と筆と半紙、

そして、見た目が重要と持ち込んだ「甚平」と「浴衣」。

商売道具は以上。

 

狙うはウィークエンドマーケット。

屋台の兄ちゃんに聞いた話によると、

そこなら誰でも出店できる、とのこと。（本当か？）

とりあえず、和服に着替えて街に繰り出した。

 

 

すると、街行く人の反応が明らかに違う。

行き交う人がみんな微笑んでくれるのだ。

その瞬間、直観的に「これはイケる！」と思った。

マーケットに着くや否や、出店交渉。

が、あっさり断られる。。

一見、雑然と並んでる店にも、一応縄張りがあるらしい。

ただ、寺院の中であれば、出店は可能との情報を入手！

早速、寺院のスタッフに交渉すると、

あっさり出店料30バーツ（約90円）で交渉成立！

寺院の入り口付近に５ｍ四方のスペースを得た。

お店の準備（単に風呂敷を広げるだけ！）をしていると、

早速、隣のお店のタイ人達が、興味を示した。

 

 

つられて顧客もわらわらと集まりだした。

 

浴衣で目を引いて、半紙に筆で「漢字」を書く作戦は、見事に的中だ！

そこで昔、アメリカに留学していた頃、

友達の名前を漢字で書いてあげたら喜ばれた経験を思い出す。

即興で、

「漢字で名前書きます！そして、意味教えます！10バーツで！」

って、日本人なら誰でもできる商売を開始。

その横で、100円ショップで仕込んだグッズを販売してみた。

すると、みるみる内に人だかりが！！

 

名前漢字サービスは、ほぼ引っ切りなし。

COOL JAPANグッズのお箸やボディタオル、爪切りセットもバンバン売れた！

 

 

はっきり言って、意外。。

だって、市場に同じようなモノたくさん売ってたし！

しかも売った値段は各50バーツ（約150円）。

100円で仕入れて150円で売ったから、粗利率33.3％って驚異的！！

そんなこんなで、今日の売上、3時間でなんと約1000バーツ(約3000円）！

タイマッサージが10回程度受けられる金額です！

今の宿も４日間も泊まれる！！

いやぁ、恐るべし、日本パワー。。

『from JAPAN』と言うだけで、タイでは引き合いが強いです。

日本ブランドはやっぱり強いんです。

 

それでは、僕が大して上手くもない漢字で書いた、

適当な名前集をご覧ください。

 

「Cake」と言う名の彼女。

 

 

「左近」って書こうとしたら、間違って「左京」と。。すまん！

 

 

「bank」と言う名前の彼には、発音じゃなくて日本語書いてやった！

 

 

彼の名前はマーチンです。

 

それにしても、チェンマイの人たちは、本当に親切でした！

両隣のお店の人たちは、みんな一緒に僕らのモノを売ってくれて。。

感謝感激です（涙）

 

安く仕入れたモノを、こういう人と人との触れ合いを通じて、高く売る。

しかも、売れる売れないは、アイディア次第。

これぞ商売の原点、と言うのを感じれた日でした。