2010.06.18
インドでぼったくりに合わない方法
インドは気を付けろ。
そう言われ続けて来たインドでの一月の旅も
終わろうとしている。
だが、今のところ奇跡的にトラブル0、体調万全。
オフシーズンのせいか、客引きが少ないと言うのもあるが、
それでもぼったくられてる人はぼったくられていた。
どうしたら、ぼったくられずに楽しく旅をできるのか?
そんな人に教えられたもんじゃありませんが、
僕らが気を遣ってることを、ちょいと紹介します。
まず、客引きかそうでないかを聞き分ける方法。
インド人は本当によく挨拶してくれるので、
それが悪意のない本当の挨拶と言うケースも多分にあります。
その聞き分け方は、イントネーション。
ハロー!\、ならば至って純粋な挨拶のケースが多い。
ハロー!/、のように、語尾上がりだと、客引きのケースが高い。
そして、客引き対策に有効なのが、目の見えないサングラス。
客引きは、こっちの如何なるスキも見逃さずに付けこんでくるので、
目の動揺を隠せるサングラスはかなりの効力を発揮する。
全く客引きを必要としていない時は、
進行方向に向かって、微動だにせず歩き、ひたすら無視。
それでも奴らは付いてくる。
そんな時は『North Korea出身だ』とつぶやく。
たいていの客引きは引いてゆく。
ただ、北朝鮮人がそんな簡単にVISAを取れないことを知ってる
頭のいい客引きには通用しない...。
宿の宛てがない時や、どうしてもリキシャに乗らなければならない時は、どうするか?
サングラスをしたまま、眼球だけを動かし、客引きを選ぶ。
客引きも人なので、目を見れば人の良さが分かる。
相手は、どちらかと言うと年配のおじいちゃんか、気の弱そうな若者を狙う。
彼らの言う価格が、予め現地人に聞いておいた相場と照らし合わせ、
ぼったくり価格かを判断する。
そして、相場価格を言われようとも、「高いよ!」と難色を示す。
すると、「いくらならいいんだ!?」と言ってくるので、
彼らの言う金額の半分位を提示する。
そうすると、その中間くらいでだいたい金額は落ち着く。
交渉中は、決してけんか腰にならずに、終始和やかなムードで進める。
「お前、その腹は喰い過ぎだから、○○ルピーでいいだろー!」など、
おちゃらけながら進め、相手を笑わせられたらこっちの勝ちだ。
これは難易度の高い技だが、
客引きに囲まれるのを逆手にとって、奴らを競りに掛ける方法もある。
囲まれたら、「お前んとこはいくらだ!?」「お前はどうだ!?」と
こっちから一気にまくし立てるのだ。
すると、たいていどんどん金額は下がる。
奴らの仕事は、とにかく人を連れて来ることだから、
最低金額くらいまで、落とすことが出来る。
但し、これは強盗の多い国では通用しない。
自ら囲まれて、ボコボコにされるのがオチだ。
まぁ、技術と言うよりも、
今のところ、トラブルに合っていないのが
ラッキーと捕えるべきなんだろう。
「安全は金で買う」と言う考え方もある。
次は、世界一危険な国、南アフリカ。
ワールドカップ開催期間中とは言え、心して掛かりたい。
南アに関しては、安全を金で買おうと思う。
2010.06.18 Friday | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
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