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【23】Israel:イスラエルで見つけたCOOL JAPAN!

世界の美女を探せ!イスラエル特集編

 

エルサレム、そして、パレスチナと、

重いブログが続いていましたので、

死海に続き、今回もかなりライトな内容です。

 

 

題して、

『世界の美女を探せ!』

イスラエル特集編です。

 

 

せっかく世界を一気に回って見る機会なので、

いくつかのテーマを絞って比較をしているのですが、

その内の一つのテーマがこの企画。

 

 

これまで撮り貯めてきた写真があり、

何かの機会に発表しようと思っていたところ、

イスラエルで一気に集まってしまいました。

 

 

そう、ここイスラエルは美人の宝庫でもあるんです!

 

 

ちなみに、世界のイケメンも最初は撮っていたのですが、

旦那の僕が言うのもなんですが、

嫁の見る目が余りにも悪いので、途中で断念。。

 

 

とりあえず、イスラエルまでの美女を発表したいと思います。

 

 

※僕と嫁の"独断と偏見"で美人と認定しているため、

ある種の偏りが出ているかと思いますので、ご了承くださいませ。

 

 

まずは、タイ。

 

 

タイ美人.jpg

 

 

はっきり言ってあまりタイ人っぽくはないのですが、

目がとても綺麗だったので、タイ美人に認定。

 

 

続いて、ラオス。

 

 

ラオス美人.jpg

 

 

ラオスは、みんな素朴すぎて、見付けるの大変でしたが、

中でもこの人は素朴の中にも華があってステキでした。

 

 

続いて、中国。

 

 

中国美人.jpg

 

 

中国は上海やマカオ等に行けばたくさん美人がいると聞きますが、

僕らが訪れた昆明、成都の雲南では、なかなか見付けるのが大変。。

 

 

そんな中、バスから降りてきた今どきな感じの子を、激写!

写真慣れしてる感じでしたねぇ。

 

 

たぶんモテるんだと思います。

 

 

続いて、チベット。

 

 

チベット美人.jpg

 

 

ちょっと写真映りが悪いのですが、

凛とした素敵な子でした。

 

 

続いて、ネパール。

 

 

ネパール美人.jpg

 

 

アジアから徐々に人種が変わり、

美人の基準が分かりにくくなってくるのですが、

ネパールで見付けたのは唯一、この方でした。

 

 

そして、インド。

 

 

インド美人.jpg

 

 

ボリウッド映画ではびっくりするくらいキレイな人が出演してますが、

街中でそれ級の人を探すのは至難の業。。

 

 

この方は、タージマハルホテル系列で働かれているエリート女性。

 

 

あまり上手く撮れませんでしたが、

知性がにじみ出る美女でした。

 

 

そして、アフリカに突入。

 

 

まずは、南ア。

 

 

南アフリカ美人.jpg

 

 

南アはワールドカップ期間中で、世界中から美女が終結。

 

 

この方、南ア人か分からないのですが、たぶん現地の人。

 

 

とびっきりの美人でした。

 

 

そして、どんどんコアなアフリカへ。。

 

 

ナミビア。

 

 

ナミビア美人.jpg

 

 

ヒンバ族の子です。

 

 

生まれてから一度も風呂に入らないという彼女たち。

 

 

もはや、美を通り越して、芸術でした。

 

 

ただ、この辺りから、美人の基準が分からなくなり。。

 

 

ザンビア、タンザニア等は見付けることができず。。。

 

 

一気に飛んで、ヨーロッパです。

 

 

ただ、美の基準で混乱をきたしてしまった僕らは、

ヨーロッパではなかなかシャッターが弾まず‥。

 

 

唯一シャッターを切ったのが、

オランダのチーズ工場で働くこの子。

 

 

オランダ美人.jpg

 

 

写真では分かりにくいですが、天使みたいな子でした。

 

 

そして、イスラエルに飛びます。

 

 

はっきり言って、シャッター切りまくりでした。

 

 

テルアビブももちろんのこと、

エルサレムの新市街は本当に美人が多い!

 

 

第一美人。

 

 

イスラエル美人1.jpg

 

 

顔の傾かせ方とか、モデル級。

 

 

本当、キレイなお姉さんって感じの方でした。

 

 

第2美人(たぶん姉妹)。

 

 

イスラエル美人4.jpg

 

 

特に左の子がかわいかった。

 

 

その後に一緒に居た友達とかも、みんなかわいいから驚き。

 

 

第3美人。

 

 

イスラエル美人6.jpg

 

 

いかにもユダヤ人って感じの子。

 

 

ナチュラルな笑顔には魅せられます。

 

 

第4美人。

 

 

イスラエル美人9.jpg

 

 

この人、写真じゃ面長に映っちゃってますが、

実際はそんなことはなく、

スタイルも顔立ちもすべてがモデル級。

 

 

非の打ちどころがない美人って感じでした。

 

 

第5美人。

 

 

イスラエル美人3.jpg

 

 

眼鏡に負けない美を放ってます。

 

 

第6美人。

 

 

イスラエル美人11.jpg

 

 

性格も最高にいいアラブ人の子です。

 

 

ニューハーフっぽく撮ってしまった自分の腕を嘆きます。。

 

 

第7美人。

 

 

イスラエル美人12.jpg

 

 

イスラエルではソバージュ流行ってるっぽいです。

 

 

第8美人。

 

 

イスラエル美人7.jpg

 

 

この子、魔性の雰囲気がありました。

 

 

たぶん男、引く手数多だと思います。

 

 

第9美人。

 

 

イスラエル美人10.jpg

 

 

もはや軍人さんまでキレイ。

 

 

まぁ、イスラエルは兵役があるので、

美人がそのまま兵についているだけなのですが。

 

 

そして、こっからが自分の認定する

イスラエル美女ベスト3です!

 

 

嫁のブログでも、彼女の認定するベスト3が発表される予定なので、

男女の視点でどう変わるか、楽しみにしててください。

 

 

まずは、ナンバー3!

 

 

イスラエル美人2.jpg

 

 

最初に撮影した美人の方で、

はじめ眼鏡をかけていたのですが、

それを外して、カメラに向けてポーズを撮る素振りは、

セクシーそのものでした。

 

 

続いて、ナンバー2!!

 

 

イスラエル美人8.jpg

 

 

キリリと閉まった顔は、美人の一言。

 

 

メイクもばっちりですが、

きっとノンメイクでも美人。

 

 

髪のなびき方とか、なんでこんな絵になるんでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

そして、栄えあるナンバー1は!!!

 

 

 

 

 

 

 

イスラエル美人5.jpg

 

 

とあるショップの店員さんに決定です!

 

 

この子、どうしても撮影したく、

この店の前を行ったり来たりすること30分。

 

 

あまりにも怪しいうちらの行動に、

向こうから声を掛けて来てくれ、

写真を撮らせてもらいました。

 

 

顔立ち、スタイル、ポーズ、フェロモン共に、

最高レベルでした。

 

 

いやぁ、素晴らしかった。

 

 

と、自分たちのことを棚に上げて、

勝手につらつらと述べさせて頂きましたが、

とにかくイスラエルはレベルが高かったです。

 

 

勝手に評論させて頂いたご無礼をお許しください。。

 

 

イケメンはイタリア。

美女はイスラエルっすね。

 

 

 

皆さんはどうお感じになりましたでしょうか?

 

 

そうこう思っている間に通ったシリア。

 

 

これもまたレベルが高かったのでした。

 

 

美人探しの旅は、まだまだ続きます。

 

2010.11.21 Sunday | 19:56 | comments(3) | trackbacks(0) | by KOJI

死海で泥パックして、浮いてみた!

 

毎日が勉強のエルサレム滞在でしたが、

イスラエルの魅力はそれだけに留まりません。

 

 

そう、あのミネラルたっぷりと言われる

『死海』があるのも、イスラエルなんです。

 

 

正確に言うと、死海はイスラエルとヨルダンの間。

 

 

昔は海だったと言われており、

地形の変化で湖となった訳ですが、

この地方、極端に降水量が少なく、かつ気温が暑いため、

水が干上がっていき、通常の海水以上の塩度を持つようになったんだとか。

 

 

その塩度と言ったら、約30%!

 

 

通常の海水の10倍です。

 

 

実際にこの目にしてみると、ものすごいキレイな湖。

 

 

イスラエル側死海.jpg

 

 

ここへは、イスラエル国境越えを共にした、

日本人6人で足を運んだのですが、

ヨルダン側の死海にも足を運んだ人曰く、

イスラエル側の方がゴミも少なく、ビーチは圧倒的にキレイ!

とのことです。

 

 

みんなで死海へ!.jpg

 

 

イスラエル側には、SPAがあり、

使用料69シェケル(約1500円)かかるのですが、

死海と硫黄の温泉もあり、泥パックも使い放題!

 

 

と言うわけで、思いっきり塗りたぐってやりました。

 

 

泥人間完成.jpg

 

 

バックと撮ると、もはや芸術です。

 

 

泥人形.jpg

 

 

ブルーマンズ、ならぬ、ドローマンズ完成!

 

 

ドローマンズ.jpg

 

 

その状態で、死海のビーチへ。

 

 

いざ死海へ.jpg

 

 

死海の水は、驚くほど透き通っており、

泥で入るのもはばかれるくらいでした。

 

 

死海岸辺.jpg

 

 

塩度が濃すぎて、

ビーチ際は塩が固まりだしてます。

 

 

そんなビーチをみんなぷかぷか。

 

 

みんな死海でぷかぷか.jpg

 

 

本当に驚くほど浮くんです!

 

 

死海でぷかぷか.jpg

 

 

新聞だって読めちゃうくらい!

 

 

死海で新聞.jpg

 

 

塩柱も出来てました。

 

 

死海の塩柱.jpg 

 

 

いやぁ、本当に浮くんですね。

 

 

死海って。

 

 

でも、塩があらゆる傷口を刺激してくるので、

長居してると、痛くって仕方ありません。

 

 

僕は何故かあそこが痛くなって、

30分と持ちませんでした(笑)

 

 

でも、ミネラルたっぷりの泥と死海の水で、

肌はつやつやになったはず(!?)

 

 

イスラエルは魅力満載ですね。

 

 

続いては、イスラエルの美人特集です。

 

 

続く。。

 

 

 

2010.11.20 Saturday | 08:16 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

オリーブ山の平和の使者~イブラヒムとパレスチナ問題について


エルサレムでの滞在は、この旅の中でも格別なものでした。

 

 

それも全て、宿泊させてもらった家のおかげ。

 

 

イブラヒムピースハウス。

 

 

イブラヒムピースハウス看板.jpg

 

 

エルサレムの旧市街を拝むオリーブ山にある、
アラブ人のイブラヒムさんのお家です。

 

 

イブラヒムさん.jpg

 

 

ハウスと呼ぶのは、宿代を徴収している訳ではないため。

 

 

ベッドも洗濯機もインターネットも自由に使っていいのですが、
すべては宿泊客の寄付で生計を立てています。

 

 

イブラヒムさんは、パレスチナ人のおじいちゃんなのですが、
言ってしまえば、パレスチナのダライ・ラマのようなお方。

 

 

 

徹底した武力反対の姿勢で、パレスチナ問題を始め、
世界中で和平活動に取り組む活動家の方です。

ピースハウスの入口には、世界中の新聞で取り上げられている
イブラハムさんの記事で敷き詰められています。

 

 

イブラハムピースハウス玄関.jpg

 

 

正直、こんな方にお会いできるだけでもスゴイことなのに、
その方のお家に泊めて頂けて、かつ、手料理食べ放題!

 

 

このイブラヒムおじいちゃん、
とにかく人にモノを食べさせることが大好きなんです。

 

 

僕らも、家に到着するや否や、

 

 

『Welcome!』

 

 

と、大声で迎えてもらったのですが、

 

 

二言目が、

 

 

『EAT!!』

 

 

三言目が、

 

 

『FOOD!!!』

 

 

なんです(笑)

 

 

鬼の国境越えの後でしたので、
その温かい出迎えに僕らは早速、感激してしまいました。

 

 

が、しかし。。

 

 

おじいちゃんの味付け、とにかく塩辛い!

 

 

しかも、この到着した日に作っていたスープが、
いつも以上、と言うか、尋常じゃない辛さだったんです!!

 

 

激塩辛スープ.jpg

 

 

正直、死海の水で作ったんじゃないかと思うくらいの辛さ。。

 

 

国境越えを共にした日本人6人でお邪魔したのですが、
感激した矢先、全員絶句。。

 

 

ウェルカムミール.jpg

 

 

でも、これを食べればイブラヒムさんと交流できる、と、
登竜門だと考え、なんとか大半を平らげました。

 

 

その後の料理は、ちょっと塩辛いかな、くらいでしたので、
やっぱりその時の味付けは、
塩加減を間違えてしまったんだと思います。

 

 

間違え過ぎだろ!って感じでしたが(笑)

 

 

それでもイブラヒムさんを慕って、世界中から旅人、
並びにジャーナリストの方がここには訪れてます。

 

 

パレスチナのダライ・ラマ、または、マザー・テレサ、

 

と呼んでも過言ではない程のオーラが放たれています。

 

 

彼の頭に虹色のリングが掛かっている昔の写真もありました。

 

 

イブラヒムの昔.jpg

 

 

そんなイブラヒムさんは、前述の通りパレスチナ人。

 

 

ここイスラエルで、現在進行形で問題になっているパレスチナ。

 

 

この地を訪れた限り、否が応でも直面しなければならない問題です。

 

 

重いですが、これも自分の備忘録としてここに記します。

 

 

世界中で迫害を受けたユダヤ人が、ユダヤ人独立国家の創設を求め、
イスラエルに回帰し始めたのが19世紀末期。

 

 

イギリスは、第一次世界大戦で、ユダヤ人の協力を仰ぐことを約束に、
ユダヤ人国家建設への約束をします。

 

 

大戦で勝利したイギリスは、
国際連盟からパレスチナの委任統治を認められ、
世界各地からユダヤ人を入植させました。

 

 

しかし、当時オスマン・トルコとも戦っていたイギリスは、
アラブの協力を取り付けるべく、シリア、パレスチナ、アラビア半島を
アラブ人のモノとして認める覚書も送っていたんです。

 

 

戦争に勝ちたいがために、イギリスが両者にいい顔をしてしまった。

 

 

これがパレスチナ問題の発端です。

 

 

その後、入植し始めたユダヤ人と、
先住民のアラブ人(パレスチナ人)との間で、紛争が勃発します。

 

 

手に負えなくなったイギリスは、問題を国連に委ねます。

 

 

これを受け、1948年、
国連はパレスチナをアラブとユダヤの2国に分け、
聖地エルサレムは国債管理に置く決議を採択。

 

 

しかし、それを不服に感じたアラブとユダヤとの間に、
中東戦争が勃発します。

 

 

4度の戦争を経て、1993年、アメリカが仲介役を務め、
イスラエルとPLO(パレスチナ解放機構)との間で和平交渉が成立。

 

 

1996年からアラファト議長によるパレスチナ自治政府がスタートし、
共同した歩みをし始めたかのように見えました。

 

 

しかし、その後も和平の歩みは挫折を繰り返し、
2004年のアラファト議長が死去。

 

 

2006年にパレスチナ総選挙でハマースが政権を獲得しますが、
イスラエルはそれをテロ組織と見なし、関係は悪化の一途を辿ります。

 

 

イスラエルとパレスチナを分断する『分離の壁』が建設され、
両者の関係は新時代を迎えています。

 

 

パレスチナ自治区.png

 

 

その『分離の壁』へ、訪れて参りました。

 

 

分離の壁1.jpg

 

 

分離の壁2.jpg

 

 

分離の壁3.jpg

 

 

ベルリンの壁が崩壊して、20年以上経ちますが、
未だに人は、同じ人類でありながら、区切ろうとするんですね。

 

 

この壁の建設で、イスラエルはパレスチナへの物資の供給などを絶ち、
兵糧攻め、そして、ガザ地区などへは攻撃までも仕掛けています。

 

 

テロの数は減ったらしいですが、
攻撃によるパレスチナ人の死者の数は増え続けています。

 

 

そこには前ブログで記述したように、
宗教的な背景や、3つの宗教にとっての聖地問題など、
様々な問題が絡んでいるわけですが、

 

 

イスラエルは、自分たちが過去に受けた迫害と同様なことを、
パレスチナに対して行っているわけです。

 

 

知り合いのユダヤ人のおじさんにも話を伺いましたが、
テロに対する防衛だから仕方がないと話をしていました。

 

 

確かに、そうかもしれません。

 

 

ただ、現状を見る限り、圧倒的に弱い立場のパレスチナを
イスラエルがいびっているようにしか見えません。

 

 

唯一の被爆国である日本が、
他国に原爆を落とすことをするでしょうか?

 

 

ユダヤ人は迫害を受け続け、その痛みを知っている民族として、
同じ過ちを繰り返さないよう、務めることができる立場にあると思います。

 

 

イブラヒムは、僕らが去る日の朝、
朝食を振る舞ってくれながら、こう話してくれました。

 

   

イブラヒムの講話.jpg

 

 

『武器は血しか生み出さない。

武器を買うお金があるなら、

子供たちに食べ物を提供しよう。』

 

 

『もはやユダヤ教、キリスト教、イスラム教は関係ないんだ。
 私たちは同じ星の下、同じ神の下の人間に過ぎない。』

 

 

『今こそお互いが思いやりの心を持って、接するべき時なんだ。』

 

 

イスラエルに対する恨み節はいくらでもあるはずの
パレスチナ人である彼から発せられる言葉は、重かったです。

 

 

そして、帰り際、彼の身に着けていたシマーグ
(アラブ人が頭に掛けている布)をプレゼントしてくれ、
こう呟いてくれました。

 

 

『You are like my children.』

 

 

イブラヒムからのプレゼント.jpg

 

 

滞在期間中、本当に家族のように接してくれたイブラハムおじいちゃん。

 

 

英語の分からかった同僚も、
彼から発せられる言葉から何かしらを感じて、
最期は全員して涙をしていました。

 

 

日本にいると、
イスラエルサイドのニュースばかり耳にするパレスチナ問題。

 

 

実態を知ることで、感じ方も大きく変わりました。

 

 

まずは知ることから。

 

 

実際にこの目で見て分かったこと、感じたことの、
ありのままをここに綴りましたが、

 

 

皆さんも機会があったらここエルサレム、
そしてパレスチナへも是非、訪れてみてください。

 

 

その際には、是非「イブラヒムピースハウス」へ。

 

 

忘れかけていた平和への探求心、ありがたさ、
そして、民族・宗教を超越した人の温かさに、
触れることができます。

 

 

イブラハムおじいちゃん、本当にありがとう。

 

 

イブラヒムと記念撮影.jpg

 

 

オリーブ山より平和を祈願して。。

 

2010.11.17 Wednesday | 10:15 | comments(4) | trackbacks(0) | by KOJI

聖地エルサレム

 

無事にイスラエルの国境越えを果たし、
向かった先は、聖地エルサレム。

 

 

エルサレム.jpg

 

 

エルサレムは、
古代イスラエル・ユダ王国の都であり、
キリストが処刑された場所であり、
ムハンマドが昇天した場所でもあり、

 

 

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、
3つの宗教にとっての聖地です。

 

 

街中(旧市街)は、3つの宗教、4つの人種によって区分けされ、
そんな中、お互い均衡を保って(見て見ぬフリをして)
暮らしているから、本当に不思議な雰囲気が漂ってます。

 

 

ユダヤ教徒。

 

 

ユダヤ教徒.jpg

 

 

キリスト教徒。

 

 

キリスト教徒.jpg

 

 

イスラム教徒。

 

 

イスラム教徒.jpg

 

 

それを象徴する場所が、この嘆きの壁&岩のドーム。

 

 

嘆きの壁&岩のドーム.jpg

 

 

元々、ユダヤの信仰の中心エルサレム神殿が建っていたのですが、

ローマ軍によって破壊され、その後イスラム教が侵略している間に

現在のモスクが建てられた場所です。

 

 

かつてのエルサレム神殿の外壁の一部が残されており、
敬虔なユダヤ教徒は日々この地を訪れ、お祈りをしています。

 

 

嘆きの壁の前で祈る1.jpg

 

 

嘆きの壁の前で祈る2.jpg

 

 

嘆きの壁の前で祈る3.jpg

 

 

ユダヤ教徒のおじさん.jpg 

 

 

そのいでたちと言ったら、ハリーポッター級です。 

 

 

預言者ムハンマドが一夜にして昇天した場所に建てられている
奥の岩のドーム(モスク)へは、イスラム教徒のみ入場可能。

 

 

そして、かつてのイエス・キリストが教えを講じ、
処刑され、復活し昇天したとされるのもここエルサレム。

 

 

聖墳墓教会と呼ばれる、キリストのお墓もあれば、

 

 

キリストの墓.jpg

 

 

処刑前夜に使途を集めて食事を採ったとされる、
あの『最後の晩餐』の建物も残っています。

 

 

最後の晩餐の建物.jpg

 

 

『最後の晩餐』部屋↓

 

 

最後の晩餐.jpg

 

 

ミケランジェロの『最後の晩餐』は見れませんでしたが、
聖地で本物の場所を見ることができました。

 

 

ゆえに、世界中からキリスト教徒がこの地を訪れ、
キリストの処刑された際、辿った道のりを巡礼します。

 

 

キリスト教徒の巡礼.jpg

 

 

その数と言ったら圧倒的。

 

 

正直、恐ろしさすら感じました。

 

 

ここまで人々を魅了するエルサレムとは一体何なのか?

 

 

自分の備忘録としても、ここに記したいと思います。

 

 

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は一神教で、
すべて同一の神を信仰しています。

 

 

元々、これらすべての宗教の始まりは、
ユダヤ人、並びにアラブ人の祖とされるアブラハムが、
神からエルサレムの地を与えられたことに遡ります。

 

 

紀元前1280年頃、
シナイ山にてモーゼが十戒を授かり、旧約聖書が誕生。

 

 

ユダヤ教の信仰が始まります。(正確には十戒とは別)

 

 

モーゼの十戒とは以下の通り。

 

 

1.主が唯一の神であること

2.偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)

3.神の名を徒らに取り上げてはならないこと

4.安息日を守ること

5.父母を敬うこと

6.殺人をしてはいけないこと

7.姦淫をしてはいけないこと

8.盗んではいけないこと

9.偽証してはいけないこと

10.隣人の家をむさぼってはいけないこと

 

 

シナイ山はダハブ付近にありますが、
恋するダハブの誘惑に落ち、登りそびれました。。

 

 

この信仰には救世主(メシア)思想というものがあります。

 

 

『世界に平和をもたらせる人が現れる』と言う思想です。

 

 

そのメシアが、ユダヤ人として生まれ、旧約聖書の解釈を、
12人の使徒に説いた『イエス・キリスト』であると信仰しているのが
キリスト教なんです。

 

 

キリスト教が聖典として定めている『新約聖書』は、
キリストとその12人の使徒の言行がまとめられたものです。

 

 

その後、570年頃サウジアラビアのメッカに生まれた
『ムハンマド』を預言者とするイスラム教が誕生します。

 

 

イスラム教の信仰では、メシアはムハンマドとされ、
ムハンマドの教えをまとめたものが『コーラン』です。

 

 

つまり、3つの宗教の聖典は、

 

 

ユダヤ教 :旧約聖書

キリスト教:新約聖書

イスラム教:コーラン

 

 

となり、基をたどればすべては旧約聖書が礎となり、
キリスト教もイスラム教も、旧約聖書のことは認めているんです。

 

 

一方のユダヤ教は、新約聖書もコーランも認めていません。

 

 

救世主(メシア)は、

 

 

ユダヤ教 :現れていない

キリスト教:イエス・キリスト

イスラム教:ムハンマド

 

 

となり、同様に、
ユダヤ教にとってはキリストもムハンマドも偽メシアとしています。

 

 

ユダヤ教は、いつの日かメシアが現れ、
イスラエル王国を再建し、世界に平和をもたらせると
本気で信じてます。

 

 

エルサレムは、そんな3つの宗教にとって、
以下のような位置付けで"聖地"になる訳です。

 

 

ユダヤ教にとっては、かつてのイスラエル・ユダ王国の都として栄えた場所。

キリスト教にとっては、キリストが処刑された場所。

イスラム教にとっては、ムハンマドが昇天した場所。

 

 

これがすべての問題の源です。

 

 

ダビデ王によって築かれたイスラエル王国は、
ペルシア、ローマ帝国、オスマン帝国などに侵攻を繰り返され、
ユダヤ人は世界中に散らばることになります。

 

 

638年、エルサレムはアラブ人によって占領され、
元イスラエル神殿が建っていた場所(ムハンマドが昇天した場所)に、
現在のモスク(岩のドーム)が建設されます。

 

 

その間、世界中で迫害され続けたユダヤ人は、
「自分たちが迫害されるのは、自国がないからだ」と言う、
思想に立ち返り、エルサレム回帰論が台頭。

 

 

そして、エルサレムはアラブとユダヤによって侵攻が繰り返され、
ついには第2次世界大戦終了時に、国連によって
東エルサレムと西エルサレムとに分断されることに。

 

 

その後、4回に及ぶ中東戦争を経て、
エルサレムは現在の姿を為す形になりました。

 

 

現在のエルサレムの旧市街は、
ユダヤ教徒地区、キリスト教徒地区、イスラム教徒地区に区分けされてますが、
お互いがお互いを居ないもののようにして暮らしているんです。

 

 

そして、問題は現在進行形のパレスチナにまで及んで参ります。

 

 

現状、世界で起こっている問題の縮図が、
ここエルサレムにあるのではないかと...。

 

 

はっきり言って複雑すぎますが、
これは一地球人として理解すべき問題だと思います。

 

 

続く。。

 

 

2010.11.16 Tuesday | 08:12 | comments(2) | trackbacks(0) | by KOJI

世界一厳しい入国審査、イスラエルへ


中東と言えばアラブ、イスラム教徒の国々。

 

 

そんな中、唯一ユダヤ人が支配する国、イスラエル。

 

 

周囲をアラブに囲まれ、
孤軍奮闘するその国への入国が厳しいことは
暗に想像はしておりました。

 

 

噂によると、美人入国審査官によるドS尋問。

 

 

場合によっては服を脱がされることもあるとか‥。

 

 

正直、これまで感じたことのない不安と緊張を胸に、
宿を共にした日本人6人で、国境へ向かいました。

 

 

アンマンから1時間程でキングフセイン国境へ到着。

 

 

ヨルダン側の出国審査は至ってシンプルで、
8JD(約1000円)の出国税を支払い出国完了。

 

 

そして、いよいよイスラエル側へ。

 

 

ヨルダン側とは打って変わって、
ライフルを構えた兵士達が見守る物々しい雰囲気。

 

 

バックパックは特別に検査ルートへ回されるのか、
入口で預け入れさせられます。

 

 

まずは、入国審査の建物に入るためのパスポートチェック。

 

 

起きぬけのちょい美人兵士に、
パスポート写真と自分の顔を念入りに確認されます。

 

 

次に、入国審査の建物に入るための、手荷物検査。

 

 

ここは、過去のブログでは、
謎の空気をぷしゅーっとかけられる検査もあるとのことでしたが、
今回はそれはなく、なんなく突破。

 

 

そして、いよいよ入国審査です。

 

 

美人ばかりと聞いていたが、やっぱりそんなことはなく。

 

 

中には美人もいましたが、男性の入国審査官もいるぐらいです。

 

 

そんな中でも、極力、優しそうなお姉さんの列に並ぶ予定でしたが、
何を間違ったか、最も厳しそうなおばさん審査官の列へ。。

 

 

しかも、軍服を着た女性と、見習いの美人の、計3人による審査です。

 

 

中東諸国は、イスラエルのスタンプがパスポートにあるだけで、
入国を拒否される国が多いため、
スタンプは別紙に押してもらわなければなりません。

 

 

最初に、それをお願いするはずが、緊張の余り、

 

 

『ハ、ハロー!』

 

 

とか言う入り。

 

 

そんな我々に対し、笑顔一つなく、

 

 

『どこ行くの?』

 

 

と、尋問開始。

 

 

『エルサレムとテレアビブです。』

 

 

と、応えると、

 

 

『何で?』

 

 

と、すかさず返されます。

 

 

『観光です。』

 

 

と、無難な回答で切り返すと、

 

 

『ウェストバンクも行く気?』

 

 

と。

 

 

ウェストバンクとは、銀行のことではありません。

 

 

パレスチナ自治区のことを指し、
イスラエルの火種にもなっている場所です。

 

 

もちろん行く気満々でしたが、

 

 

『どこですか?それ。』

 

 

と、すっとぼける僕。

 

 

『何で2人なの?グループで旅してるの?』

 

 

とまくし立てる審査官に対し、

 

 

『いや、夫婦なんです。』

 

 

と、応えた辺りから、審査官も表情も柔和になりだしました。

 

 

やっぱり夫婦だと、至って怪しさが緩和されます。

 

 

『イスラエルの後はどこ行くの?』

 

 

と、この質問で、ノースタンプの件を思い出し、

 

 

『トルコへシリアを抜けて行きたいから、ノースタンプ、プリーズ!』

 

 

と、お願いしました。

 

 

審査官の反応は案の定、

 

 

『Why?』

 

 

さらに、

 

 

『トルコに行きたいなら、飛べばいいじゃない。』

 

 

と。。

 

 

他の2人も、うんうん、そうだそうだ、みたいになってるし。

 

 

やっぱり、噂に違わぬドS。。

 

 

でも、その質問も想定済み。

 

 

『陸路の方が安いからだよ。』

 

 

と言って、サラリと切り抜けました。

 

 

すると、

 

 

『じゃあ、この紙書いてきて。』

 

 

と言われ、別紙入国スタンプ用の紙をGET。

 

 

サラサラっと記入して、列に並び直し、
無事に別紙に入国スタンプGETし突破~!

 

 

イスラエル別紙入国スタンプ.jpg

 

 

その間約5分。

 

 

余裕じゃん!!

 

 

僕にとっては、チベットからネパールに抜けた時の、
ネパール軍による嫌がらせ荷物チェックの方が
明らかに厳しかったです。

 

 

ただ、行動を共にした6人のうち1人の女の子は、
2時間半に及ぶ入国審査を受けてました。

 

 

何やら別紙に色々と書かさせられることになったんだとか‥。

 

 

荷物や身体チェックなどは一切なく、
ただ待たされただけで、突破できたようですが。

 

 

その基準がどこにあるのかは、全くもってよく分かりません。。

 

 

とにかく怪しまれる素振りを一切しないこと!

 

 

これに尽きると思います。

 

 

こうして、念願のイスラエル入りを果たすことができました。

 

 

そして、イスラエルは想像以上の世界観で、
僕らを迎え入れてくれました。

 

 

続く。。

 

 

2010.11.13 Saturday | 20:18 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

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