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世界に通じるCOOL JAPAN

アフリカで見つけたCOOL JAPAN!

「バックパッカーの方ですか?」

 


そう声を掛けられたのは、
タンザニアのバスで同乗した3人組の日本人。

 

 

見た感じ20代~30代の彼らの格好からは、
旅人の雰囲気はあまり感じられませんでした。

 

 

かと言って、ビジネスマンでもなさそう。

 

 

聞くと、なんと青年海外協力隊の人たちではないですか!

 

 

アフリカで出会う日本人は、
たいてい青年海外協力隊の人と聞いてましたが、
僕らもやっぱり出会いました。

 

 

一度は僕もなろうかと考えたくらいだったので、
色々とお話を聞かせてもらいました。

 

 

彼らは、今年からアフリカに赴任になったようで、
ちょうど研修期間が終わり、これから赴任先に向かう途中とのこと。

 

 

赴任先はそれぞれバラバラで、聞いたことのない場所ばかり。
そりゃそのはずです。未発展の村を援助することが目的ですから。

 

 

ただ、日本人はもとより、外国人ボランティアもいない赴任先もあるんだとか。
そうなったら、言語は現地語しか通じないわけで。。

 

 

家には電気は通っているけど、ガスはなく、水も断水が多いので、
かなりの不便が強いられることは言うまでもありません。

 

 

唯一の外界とのコネクションは、インターネットですが、
それも一月500MBまでと制限があるようです。

 

 

この時代に500MBって!

 

 

エロ動画なんて見れたもんじゃありません。。

 

 

(なので、先輩隊員からDVDのお下がりを引き継ぐらしいです(笑))

 

 

そんな生活を2年間も続けるわけです!

 

 

想像するだけでも、ノイローゼになりそう‥。

 

 

ただ、そんな生活を前にした彼らは、
全く不安視している風もなく、
むしろワクワクした雰囲気でした。

 

 

と言うのも、自分の技術で世界に貢献できるのがうれしい、とのことなのです。

 

 

なんという素晴らしい精神。

 

 

職種もそれぞれ土木、農業という、
まさに世界に誇るべき日本の技術力を、
世界の現場で発揮して頂くわけです!

 

 

これこそCOOL JAPANの象徴ではないかと言うことで、
紹介させて頂きました。

 

 

調べると、アフリカだけでも900名近くの海外協力隊の方々が居るようで、
そんな彼らは大変な生活を強いられながらも、
アフリカ全土21カ国で活躍しています。

 

 

協力隊以外でも、日本の企業や援助機関が貢献していることも多々あり、
ザンビアでは道路を建設中の日本企業の戦士にお目にかかることができました。

 

 

そして、ここタンザニアでよく見かけるのは、日本のバス。

 

 

串の坊.jpg

 

 

日本の中古車が、サインとかそのままに使われてるんです。

 

 

まだ「和食処 串の坊」ならいい方ですが、
幼稚園バスが公共バスとして使われていることも多々!

 

 

なかよし号.jpg

 

 

「なかよし号」の中は、幼稚園児仕様になっているわけで、
その中に大の大人たちがぎゅうぎゅうに押し込まれている光景は
ちょっと複雑でした。。

 


ただ、おかげさまでアフリカからの日本に対する印象はいいようで、
何事もなく無事に旅ができているのは、
そんなことが影響しているからなのかもしれません。

 


自分が世界に対して貢献できることは何なのか。

 


この1年間でしっかりと見極めたいと思います。

 

2010.07.29 Thursday | 00:14 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

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