【36】Peru:ペルーで見つけたCOOL JAPAN!
2011.03.07
パタゴニアの大地、イースター島の空気感、
イグアス・ウユニといった大自然、
マチュピチュ、クスコの文明、等など。。
南米に魅了されっぱなしの僕らですが、
ここまで来たら、どうしても足を運びたくなってしまった場所が一つ。
アマゾンです。
そこは、
人間以外の動物、生き物たちが主役の世界。
アフリカのサファリに続いて、
自然界の摂理を、この目に焼き付けたくなってしまい。
かなり強行スケジュールでしたが、
アマゾンの奥地へ足を運んでみることにしました。
通常、アマゾンと聞くとブラジルを連想しますが、
ペルー・コロンビア・ブラジル等をを跨いだ大湿原地帯を指します。
ブラジルでアマゾンへ行くとすると、
中央ブラジルのマナウスへ行くのが一般的ですが、
そこはアマゾンの下流に近いため、既に大河と化しており、
クルーズ船での豪華な船旅を楽しむツアーが多いのだそう。
多くの生物が生息するリアルアマゾンを見るならば、
上流アマゾンへ行くべき、とのことで、
僕らはアマゾン川の起点の街、ペルーのイキトスへと向かいました。
リマの空港で夜を明かし、
早朝発のPeruvian Airlineに揺られること1時間半。
(往復200US$ ※約1万8千円)
イキトスに着くと、
いかにもジャングルの入口らしい、ジメっとした空気が、
僕らを迎えてくれました。
想像以上に都会の街並みには、
アマゾンへのツアー会社も乱立しています。
どのツアー会社も、それぞれのロッジを持っており、
行くポイントも様々なので、一件一件聞いて回ることにしました。
大きく分けると、
イキトスからアマゾンの下流へ下るツアーか、
アマゾンの上流へ上るツアーの2つがあるようで、
アマゾンの下流へ行くツアーは、
動物保護区で生き物を観察したり、観光客慣れした少数民族村を訪問したりと、
アマゾンなのに、かなり観光地化されている印象。
一方の上流へ向かうツアーは、
まだ人間によって下流ほど開拓されていない、
リアルアマゾンを垣間見ることができるとのこと。
結局、10件以上のツアー会社を巡り、
『Amazon Adventure Expeditions』というツアー会社に決定。
アマゾンの上流のさらに奥地へと足を運べるツアーで、
値段も2泊3日で350Sol(10500円)と
破格で対応してくれたのが決め手でした。
翌朝、8時にイキトスを出発。
まずはイキトスよりもさらに上流の街、ナウタへと、
車で向かいます。
ここからボートに乗り込み、
アマゾン川のさらに上流、Yarapa川を上昇。
この川でも、既にこれだけ広いわけですから、
下流のアマゾン川がどれだけ広大か想像できます。
ボートはさらに上流へ。
Yarapa川の支流、
Cumaceba川まで上りました。
つまり、アマゾン川の支流の支流です。
ここまで来ると、
川の色が変わっているのに気付くかと思います。
そう、水が茶色から黒になってるんです。
この中には、ピラニアからアリゲーターまで。
様々な獰猛な生き物たちが生息しているんです。
現に、2カ月前ほど、
酔っぱらって川に落ちた人間が居たらしく、
2時間としないうちに、跡形もなく喰われてなくなったとか。。
恐ろしや‥。
こうして、ボートに揺られること2時間半。
目的地のロッジに到着しました。
ボートから上陸すると、
すぐにロッジです。
部屋はバンガロータイプで、
完全に防虫対策されており、
蚊を始めとした虫に悩まされることはほとんどありません。
リビングにはハンモックも架けられてて、
梨紗はよく昼寝をしてました。
ここを拠点に2泊3日のジャングル生活のスタートです。
まず、早速訪れたのが、ロッジ近くの村。
ってか、こんなジャングルの奥地にも、
人間は村をつくって生活してるんです。
着くと、我々が珍しいのか、
森の中から子供たちがたくさん出てきて、
一緒に記念写真をパシャリ。
中でも大きい村には、
BARやDISCOもあったくらいです。
電気は一応通っているみたいですが、
付けるのは週末1日のみなんだとか。
つまり、
日の出と共に起き、日の入りと共に寝るようです。
おじいさんは山へ芝刈りへ、
おばあさんは川へ洗濯へ。
って、まさにそんな生活を、
送っているんです。
そんな村の一軒の家を訪ねると、
そこでは、ナマケモノがペットで飼われていました。
生まれて初めて、
ナマケモノを間近で見ましたが、
いや、マジでかわいいです。
動きが本当にゆっくりで、
呼びかけて振り返るまで3秒はかかりますから!(笑)
さらに、かわいかったのが、
ナマケモノの子ども!
こいつは、本当にかわいかった。。
梨紗の膝の上にちょこんと乗っかって、
腕広げて、もろにくつろいでるし。
日本に帰ったらペットにしようかと、
本気で考えてます。
そんなジャングルでの2泊3日の生活は、
こんな感じでした。
朝はボートで、朝日を拝みながら、
ピンクイルカ、グレーイルカを、見に行って、
(動きが速すぎて、上手く写真は撮れませんでしたが‥)
午前中は、長靴履いて、
ジャングルウォークへ出発!
俺が履くと、何故か
工事現場の兄ちゃんになっちゃいましたが‥。
ジャングルの道なき道を、
奥へと入って行きます。
うっそうと生い茂る木々は、
まさにジャングルそのもの。
そんな中、襲いかかる蚊の猛威。
四方八方から、
数百匹、いや、数千匹という蚊に攻撃されるんです。
長袖、長ズボンを履いていても、
この通り、その上から刺してきます。
デニムの上からでも喰われるぐらいですから!
虫除けも、気休め程度にしかなりません。
しかも、日本で喰われる蚊と違って、
かゆみも4~5日続くから、たまったもんじゃない。。
そんな蚊に喰われなくするために、
ガイドにススメられたのが、これ。
自然のシロアリです。
こいつらを一旦、まとわりつかせてしまえば、
はらった後も5時間は蚊に喰われなくなるんだそう。
まとわり付かせること自体が気持ち悪いんですが‥。
他にも、植物には、たくさんの薬があるようで、
血をキレイにしてくれる木の樹脂なんかも飲みました。
逆に、グロテスクなものもいっぱい。
たくさん見かけたのは毒キノコ。
見た目がグロテスクなきのこは、
ほとんどが毒きのこなんだそうです。
さらには、こんなやつまで!
毒蜘蛛、タランチュラです!
こいつに刺されたら、タランティズムという病気になるらしく。
そしたら、タランテラという踊りを踊らなくちゃならないんだとか。
そんなの絶対に嫌ですよね(笑)
蚊の猛威にさらされるジャングルウォークに対して、
ボートでのジャングルクルーズでは、
蚊の脅威にさらされることはほとんどありません。
ただし、そのクルーズは、
リアルジャングルクルーズの様相を呈しています。
倒木がある川を、
こうして渡って行きながら、
奇怪な植物の中を、進んで行けます。
途中、イグアナや、
鷹、鷲、コンドルなどの鳥など、
サルなんて、様々な種類に遭遇できます。
念願のピラニア釣りでは、
釣り初心者の嫁でも、
バンバン釣れるほど!
見てください、このキバ↓
誤って喰われたら、
指落とすようです。
こうして釣り上げたピラニアたちは、
夜、フライにして食べました。
味はアジみたいで、
想像以上に美味しい。
そして、夕暮れ。
アマゾン川に沈む夕陽を見て、
暗くなるのを待ったら、
夜は、ナイトクルーズに出発です。
早速、遭遇したのは、
毒蛇!
ガイドが「危険!」と制するも、
命知らずのボート漕ぎの青年が、
捕獲してくれました。
これに喰われたら、
これまた30分と持たずにあの世行きだそうです。
そして、アリゲーターの赤ちゃんも捕獲。
30cm程度と小さい体も、
大人になると5m~8mまで成長するんだとか。
あの暗い川底に、そんな獰猛な生き物たちが、
ひしめき合っているわけです。
まさに弱肉強食の世界でした。
強いものが弱いものを力で喰らい、
弱い生物は、喰われないために知恵を使って生きる。
これが、自然界の摂理なんだと、
痛感させられた2泊3日でした。
それにしても、
雨季にも関わらず、毎日快晴に恵まれ、
最高のジャングルライフを満喫できました。
ラパスのルレナバケでも、ジャングルへは行けるようですが、
蚊の数でいくと、イキトスの方が少ないのではないかと。
ルネナバケは、ボート乗ってても、シャワー浴びてても蚊に喰われるようですが、
イキトスは、ジャングルウォークの時だけです。
まぁ、あの蚊の大群を体験するのも、
アマゾンの醍醐味の一つ。
雨季だからと言ってアマゾンを回避するのは、
あまりにももったいない。
雨季のアマゾンこそ、
リアルなアマゾンが見れると思いますよ。
完
2011.03.07 Monday | 03:39 | comments(2) | trackbacks(0) | by KOJI
2011.03.03
25時間のバスの旅を経て、
なんとか到着したナスカ。
ここでの目的はただ一つ。
『ナスカの地上絵』
これを拝む手段には、
ミラドールと呼ばれる観測塔からと、
セスナに乗って上空からの2つがあります。
ただ、数ある地上絵の中でも、
ミラドールから拝めるのは2~3つとのこと。
ちょっと高くつきますが、
せっかくここまで来たのだからと、
セスナに乗り込むことにしました。
ナスカ到着時間が遅かったため、
僕らは翌朝、ナスカの空港へ突撃。
(それの方が安く仕上がるという話も‥)
空港に着くと、
いくつかの航空会社のカウンターが並んでいました。
ただ、
どこも積極的に客引きしている様子もなく。。
と言うのも、どこもいっぱいと言うのです。
値切りなんて、以ての外。
結局、唯一声を掛けてきた、
『aero paracas』
と言う4人乗りのセスナに乗ることにしました。
(粘っても一人$90にしかなりませんでした)
空港内には、
過去NHKでナスカが特集された
『探検ロマン 世界遺産』
が流されてました。
それだけ、日本人の来訪が多いってことです。
申し込んでから20分後。
早速、下の4人乗りセスナに乗り込み、
いきなり、フライトです!
心の準備できてね~!
早速、登場したのは、
くじらー!
小学生の絵みたいだー。
続いては、宇宙飛行士~!
ガチャピンか~い!!
続いては、サルー!
しっぽ巻きすぎだろ~!!
今度は、コンドル!
こいつは、かっちょいいー!!
そして、ハチドリー!
一番、保存状態がいいのか、
くっきり!!
最後は、木とか手とか~!!
もはや、
何が何だか~!!
すべて紹介しきれていませんが、
15の地上絵を拝むことができました。
そんなこんなで、
あっという間に35分のフライトが終了。
飛行機酔いもなく、
無事に着陸できました。
この目で見ると、
地上絵を誰が何のためにどのように描いたのか?
行く前よりも強く知りたくなります。
まず、どのようにして描かれているか?
それは、
元々、赤褐色の大地の砂を、特定の場所だけ取り除き、
明るい色の岩石を露出することによって、描かれているんです。
それだけで、紀元前2世紀~6世紀から今日まで、
その姿を残しているって、おかしいと思いませんか?
それには、
ナスカの特定の気象条件がありました。
ナスカの降水量は、ほぼ0に近く、
年間を通じて、ほとんど雨が降らないのです。
ただ、近年、
車の侵入による破壊も著しく、
消滅の危機にさらされている、とのこと。
自然によって風化していないのに、
人間によって破壊されつつあるのは、悲しいものです。
そして、何のために描かれたのか?
これには、
熱気球に乗って上から拝むため、だとか、
天文カレンダーを描いたもの、だとか、
諸説あるようですが、
現在、最も可能性が高いと言われている説が、
地下水脈&雨乞い説、だそうです。
雨のほとんど降らないナスカにおいて、
水を保つのは必至でした。
そこで、考えられたのが、
地下に水脈をつくり、
それを地上からも分かるように描いたのが、
地上絵だったそうなのです。
そして、様々な動物を描いたのは、
コンドルなんかは雨の象徴のようで、
それを天に向けて表現し、
雨乞いをしたんだとか。
実態は、誰も分かりかねますが、
昔の人の切実な思いが伝わってきました。
ナスカ弾丸ツアー。
やっぱり行ってよかったです。
旅人の皆さん、
ナスカスルーはもったいないっすよ!!
2011.03.03 Thursday | 05:53 | comments(2) | trackbacks(0) | by KOJI
2011.03.02
ブログが一向に現在に追い付きませんが、
がんばって書きます。
クスコでブーツの受け取りが1日遅れ、
ナスカに行くことも迷ったのですが、
これを逃しては生涯行かないであろうと思い、
弾丸で向かうことにしました。
ただ、クスコからナスカは、
歩き方でも「オススメしない」と断言されている、
悪路という噂。
ただ、悪路と言っても、
ちゃんとアスファルトで舗装されている道の様子。
これまでも悪路という悪路を
渡り歩いてきた僕らは、
迷わずナスカ行きの夜行バスに乗り込みました。
しかし、、、
いつの間にか眠りに落ちていた僕が、
ふと目が覚めたのが、深夜のこと。
バスが何故か道のど真ん中で
止まってるじゃありませんか。
夜行バスなのに、
夜中止まってたら意味ねーだろー!
とか思いながらも、
眠気に勝てず、朝まで爆睡。
朝、起きて、状況を聞くと、
なにやら雨季で雨続きのせいか、
土砂崩れが道を塞いでいたらしいのです。
悪路と言うのは、
そういうことだったんですね。。
結局、夜中バスは動かず、
明朝にようやく出発しました。
しかし、ここからも、
まだまだアトラクションは続きます。
途中、川が氾濫した道を、
渡ることになり、、、
渡ったー!
と思った途端、
この有り様‥↓
前輪がパンクっす。
こうして、
タイヤ交換に1時間。
クスコへの道は、
限りなく長い。。
お腹がすいて途方に暮れていると、
こんなところにもモノ売りがやって来てくれました。
オレンジ、
6個で1Sol(約30円)。
この人たちは、一体どこからやってきて、
どのように生計を立てているのでしょうか。
そんな波乱万丈な道中を、
ずっと共にしたのが、この2人↓
うちらの席の前に座ってた、
4歳(右)と7歳(左)の現地の男の子。
バス停で会ってから、ずっと一緒で、
偶然、席が前後だったもんだから、
『一緒にリマに行こー!』
って言ってくれて。
(バスはクスコ経由リマ行き)
バスがパンクの修復をしている時も、
河原でずっとお話したり、
ランチ時も一緒に付いてきて、
うちらのおこぼれに貪りついてきたり(笑)
ってか、お母さん一緒だったんですけどね。
でも、スペイン語をほとんど理解しないうちらに、
一生懸命スペイン語で話しかけ続けてくれて、
長かった道中、退屈することなく過ごせました。
最後は、義兄弟の契りを結んで、
パシャり。
いや、本当かわいい奴らだった。
南米の子たちも、
みんな純粋無垢なんですよね。
なんか先進国と違うんだよな。
育て方の違いでしょうか。
こんな彼らと話すためにも、
やっぱりスペイン語ももっと
勉強しないとダメだと、思った次第です。
こうして、ナスカには、
予定よりも12時間遅れの夕方18時に到着。
正直、ナスカでの滞在も戸惑ったのですが、
バスの窓から見えた、このナスカ界隈の光景を見て、
やっぱり、地上絵を見ないことには、
出られまい、と。
結局、ナスカに1泊し、
翌朝、セスナに乗り込むために、
空港に突っ込むのです。
つづく。。
2011.03.02 Wednesday | 09:14 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
2011.02.27
南米、見どころ豊富と言えども、
ここを外しては南米に来たと言えない場所。
ペルー、マチュピチュ。
歴史の教科書で読んで以来、
かねてからの憧れの場所として、
自分の中で存在していました。
そんなマチュピチュへ、
ついに足を運ぶ時が‥。
クスコからマチュピチュへは、
PERU RAILを利用することにしました。
現在、雨季による増水で、
Cuzco⇒Ollantaytambo間が不通になっており、
Ollantaytamboまではコレクティーボで自力移動(10Sol)。
Ollantaytamboから電車に乗り込みます。
この電車が、また洗練されてるったら。
車内サービスなんかもあって、
スナックとドリンクもサービスしてもらえました。
6年前、訪れていた嫁も、
「かなり洗練された」
と、驚くほどです。
ペルー、観光産業に、
かなりの力を注いでますね。
歩き方に、電車は左側の席を取るべし、
とあったので、乗り込みましたが、
確かにすごい景色を拝見することができました。
見てください、この濁流!
雨季による増水で、
ものすごい量の濁流が、
下流のマチュピチュに向けて流れていたんです。
この水が、帰路にものすごい影響を及ぼすことになるとは、
この時、知る由もありませんでした。
そして、到着したマチュピチュ村。
小さな村ですが、
これまた洗練されてて、
今やWiFi Cafeなんかもあるぐらい。
ホテルもこの通り、
メチャクチャきれいです!
この日は、早々に就寝して、
翌日のマチュピチュに備えました。
と言うのも、マチュピチュを上から拝む、
ワイナピチュ山へは、入場規制があり、
午前、午後で先着200名ずつしか入れないのです。
翌朝、4時起き。
眠い目をこすりながら、
マチュピチュ遺跡行きの5:30発の
始発バスに乗るべく並びました。
バスのチケットを買い忘れるという不覚もあり、
始発バスから4台目くらいになりましたが、
なんとか乗車。
しかし、マチュピチュ入口には、
既に長蛇の列が出来ていました。
遺跡隣の1泊$800ぐらいするロッヂの
リッチな宿泊客たちも朝一で並んでるんです。
でも、よかったのが、
皆が皆、ワイナピチュに登るために、
並んでる訳ではなかったということ。
結局、午前7時の回の55番目で
ワイナピチュ入場のスタンプを
GETすることができました!
入場と同時に、
目指すはワイナピチュ。
朝の霧がかったこの山は、
いかにも神秘的な雰囲気を醸し出していました。
この山が結構キツい。。
こんな石段を永遠と登り、
岩々を抜けながら、
なんとか登頂!(所要45分)
まぁ、もはやキリマンジャロと比べてしまうと、
簡単に感じるようになりましたが。
頂上からの景色は、
うっそうと霧がかっていました。
この霧が晴れてくると、
不意にマチュピチュ遺跡が姿を現すんです。
この雰囲気、
いかにも秘境と言った感じです。
霧がかかっているマチュピチュこそ、
神秘だと感じました。
ワイナピチュ山頂で、僕らは2時間程、
この光景にくぎ付けになってました。
下山すると、すっかり霧は晴れて、
この通り。
ワイナピチュに登らなくても、
見張り小屋付近から、
定番のワイナピチュを含めたこの光景は撮影可能です。
空中都市と呼ばれる所以も分かります。
それにしても、
こんな所に都市を構え、
そして、人が生活していたとは‥。
インカ文明の凄さと、
そりゃ侵略したスペイン軍も見付けられなかった訳だ、
と思いました。
そこに不意に現れたこいつら。
アルパカです!
こんなに近くまで↓
それもそのはず。
ここマチュピチュで、
放牧されているんです。
雨季にも関わらず、1滴も雨に濡れることなく、
神秘のマチュピチュを拝むことができ、
会いたかったアルカパにも出会え、
大満足っす。
遺跡の中では、
やっぱりトップ3にはランクインしますね。
まさに、想像していた通り、
"神秘の都市"マチュピチュでした。
そんなマチュピチュからの帰り道。
あの濁流の川が氾濫し、
電車がなんと5時間も遅れたのです。
インドでも5時間遅れたことなかったのに。。
まぁ、でも、
雨季のペルーではよくあることらしく。
大変でしたが、
自然の脅威を実感できた意味でも、
いい体験でした。
こんな感じに、もはや日本で、
電車が数分遅れようが、モノともしないメンタリティに
なってしまったようです。
社会復帰できるかなぁ。。
2011.02.27 Sunday | 11:29 | comments(2) | trackbacks(0) | by KOJI
2011.02.26
楽しかったボリビアに未練を残しながらも、
36ヶ国目、ペルーを目指し、
僕らは北上を続けました。
ラ・パスから向かった先は、
コパカバーナ。
ティティカカ湖に面したこの街は、
『太陽の島』への入口でもあります。
太陽の島。。
なんか響きがいいので、
せっかくなので足を運んでみることに。
その名の通り、
太陽が燦々と照りつける中、
ボートに揺られること45分。
太陽の島へ到着。
ただ、この島、
延々と段々畑が続いているだけで‥、
特になーんにもないんです。
島の魅力を感じるには、半日じゃ、
はっきり言って時間が足りませんでした。。
最低2~3日は滞在しないとですね。
と言うわけで、
太陽の島をさっさと後にし、
ついにペルーとボリビアの国境へ。
こんな学校帰りの子供たちが、
フラフラと通れてしまうような、
至って平和な国境なんて、久しぶり。
そして、一気に、
マチュピチュへの拠点、
ペルーのクスコへやって来ました!
クスコは、過去スペインが占領していたこともあって、
ヨーロッパ風の中世の街並みの体を為しています。
そんなクスコでは、
この旅、最後であろう大量の買い付け!
物価が安い国はこれで最後になるでしょうから。
と言うわけで、
南米風のハンモックをGET!
一体、どこに架けるんだ、
って話ですが、
持ってないことには架けられませんからね。
とりあえず買っておきました。
そして、クスコで今ブームと言えば、
これ!
オーダーメイドの南米風靴です!
オーダーメイド専門店が何店かありまして、
中でも、足の形から測って創ってくれる、
こだわりの職人のところへ足を運んでみました。
Procuradores通りの
「AWAY」と書いたサインを曲がって、
左奥の店です。
すると、職人に念入りに足のサイズを測られ‥、
好みの布地も自分で指定し、、
マチュピチュ前に発注完了!
ただ、このおっちゃん、
気が優しいもんだから、
何でも「ハイハイ」と請け負ってくれるんだけど、
納期も、デザインも結構、ズレます。。
案の定、1日遅れで出来上がったブーツは、
これ↓
ジャーン!!
若干、イメージと違ったんだけど、
まぁ、南米っぽいデザインで仕上がりました。
ちょっとやりすぎ?
梨紗も2足も発注しまして、
それは本人から発表予定。
そんなこんなで、
クスコには結局、長居してしまいました。
でも、美味しい和食レストランもあるし、
居心地いい街です。
次回は、いよいよマチュピチュへ。
乞うご期待。
2011.02.26 Saturday | 16:39 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
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