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【33】Argentina:アルゼンチンで見つけたCOOL JAPAN!

ウシュアイアでの思い出

 

世界最南端の街ウシュアイアは、

単に世界の果てというだけではありません。

 

 

山々に囲まれていながら、

海に面しているこの街。

 

 

Ushuaia.jpg

 

 

トレッキングも、クルーズも可能なんです。 

 

 

南極に最も近い土地ながら、

時間と料金の関係で、南極行きを断念した僕ら。

 

 

代わりに、

ビーグル水道クルーズへと参加しました。

 

 

クルーズ船.jpg

 

 

いくつか会社があるんですが、

どれも内容が異なるので、

ちゃんと吟味&値下げ交渉すべしです。

 

 

僕らはクルーズ&Flag Treeなど訪れる込み込みツアーで、

310ペソが270ペソまで落ちました。

 

 

まぁ、それでも高いですが‥。

 

 

ただ、このツアーは正解。

 

 

海鵜の島から、

 

 

うみう.jpg

 

 

シーライオンの島、 

 

 

Sea Lion.jpg

 

 

そして、、、 

 

 

ペンギン島.jpg

 

 

ペンギンの島まで! 

 

 

上陸に等しいくらいの近さで、

見れてしまいます。

 

 

マゼランペンギン1.jpg

 

 

マゼランペンギンと呼ばれるこのペンギン、 

みんなで行動していて、マジでかわいい。

 

 

マゼランペンギン2.jpg

 

 

こいつらのためにも、

地球温暖化は喰い止めなきゃと思いました。

 

 

ちなみに、ペンギンは街にもおります。

 

 

街のペンギン.jpg

 

 

そして、 ウシュアイアの象徴の灯台。

 

 

Fin del Mundo.jpg

 

 

ポルトガルの大陸最西端のロカ岬に続いて、

世界最南端、制覇です!

 

 

世界の果てまでやってきた!.jpg 

 

 

その後は、パタゴニア名物、

『Flag Tree』へと。

 

 

Flag Tree2.jpg

 

 

この木、

もちろん元々こんな形をしている訳ではなく、

パタゴニアの強風により、曲がって育ってるんです。

 

 

Flag Tree.jpg

 

 

そのぐらい、パタゴニアの強風はすごい! 

 

 

宿に戻ると、

上野山荘の愛犬トルーチャが、

さみしそうに待ってました。

 

 

トルーチャ.jpg

 

 

たぶん、おじいちゃんおばあちゃんともに他界して、

さみしくて仕方ないんだろうな。。

 

 

すぐにV字開脚で誘惑してきます(笑)

 

 

トルーチャV字開脚.jpg

 

 

そして、

上野山荘名物、

五右衛門風呂。

 

 

ドラム缶風呂1.jpg

 

 

久しぶりのお風呂。 

 

 

やっぱ日本人は風呂だぁ。。

 

 

ドラム缶風呂2.jpg 

 

 

そして、みんなでカレー曜日♪ 

 

 

カレー曜日.jpg

 

 

カレー粉、

ドイツで仕込んでおいて正解だった。

 

 

いただきます!!

 

 

カレー部.jpg

 

 

 ちなみに、

右のボンバヘッドはともや君、

我々と同じ脱サラ世界一周中です。

 

 

左は、ヒロオ君、

バイクで世界一周中の強者です。

 

 

そして奥は、ソヤン。

前述した5ヶ国語堪能の韓国人です。

 

 

この他にも、

某○○プロのプロデューサーの方や、

医者、東大生まで。

 

 

普段では出会えない人種の方たちに、

本当にたくさん出逢うことができました。

 

 

この日常ではありえない出逢いも、

旅の良さ、醍醐味だと思います。

 

 

だから旅は病みつきになりますね。

 

 

さぁ、今度は北上開始!

 

 

2011.01.28 Friday | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

世界の果てでも『日韓戦』!

 

いよいよ世界の果てへ!

 

 

かつてマゼランが発見した南米大陸の最南端、

太平洋と大西洋を結ぶマゼラン海峡をフェリーで越え、

 

 

マゼラン海峡.jpg

 

 

途中、イロワケイルカに、

祝福を受けながら、

 

 

マゼラン海峡のイルカ.jpg

 

 

さらに南へと向かうと、、、

 

 

ウシュアイア.jpg

 

 

ついに、世界最南端の街、

ウシュアイアに到着です!

 

 

Ushuaia!.jpg

 

 

ここは港町でもあり、

南極へ向かう豪華客船から小型船まで、

あらゆる船が寄港しています。

 

 

Ushuaia港.jpg

 

 

パタゴニアの果てということもあり、

あの『PATAGONIA』ブランドも、

ここまで来ると40%オフ!

 

 

PATAGONIA 40% OFF.jpg 

 

 

と言うのは冗談で、

アメリカブランドのせいか、

ほとんど見ることはありません。。

 

 

そんな世界最南端には、

『上野山荘』と言う、日本人宿があるんです。

 

 

アルゼンチン移民であった

上野のおじいちゃんとおばあちゃんが立ち上げた宿。

 

 

上野山荘看板.jpg

 

 

かつて世界最南端を目指したバックパッカーたちを、

無料で寝泊まりさせてあげていたことから始まったんだとか。

 

 

居間には、この山荘を起点に、

様々なアクティビティに従事した旅人たちの軌跡が、

写真を通じて紹介されています。

 

 

上野山荘内部.jpg

 

 

「上野大学」と呼ばれる所以も、

そこにあるみたいです。

 

 

そんな旅人に愛され続けた上野家も、

2002年におじいちゃんが他界、

去年の4月におばあちゃんもご逝去され、

今は娘さんご夫妻が運営なさってます。

 

 

いまだに、世界の果てを求め訪れる旅人が

後を絶ちません。

 

 

上野山荘厨房.jpg

 

 

まぁ、そんな宿で、

嫁はまた南京虫に喰われることになったのですが‥。

 

 

さらに、今の女性の管理人は、

はっきり言って態度がいいとは言えません。

 

 

「南京虫に喰われたんです。」

 

 

と言ったら、

 

 

「あんたが持ち込んだんでしょ!」

 

 

といった態度で、逆切れされました。

 

 

せっかく上野夫妻が築いてきた温かみが、

失われつつあるようで、残念。。

 

 

そんな世界最南端の街で、

運命の決戦を迎えた僕ら。

 

 

そう、アジア杯準決勝、

日韓戦です!

 

 

日韓戦ロゴ.jpg

 

 

これは見ない訳にいかない、

と言うことで、

ネットTVを通じて観戦!

 

 

もちろん、代表ユニ着用です。

 

 

日韓戦.jpg

 

 

同宿に韓国人の子もいて、

世界の果てでも、

日韓戦で沸きました。

 

 

そして、

見事、日本が勝利!

 

 

日韓戦後.jpg

 

 

いやぁ、やってやりました!!

 

 

負けてふてくされる

韓国人女子、ソヤン。

 

 

ソヤン.jpg

 

 

そんな彼女は18歳ながら、

英語・スペイン語・中国語・日本語・韓国語の

5ヶ国語をあやつるネイティブ。

 

 

高校卒業後、大学入学前に

世界を旅しているんだとか。

 

 

そう、韓国では、

学生時代に海外経験を踏むのは、

当たり前のことなんだそうです。

 

 

海外の大学・大学院への進学はもちろんのこと、

少なくともワーキングホリデーなどを利用して

海外経験を積む様子。

 

 

5000万人弱の人口で、

国土も日本の1/4と小さい韓国は、

思考をワールドワイドで考えないと、

国がもたないという危機意識が強いからだそうです。

 

 

徴兵制のある韓国では、

否が応でも逞しく育ち、愛国心も植え付けられます。

 

 

経済重視の現政権は、

国民に積極的にビジネスをおこすように促しており、

 

 

「30人トライして、1人2人当たれば、

それで他の人の雇用は守られる」

 

 

と、標語まで打っているぐらいだそう。

 

 

小国として自らを自覚し、

世界の中で生き残っていくために、

国と国民が危機感を持って取り組んでいるんです。

 

 

この話を聞いて、正直、危機感を覚えました。

 

 

一方の日本はと言うと、

海外へ留学する学生の数は激減。

 

 

米国ハーバード大学などを例に見ても、

現在籍者数は日本人5人に対し、

中国人36人、韓国人42人と、

大きく溝を開けられているんです。

 

 

そもそも、日本では大学選択の際に、

海外大が選択肢に入って来ること自体少ないですし。

 

 

こういった感覚を変えていかない限り、

日本はあっという間に韓国に追い付かれるのではと。

 

 

今後、日本が韓国に勝ち続けるためには、

日本も切磋琢磨する必要があります。

 

 

ユニクロや楽天が、

社内公用語を英語に変えたのも時代の流れ。

 

 

隣国、韓国に学ぶべきことは多いと、

世界の果てで感じたのでした。

  

2011.01.28 Friday | 12:27 | comments(5) | trackbacks(0) | by KOJI

風の谷のパタゴニア

 

チリはプエルトナタレスなう。

 

 

パタゴニア地方は、

アルゼンチンとチリで分割されており、

今まで巡った地は、すべてアルゼンチン側でしたが、

ついに、チリ側に入国。

 

 

南米大陸最南端まで、

徐々に近付いて参りました。

 

 

プエルトナタレス自体は、特に何もない街ですが、

ここは『パイネ国立公園』へ行く拠点の街です。

 

 

カラファテで会った日本人3人に、

スーパーで偶然にも再会を果たし、

5人そろった!ってことで、

急遽レンタカーでレッツラゴー!

 

 

レンタカー使用前.jpg

 

 

4WDです。

 

 

快晴に恵まれ、

空には虹架かっていました。

 

 

パイネから見える虹.jpg

 

 

でも、パイネは山々に囲まれた国立公園。

 

 

虹が架かってるってことは、つまり、

雨が降ってるってことでして‥。

 

 

予報じゃ、1週間くらい、

曇、ときどき、雨、ときどき、晴

って。

 

 

一体、どれじゃー!!

 

 

まぁ、それだけ山の天気は変わりやすい

ってことです。

 

 

プエルトナタレスから約120kmで、

パイネ国立公園の入口に到着。

 

 

パイネ入口.jpg

 

 

山々と、緑黄色の自然に囲まれた景観は、

これまたマイナスイオンいっぱいです。

 

 

パイネ.jpg

 

 

途中、

左右車両との間隔10cmくらいの橋を渡ったり、

 

 

パイネの吊り橋.jpg

 

 

いきなり

オートマなのにエンストしたりと、

 

 

車が故障.jpg

 

 

道中、

ドキドキなアトラクションがいっぱい。

 

 

動物もたくさん出てきます。

 

 

アルパカもどき.jpg

 

 

こいつは、グアナコと呼ばれる、らくだ課の一種。

 

 

この辺り、アフリカ大陸に似てますね。

 

 

そして、パタゴニアと言えば、これ。

 

 

パイネの風.jpg

 

 

風です!

 

 

風というより、もはや、突風。

 

 

パタゴニア地方は、

一年通じて、ものすごい風が吹いており、

特にここ、パイネ国立公園では、

極みを味わうことができるんです。

 

 

写真ではなかなか伝わりませんかね。

 

 

パイネで記念撮影.jpg

 

 

ちなみに、向かい風に煽られると、

歩いても、前に進めまないほどです(大袈裟じゃなく)。

 

 

サルト・グランデと飛ばれる滝では、

強風のせいで、水しぶきが四方八方に飛んでました。

 

 

パイネの滝.jpg

 

 

そして、ここの湖には、氷河が漂流してくるんです。

 

 

パイネの流氷.jpg

 

 

風のせいで、まるで海のような波が立ってますが、

湖です。

 

 

何百年も前の氷河が、

ここで終わりを遂げるわけです。

 

 

流氷に乗る.jpg

 

 

一緒に行ったヒロオ君が、

アイスピックで、氷を削って、、、

 

 

流氷を削る.jpg

 

 

晩酌用に、氷河を持ち帰りました。

 

 

氷を持って帰るも....jpg

 

 

が、帰路ですべて溶けることに‥。

 

 

使用後のレンタカーは、

こんなに汚れてしまいました。

 

 

レンタカー使用後.jpg

 

 

これを見て頂ければ、

どれだけ壮絶なドライブだったか、

ご想像頂けるのではと。

 

 

とにかく、パタゴニアの大自然はスゴい。

 

 

それだけです。

  

2011.01.25 Tuesday | 05:03 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

圧巻!これがパタゴニアの氷河!!

 

パタゴニアの中心、

エル・カラファテ。

 

 

僕らが、何故ここまで

長い時間バスに揺られてきたかって、

まさに、この地のため。

 

 

そう、

南米大陸、最南端に近いこの地では、

氷河を拝むことができるんです。

 

 

偶然にも、

カメラマンの方がレンタカーで向かうと言うので、

便乗させてもらうことにしました。

 

 

エル・カラファテから車で1時間程走ると、

雪もかぶっていなかった山々のあいだに、

突如として、広大な氷が眼下に広がります。

 

 

突如として氷河が....jpg

 

 

ロス・グラシアレス公園、

モレノ氷河。

 

 

モレノ氷河.jpg

 

 

その国立公園の氷河面積は、

南極、グリーンランドに次ぐ大きさを誇ります。

 

 

モレノ氷河0.jpg

 

 

高さは60mから、高いところで100mとあり、

目の前で見る迫力はハンパじゃありません。

 

 

モレノ氷河1.jpg

 

 

この氷河の一部が、雷鳴のような音と共に、

時折崩壊するシーンを目撃することができるんです。

 

 

モレノ氷河4.jpg

 

 

その自然の織り成す崩壊シーンは圧巻。

 

 

崩壊し、姿を見せる内側の圧縮された氷は、

何故か、とても青いんです。

 

 

ガリガリくん.jpg

 

 

何故、氷河が青く見えるのか?

 

 

それは、

圧縮され、空気の気泡の入っていない氷は、

青の光だけを反射し、他の色は吸収してしまうんだとか。

 

 

それが氷河が青く見える原理だそうです。

 

 

モレノ氷河5.jpg

 

 

その壮大な光景と、

大迫力の崩壊シーンを見ていると、

寒さも時間も忘れてしまうほど。

 

 

自然の織り成す神秘的な光景でした。

 

 

翌日、その氷河の上を

トレッキングすることに。

 

 

トレッキングにも、1時間ほど歩くだけのミニコースと、

1日かけて歩き回る『Big Ice』と呼ばれるコースとあったのですが、

キリマンジャロに登って味をしめてしまった僕らは、

迷わず『Big Ice』を選択。

 

 

まずは、ボートで

氷河の麓へと向かいました。

 

 

モレノ氷河クルーズ船.jpg

 

 

徐々に近づく氷河。

 

 

クルーズ船でモレノ氷河近くへ.jpg

 

 

下から見上げる氷河は、

これまた凄い迫力。

 

 

クルーズ船から見たモレノ氷河.jpg

 

 

ところどころ、

崩壊した氷河が漂流しています。

 

 

流氷.jpg

 

 

本当、ガリガリくんみたいで美味そう。。

 

 

まずは、氷河の山袖を1時間ほど歩き、

氷河の奥の方へと向かいます。

 

 

トレッキング開始!.jpg

 

 

途中、見える氷河の光景は、

これまた違った姿形をしていました。

 

 

モレノ氷河6.jpg

 

 

自然は終始、変化し、

2度と同じ姿形を見せてくれません。

 

 

だから、自然はおもしろいんです。

 

 

氷河をふんだんに感じる.jpg

 

 

氷河上陸前、

こんなキバのような装備を足に付けます。

 

 

Ice Trecking Shoes.jpg

 

 

これなら氷の上で滑ることもありません。

 

 

そして、いよいよ氷河へ上陸です!

 

 

Ice Trecking.jpg

 

 

四方八方に広がる銀色の世界。

 

 

Ice Trecking 1.jpg

 

 

時折、氷に亀裂が入っているのを目撃します。

 

 

Ice Trecking 2.jpg

 

 

奥に行けば行くほど、氷が圧縮されているので、

青の光しか反射しないんだとか。

 

 

氷の下に25mほど流れ込む滝も、

奇跡のような光景でした。

 

 

Water Fall in Ice.jpg

 

 

余りの神秘的な光景に、

嫁は終始ニヤニヤしっぱなしでした。

 

 

Ice Trecking 3.jpg

 

 

さらには、こんな光景も。。

 

 

Ice Pool.jpg

 

 

氷河の上にできたプールです!

 

 

Ice Pool 2.jpg

 

 

氷山の下に大きく亀裂が入り込み、

そこに氷河が溶けた水が溜まったもの。

 

 

飲むことだってできるんです。

 

 

モレノ氷河の水を飲む1.jpg

 

 

美味しい!本当に!!

 

 

モレノ氷河の水を飲む2.jpg

 

 

そんな絶景を前に、

ランチをとりました。

 

 

Lunch by the Ice Pool.jpg

 

 

本当に、すべてが奇跡のような光景でした。

 

 

ちなみに、表面の氷はこんな感じです。

 

 

モレノ氷河の氷.jpg

 

 

これでお酒飲んだら、美味いだろうなー、

と思っていたら、帰りのボートでこんなサービスが!

 

 

氷河の氷を使った、ウィスキーon the rockが

振る舞われたんです!

 

 

氷河の氷でon the rock.jpg

 

 

乾杯!

 

 

氷河の氷でon the rockで乾杯!.jpg

 

 

こればっかりは格別でした。。

 

 

これまで

ウィスキーそんなに好きじゃありませんでしたが、

今後、好きになりそうなぐらい。

 

 

2日続けて氷河を見に行きましたが、

正直、何日見ていても飽きない光景です。

 

 

間違いなく、

この旅の3大絶景にランクインするでしょう。

 

 

パタゴニア、

自然の凄さに圧倒されまくりです。。

 

 

2011.01.22 Saturday | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

パタゴニアの大地にて、今後の生き方について考える。

 

南米大陸南部、パタゴニアまでの道。

 

 

それは、果てしなく長い旅でした。

 

 

ブエノスアイレスから、パタゴニアの入口の街、

バリロチェまでバスで24時間弱。

 

 

そんなバリロチェから、氷河の見れるエル・カラファテまでも、

28時間強のバスの旅です。

 

 

その分、バスも快適で、食事もドリンクも、

映画の上映もあり、まるで飛行機のよう。

 

 

道中、見れる光景は、ずーっとこんな感じ。

 

 

パタゴニアの光景.jpg

 

 

果てしなく続く青い空と、緑豊かな大地。

 

 

時に、湖も姿を現します。

 

 

カンパナリオの丘3.jpg

 

 

太陽は、アフリカにまでは及ばないまでも、

とてつもない輝きを放っています。

 

 

朝焼けもこんな感じ。

 

 

カラファテの朝焼け.jpg

 

 

とにかく、自然の凄さを

五感で感じることができます。

 

 

夜行バスの道中、

雷に見舞われたこともありました。

 

 

これは、イメージですが、

まさにこんな光景を目の当たりに。

 

 

雷.jpg

 

 

 何もない大地ゆえに、

バスに落ちるんじゃないかとヒヤヒヤしながら、

とにかく『落ちませんように!』と、祈ってました。

 

 

こんな大自然を前にしては、

一人の人間の力なんて余りにも非力‥。

 

 

そんな非力な一人の人間として、

今後の人生をどう生きるかについて、

頭の中ではずーっと考えていました。

 

 

なんの信仰心もなく道標もない中、

どんな道を築いていくべきなのか。

 

 

ただ、この世に生を受けた限り、

人それぞれ何かしらの役割があるんじゃないかと、

思うわけです。

 

 

もっと言うと、これまで学生時代も含めると

50カ国以上の国々を見て回りましたが、

時代によって国ごとに役割(得意分野)がある気がします。

 

 

今後、日本が、

国際社会の中でどんな役割を担うべきなのか。

 

 

そんな中で、一人の日本人として、

何に取り組むべきなのか。

 

 

そんなことを、いつ頃からだったか、、、

旅に出るずーっと前から考えてます。

 

 

なんで、この旅のテーマも、

ジャパン、ジャパン言ってる訳でして。

 

 

ただ、そんな日本はと言えば、、、

 

 

首相がぽんぽん変わり、

ねじれてばかりで何も進展しない日本政府。

 

 

累積債務も限りなく膨れ上がり、破綻寸前。

 

 

家計も不景気に直面し、

いよいよ収入が減り、格差が拡大。

 

 

増える犯罪、自殺者‥。

 

 

一体、何に希望を持ったらいいのか分からない中、

やみ雲に目の前の仕事に追われる毎日と‥。

 

 

ニュースや新聞を見ていても、

何一ついいニュースが入ってきません。

 

 

ただ、旅をしていると、

日本の悪いところと同時に、

良いところもたくさん見えてきます。

 

 

世界の果てまで浸透している、

TOYOTA、SONYを始めとした日本のメーカー製品。

 

 

世界各地のインフラ整備に利用されている、

日本の土木、建築技術。

 

 

世界でブームと言っても過言ではない、

SUSHIを始めとした日本食。

 

 

ムーブメントを巻き起こしつつある、

マンガ、アニメを始めとした日本のポップカルチャー。

 

 

そして、世界でも評価の高い、

日本のきめ細かいサービス。

 

 

等など。

 

 

日本には、世界に誇るべき

「技術」や「文化」、「サービス」が

たくさんあるんです。

 

 

日本は島国のおかげか、

ガラパゴス携帯と呼ばれる携帯電話もあるように、

日本独自に発展した産業が多数存在します。

 

 

日本だけで下手に1億人以上もいるマーケットなので、

これまでは国内マーケットだけでも、十分だったかもしれませんが、

人口減の時代を迎える日本において、

今後、パイを海外に拡大していくのは必須。

 

 

単に海外に出ていないだけであって、

世界に貢献できる日本のモノ・サービスは

まだまだ眠っているはずです。

 

 

そのためには、日本人一人ひとりが、

グローバルな発想を持たなければなりません。

 

 

当然、英語力も。

 

 

ただ、極東の小国である日本が過去、

奇跡とも思える高度経済成長を成し遂げたように、

 

 

勤勉で順応性の高い日本人なら、

必ずやパラダイムシフトを実現できると思います。

 

 

そのために、旅でも、留学でも、

一度、海外に身を置くことは、

その感覚を身に付けるのに

一番手っ取り早い手段ではないかと。

 

 

自分も含め、変わるべき時が

いよいよ訪れている気がします。

 

 

旅も終盤に来て、

そんなことを本格的に考え始めました。

 

 

今後も、徐々にですが、

自分の考えていることを

アップしていく(つもり)です。

 

 

生意気な書き方で恐縮ですが、

すべて自分への戒めとして書きましたので、

ご容赦頂ければと。

 

 

そんなこと考えながら到着したパタゴニアは、

この上なく青い空で、僕らを迎えてくれたのでした。

 

 

バリロチェ0.jpg

 

 

バリロチェ2.jpg

 

 

本当、大自然を前にすると、

頭がすこぶる働くんです。

 

 

きっと、自然のパワースポットなんでしょうね。

 

 

衝撃的な自然の織り成すショーについては、

また次回。

 

 

つづく。。 

 

2011.01.19 Wednesday | 11:29 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

世界三大瀑布、最後の『イグアスの滝』へ!

 

遡ること、

アメリカ横断の旅路に訪れた

ナイアガラの滝、

 

 

この旅で訪れたアフリカで、

111mのバンジージャンプに挑戦した、

ヴィクトリアの滝、

 

 

残る『世界三大瀑布』は、

南米のイグアスの滝、

のみ。

 

 

ついに、その3つを制覇する時が、

やって来ました!

 

 

イグアスの滝入口.jpg

 

 

イグアスの滝へやって来ました!

 

 

イグアスの滝は、

ブラジルとアルゼンチンのあいだに位置するのですが、

今回、僕らが訪れたのは、

アルゼンチン側のプエルト・イグアス。

 

 

ちなみに見える景色の違いは、、、

 

 

ブラジル側からは、

滝全景が拝めるのに対して、

 アルゼンチン側からは、

迫力ある至近距離からの光景が拝めます。

 

 

その国立公園内は、

キレいに整備されてました。

 

 

イグアスの滝園内.jpg

 

 

自然のままに残されている、

 アフリカのヴィクトリアの滝とは対照的です。

 

 

公園内はだだっ広いので、

トロッコ電車で移動できます。

 

 

トロッコ列車.jpg

 

 

道中、イグアナに遭遇したり、 

 

 

イグアナ.jpg

 

 

見たことのない鳥を観たり、

 

 

イグアスで出会った鳥.jpg 

 

 

ハナグマが現れて、

 

 

ハナグマ1.jpg

 

 

エサのおねだりをされたり。 

 

 

ハナグマ2.jpg

 

 

そして、ついにその姿を現した、

イグアスの滝! 

 

 

イグアスの滝0.jpg

 

 

それは、トロピカルな雰囲気ただよう、

いかにも南米の滝って感じでした。 

 

 

イグアスは真夏!.jpg

 

 

ってか、アルゼンチンサイドからでも、

充分、 パノラマビューを楽しむことができましたよ。

 

 

イグアスの滝1.jpg

 

 

スゴいのが、道が整備されているゆえ、

どんどん滝に近づくことができること。

 

 

イグアスの滝4.jpg

 

 

真横からも拝むことができます。

 

 

イグアスの滝.jpg

 

 

仕舞いには、

滝の水しぶきを思いっきりかぶる

こんなところにまで!

 

 

イグアスの滝3.jpg

 

 

その迫力と言ったらハンパじゃありません!

 

 

歩いてこの至近距離まで近づけるのは、

イグアスの滝ぐらいじゃないでしょうか?

 

 

さらにスゴい体験をさせてくれるのが、

これ↓

 

 

イグアスの滝ボート.jpg

 

 

滝壺付近まで連れて行ってくれる

ボートライドです!

 

 

バンジーも飛んだ身としては、

こんなアドレナリン発散できそうな代物、

、乗らない訳にいきません。

 

 

と言うわけで、早速乗船。

 

 

いざ、乗船.jpg

 

 

船内は、アドレナリンを求める

世界中からの観光客でいっぱいです。

 

 

乗船完了!.jpg

 

 

そして、レッツラゴー!

 

 

イグアスの滝へ向かうボート.jpg

 

 

イッターーー!!

 

 

イグアスの滝へ突っ込む1.jpg

 

 

マジで飲み込まれそー!!!

 

 

イグアスの滝へ突っ込む2.jpg

 

 

ってか、

本当、そこまで近づくかっていうぐらい近づきます!!!

 

 

なので、

パンツん中までビッチャビチャです!

 

 

イグアスの滝でビッチャビチャ.jpg

 

 

その時の様子は、追ってYouTubeで。

 

 

とにかく、ハンパじゃなかったです。。

 

 

最後に訪れた、

イグアスの滝で最大深度を誇る

『悪魔の喉笛』と呼ばれる場所では、

虹が架かっていました。

 

 

悪魔ののどぶえ(虹)1.jpg

 

 

こんなにくっきり。

 

 

悪魔ののどぶえ(虹)2.jpg

 

 

これで、

世界三大瀑布、制覇です!

 

 

 

 

 

こうして振り返ると、、、

 

 

整然と流れ落ちるパノラマビューが美しい、

ナイアガラの滝。

 

(全長約950m、最大落差55m)

 

 

ナイアガラの滝.jpg

 

 

そのネイチャー感をふんだんに感じられる、

ヴィクトリアの滝。

 

(全長1708m、最大落差108m)

 

 

ヴィクトリアの滝.jpg

 

 

そして、

その自然のダイナミックさを諸に味わえる

イグアスの滝。

 

(全長4000m、最大落差82m)

 

 

イグアスの滝.jpg 

 

 

どれも甲乙つけがたいですが、

個人的には今回のイグアスの滝のインパクトが、

最も強かったです。

 

 

ちなみに、

ユネスコの世界遺産に登録されているのは、

イグアスの滝と、ヴィクトリアの滝のみで、

ナイアガラの滝は登録されていないようです。

 

 

さぁ、これで、

パワースポットでの充電を完了できたので、

残り3カ月を突っ走ります!

 

 

パタゴニアに向けて

南下開始!!

 

2011.01.11 Tuesday | 11:30 | comments(2) | trackbacks(0) | by KOJI

いよいよ旅終盤!南米編スタート!!

 

長かったヨーロッパの旅を終え、
年明け早々、アルゼンチンはブエノスアイレスへ飛んで参りました。

 

 

いよいよ旅も終盤、残り3ヶ月強。
南北アメリカ大陸の旅がスタートです。

 

 

それにしても、完全にナメてました。

 

 

ブエノスアイレスは、
想定外にファッショナブルなシティでした。

 

 

まずは、その都会ぶり。

 

 

ブエノスアイレス.jpg

 

 

それもそのはず。

 

 

都市圏人口は1307万人と、リオデジャネイロの1195万人を凌ぎ、
東京の1305万人とほぼ変わりないほどですから。

 

 

そして、世界のグローバルシティランキングでも22位で、
南米では1位を獲得しているほどです。

 

 

街のショップは、はっきり言って超洗練されてます。

 

 

街角のショップ.jpg

 

 

シャレたインテリアショップ.jpg

 

 

インフレで若干、値上がりしてますが、
ヨーロッパみたいにブランド代で無駄に高いこともない分、
お買い得。

 

 

パレルモ地区と呼ばれる。
日本でいう代官山のようなエリアもありました。

 

 

パレルモ地区.jpg

 

 

街往く人たちもシャレてて、
南米のイメージ一気にアップ!

 

 

街角の女の子.jpg

 

 

そして、アルゼンチンと言えばのタンゴ。

 

 

街中タンゴ.jpg

 

 

街中の公園では、白昼からタンゴを披露してました。

 

 

そこら中、ラジオから音楽が流れてるし♪

 

 

極めつけは、食。

 

 

アサード1.jpg

 

 

肉!

 

 

アサード3.jpg

 

 

肉!!

 

 

アサード2.jpg

 

 

やっぱ肉!!!

 

 

マックもこんなハンバーガー出してるくらいですから。

 

 

McANGUSU.jpg

 

 

そう、アルゼンチン人、肉大好きなんです。

 

 

しかも、結構美味いときた。

 

 

さらには、ワインも産地とあって美味。

 

 

アルゼンチンワイン.jpg

 

 

燦々と輝く太陽に、ラジオから流れる音楽♪
そして、美味い肉にワイン。

 

 

南米にキタ―!って感じがします。

 

 

そんなブエノスアイレスでは、
タイで出会ったアルゼンチン人の家に
お世話になってます。

 

 

彼女の名前はテレ。

 

 

TELE.jpg

 

 

タイのバンコクからチェンマイへのバス内で、
席が隣り合わせだったのが始めの出会い。

 

 

その後、チェンマイの宿が3人部屋しか空いてなくて、
いきなりルームシェアをすることになったのです。

 

 

だからチェンマイではほぼ行動を共にしてた仲。

 

 

『ブエノスアイレスに来ることがあったら連絡してね!』

 

 

と言い残して別れてから、早9ヶ月。

 

 

試しに連絡してみたら、本当に会えることになり。

 

 

さらには、友達とシェアハウスを始めており、
彼女の部屋を我々に提供までしてくれまして。

 

 

それがまた、バルコニーにハンモックも付いてるような、
映画に出てくるような家なんです。

 

 

TELE宅ベダンダ.jpg

 

 

朝には、テレがコロンビアコーヒーを出してくれ、

 

 

TELEがコーヒーを.jpg

 

 

束の間のシェアハウス生活を満喫。

 

 

TELE宅にて.jpg

 

 

旅に出る前までは、バリバリキャリアウーマンだった彼女も、

帰国後は、週3~4日勤務の仕事に転職した様子。

 

 

それでも政府系だからスゴいのですが‥。

 

 

ただ、旅を経てリラックスの仕方を得たという彼女の生活は、

見ていても心地いい感じがしました。

 

 

それにしても、、、

 

 

あの時、タイであの夜行バスに乗ってなければ、
テレと出会うことはなかったろうし、
こうしたブエノスでの生活をできることもなかったと思うと、
本当にすべては奇跡がもたらしている気がします。

 

 

ただ、

 

 

シリアでビザを取れた人と、取れなかった人、

 

 

天候で足止めを喰らう人と、そんな中でも移動できた人、

 

 

一体何が違うんだろうと。

 

 

そこに何か差はあるのか?と。

 

 

それらはすべて運命によって導かれてるんじゃないかと思う、
今日この頃。

 

 

時に、努力とか全く関係なく、
自分の力じゃどうしようもない時ってあるんですよね。

 

 

そんな時は、その定めに素直に従えば、
それはそれでいいことがあるんじゃないかと。

 

 

そんな心持ちで、
残り3ヶ月旅を続けてゆきます。

 

2011.01.10 Monday | 02:51 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

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