【01】Thailand：タイで見つけたCOOL JAPAN！

 

明日、タイを離れるに当たって、

渦中のタイにいる身として、

何が起きているのかを、"簡単に"整理してみました。

まず、タイには二つの大きな勢力があります。

『タクシン派（赤）』と『反タクシン派（黄）』

日本で言う、民主党と自民党のようなものです。

タクシン元首相は、

低所得層に優しく、高所得者には厳しい政策を取っていたため、

タクシン派は、農村部などの低所得者層に多く、

反タクシン派は、官僚や経営者などの高所得者層に多いようです。

 

そんなタクシン元首相は、国民から絶大な信頼を寄せられていたのですが、

2006年に脱税疑惑が浮上し、軍部によるクーデターが起きて失脚します。

でも08年には、再度タクシン派が政権を取り戻すのですが、

記憶にも新しい、反タクシン派による空港占拠などで、11月には失職。

今は反タクシン派（アピシット首相）が政権に就いており、

それに対するデモを、タクシン派が行っている状態、ということです。

 

はっきり言って、足の引っ張り合いです。

クーデターとかデモで政権がひっくり返ったりしちゃうから、

派閥も味をしめちゃってる訳ですね。

 

こういう時、微笑みの国タイでは、国王が和解したりするんですが、

国王ももはや82歳とかで、そんな気力と体力もないのか、

なかなか出てきません。

 

このままいくと、タイのデモは半永久的に続きますね。。

 

そんな渦中のタイはバンコクから僕等の旅はスタートした訳ですが、

初めは、心配しておりましたが、実態は至って平静でした。

報道だけ見ていると、まるでバンコク中が荒れているように見えますが

日本で言えば、六本木通りが占拠されただけで、

東京中が危ないと言われているようなものです。

当然、その中で暮らしている国民もたくさんいる訳で、

キチンとした情報収集して、そのエリアにさえ近づかなければ問題ありません。

 

と言う訳で、他人の政治に対して、とやかく言うつもりはありませんが、

情報はやはり自分で取りにいくに限りますね。

 

この１年間は、僕にとって、そう言った生の情報のインプットの期間。

何か調べてきて欲しいことがあれば、お知らせくだされ！

 

 

東南アジア山間部にいると聞いていた首長族。

ここチェンマイの近くにも部落があると聞きつけ、向かうことに。

チェンマイから車で約30分ほど走った場所に、その村はあった。

「Long-neck People」と書いた看板が、なんとも分かりやすい。

 

入村料になんと一人500バーツも取られる。

昨日の売り上げがパーだ。

まぁ、仕方あるまい。

首長族に会えること、プライスレスだ。

 

 

村の奥に入っていくと、子供たちがワイワイと遊んでいる。

ってか、普通に洋服着てるんですけど！？

 

 

しかも下半身裸だし。

どっちかって言うと、下だけ穿かせてあげればいいのに‥。

 

奥に進むと、カラフルな織物を飾った藁葺屋根が視野に。

その中に、、、いました、いました！

首長族、通称カヤン。

 

 

ひたすら織物器で織物をし続け、観光客が来ても、ほぼ無視。

それもそのはずで、英語もタイ語も話せないから。

ただ、カメラ構えると、突然カメラ目線でキメ顔をしだす。

完全に自分たちが見せ物だと把握している感じだ。

 

首長族が、何故、首を伸ばすようになったかと言うのには、

・昔、虎が村を襲い、女性ばかり喉を噛み千切られたため、首を保護する用に輪を付けたから、だとか、

・異様な格好をすることで、他の部族からレイプされないようにするため、だとか、

・女性美の追求から、だとか、

様々な説があるようですが、現在においては、

彼らが観光産業で喰っていくため、と言うのが、有力な理由のようです。

 

だから、彼らにその理由を聞いてもナンセンス。

 

実際のところ、首長族は首が伸びている訳ではないようで、

輪っかの重みで、鎖骨と肋骨が押し下げられ、極端な撫で肩となっているだけのようだし。

 

きっと、夜とかになったら、adidasのジャージとか来て寝てるんじゃないかと。

 

まぁ、でもせっかくだから、彼等の編んだ編み物を、

旅のヘッドバンドとして買ってみた。

ソフトだし、なかなかの代物。プライスレス。

記念撮影。

 

 

 

その中に、一人いました。

首長族の美少女。

 

この子は目鼻顔立ちがスッとしてて、キレイになること間違いなし。

久しくタイに入ってから美人と言う美人に出会ってなかったけど、

まさか、首長族にいたとは。。

 

数年後にまた会いに来た時が楽しみです。

 

 

この旅に出るまでの期間、

仕事を終えた3月末からわずか10日間。

本当に多忙を極めました。

何故、こんなに急いで出たかって？

それは、まさにこの行事のため！

 

タイのソンクラーン（水かけ祭）です！！

ソンクラーンとはタイの旧正月のことで、
元々は仏像に水をかけ清めたりしていたことが始まりのようですが、
現在ではもはや無礼講！

水鉄砲からバケツまで使って、行き交う人々同士、盛大に水を掛け合います。

日本で言うお正月の三箇日のように、3日間続けてタイ全土で行われていますが、
中でもチェンマイの盛り上がり方は半端じゃない！

と言う訳で、僕らは元旦をバンコクで過ごし、
わざわざ夜行バス乗って、2日目のチェンマイに間に合わせたのでした。

バンコクは、一部の通りが激しかったくらいでしたが、
チェンマイは、街全体で水かけ祭一色！

どこを歩いてても、水ぶっかけられます。

 

うちらは100B（約300円）で仕入れたデカ水鉄砲装備して繰り出しましたが、

 

相手は、車に10人くらい乗り込んで、バケツやホースで水捲いてくるから敵いやしない。

 

仕方ないから、水鉄砲では患部を狙い撃ち！

途中からはバケツに装備を変えて、応戦しました。

 

今日、チェンマイは40度になったようですが、
中には、キンキンに冷えた氷水ぶっかけてくる奴らもいて、

超気持ちイイ！！！

 

旅の疲れも一気に吹っ飛びました（ドＭ発言）

本当、この行事に間に合わせてよかった。。

そのぐらい思えるお祭りです。

 

ちなみに、今回の旅では、世界の有名なイベントと言うイベントを回る予定！

タイの水かけ祭、

南アのワールドカップ、

ドイツのオクトーバーフェスト、

リオのカーニバル、

等々。

このイベントは絶対！って言うのがあったら、教えてください。

 

世界一周初日＠バンコク。

 

 

さすがに昨夜2時間半しか寝てなかった疲れが出て、今朝は朝食サービスもぶっ飛ばしての爆睡。

 

 

チェックアウト時間も大幅に遅れる始末。。

 

 

それでも追加料金取られないのが、東南アジアのいいところね。

 

 

早速、バックパッカーの聖地「カオサン通り」に本拠地を構えようと、準備をしていたら、

 

 

ない。。

 

 

ない！！！

 

 

日本で買い込んだCOOL　JAPANシリーズが！！！

 

 

早速、盗難かぁ！？と思ったら、

 

 

そういえば飛行機に預けて以来、ピックアップしたつもりがないことに気付く。。

 

 

って、初っ端からどんな危機管理してるんだ、と。。

 

 

そんなこともあろうかと、空港近くに宿を構えておいたのが、不幸中の幸い。

 

 

たらい回しにされましたが、出て来ました！COOL JAPANグッズ！！

 

 

 

 

 

こんなズタ袋に入れておいて、よく捨てられなかったな、と。。。

 

 

初日からトラブルシューティングに追われましたが、おかげで気持ちが引き締まりました。

 

 

中身は「COOL　JAPAN」の方で公開予定。

 

 

結局、デモの絡みで、カオサン界隈とラーチャンダムリ通り付近は近付くなと言われたため、

 

 

拠点はスクンビット通りのユースに。

 

 

なんとフリーWiFiです！

 

 

そんなこんなで、出足の遅れが響き、

 

 

今日はナイトバザー→GO GO BARがせいいっぱいでした。。

 

 

ナイトバザーはいろいろありました、日本で流行りそうなモノ。

 

 

詳しくは「RISA's BLOG」や「BOOM JAPAN」で公開予定。

 

 

そして、やっぱりバンコクと言えば、GO GO BARっしょ。

 

 

ちなみに、GO GO BARとは、日本で言うポールダンスバーのようなところです。

 

 

と言う訳で、嫁と一緒にGO GO BARと言う、複雑な心境。。

 

 

 

 

そしたら、1件おもろいGO GO BARを発見。

 

 

その名も、「田舎娘の登竜門」。

 

 

 

 

中、入ったら、本当にビックリするくらいの田舎娘ばっかりでした（笑）

 

 

変なおばはんに気に入られて、気持ち悪かったし。。

 

 

って、初日からしょうもないblogですが、

 

 

そんなこんなで世界一周初日は過ぎてゆきました。

 

 

明日からタイはお正月の三箇日に入ります。

 

 

ただいま午後8時49分。

 

自分はタイに向かうJAL707便の機内でこの文章を書いている。

まさに世界一周の旅のスタートを切ったところだ。

 

いつからだったろうか、この世界一周計画を立てたのは。

確か3年程前、結婚式を終え、次なる人生計画を夫婦で話していた時、

梨紗（妻）が不意に、「世界一周しちゃう？」と切り出したのがきっかけだった。

元々、学生時代、世界各国を貧乏旅行して歩いていた2人にとって、
「世界一周」と言うのは、ピーンとくる響きだった。

 

2人が勤めていた㈱リクルートは、
あくまでもビジネスの基礎を学ぶ場として意識していたため、
次なるステップアップの場としては、大いにありえるのでは、と。
留学も考えていたが、留学なんてありきたり。
1カ国だけでなく、全世界を一度に見られる機会なんて、そうそう作れない。

 

こうして2人の世界一周計画がスタートした。

元々、㈱リクルートは三十路までと考えていたため、
時期は2010年頃と決める。
それまでは、お互い㈱リクルートで学びとれることは学びとるべく、
本気で徹底的に働くことも決めた。

 

目標と期間が定められると、人は強くなれる。
2人して無我夢中で働いて、お互い理想とするキャリアを形成。
数々の賞も受賞することができた。
そんなリクルートを、桜が満開となった先週、卒業した。

 

そして準備期間10日間を経て、今に至る訳だ。 

それにしても慌ただしい1ヶ月間だった。

 

集大成となる仕事の仕上げ、挨拶、飲み、
世界一周計画の詰め、打ち合わせ、プレゼン、HP制作、
パスポート・ビザ取得、予防接種、役所への申請、
日本の住居のモノの移動、事務手続き、買い物などなど‥。

 

詳しくは、「準備編」で記載するつもりだが、
夜な夜な睡眠時間を削っての作業が続いた。
おかげで昨夜の睡眠時間も2時間半‥。

 

でも、すべてやり切って旅立てた（つもり）。

 

旅立つに当たって、ある人に言われたこと。 

「そんな計画を実施できる環境に感謝だね。」

 

その通りだと思う。
健康でこんな計画を許してくれる家族の存在、
留守の家や荷物を守ってくれる友人や親戚の存在、などなど、
いろんな方たちに支えられての世界一周の旅だ。

 

そんな回りに感謝しながら、
これからの1年間を有意義でかけがえのない時間にしたいと思う。

 

最初は旅慣れたタイで、体を慣らしてから、と思ってたら、
反政府デモ中で、いきなりのピンチだし！

 

さぁ、この1年、どんなドラマが待っているのやら‥。
想像もつかない未来に、ワクワクが止まらない。