【35】Bolivia:ボリビアで見つけたCOOL JAPAN!
2011.02.24
アタカマ砂漠から始まり、
ウユニ塩湖、どろぼう市、おばちゃんプロレス、
そして、ボリパー&ボリカラと、
魅力の尽きないボリビア。
でも、ボリビアにはまだまだあるんです。。
ボリビアきっての驚愕アドベンチャーと言えば、
これです!
『DEATH ROAD』
標高4700mから一気に1200mへ!
3600mの高低差を 、
猛スピードのマウンテンバイクで駆け下りる
アドベンチャーです。
それも、その道は、
年間最低80人の死者を出しているという、
恐怖の道、通称、『DEATH ROAD』!
車一台ぐらいしか通れない道幅なのに両車線、
かつ、未舗装の悪路のため、
バスなどが崖に落ちる事故が頻繁に起きていたんだとか。
実際に、山の上への道中にも、
トラックが横転している事故を目撃しました。
そんな道を、
世界から集まった恐いもの知らずのチャリダーが、
激走するんです。
アドレナリン出まくりのこのアドベンチャー。
聞いたらやらないわけにいかなくなり、
早速、挑戦してみました。
天気は、雨季のこの時期には、
奇跡的な快晴。
ヘルメットや肘・膝当てなど、
すべてのレンタル機材を装着して、
いざ出陣!
総勢20名強の、
命知らずのレースのスタートです!
ただ、前半は舗装道で、
こんな感じに余裕でスイスイ滑り下りていって、
途中、みんなで記念撮影したり、
休憩には、
コーラとスナックの差し入れがあったりと、
最高にさわやかなサイクリングでした。
が、そこに現れた曲者!
オース代表、
アリシアです!
俺がちょっと抜かしたら、
闘争心むき出しで挑んできまして!
そっから、バトルは、
力比べのの激走レースへと化していくのです。
道中、滝に打たれたり、
川を渡ったりしながら、
DEATH ROADらしい道中を、
激しく順位を入れ替えながらも激走。
途中途中、チェックポイントがあり、
このAUS女子との勝敗は、
最後のゴール前の時点で、2勝2敗!
勝負は、最終の上り坂コースで
決することに。
もう、この時点で既に足はパンパンでしたが、
最後の力を振り絞り、ペダルをこぎます。
ゴールまで残り10mの地点。
僕が5mリードをしていたところで
事件は起きました。
この、腰に巻いていたフリース↓
これがあまりの激走に耐えかねて、
結び目がほどけ、車輪に絡まったのです!
そこで車輪が横転しそうになった僕を尻目に、
アリシアに抜かれ‥、、、
結局、この勝負、
敗退!!
ガチでやって負けました。。
でもね、
彼女は22歳、
タッチフットボールの現役選手のようでして。
約10歳差の彼女に負けるのも、
仕方ない!
ってことで、
自分を納得させてます。
最後は、表彰式まであり、
とにかくアドレナリンでまくりの
レースでした!
と言う訳で、
ボリビアは最高に楽しかったです。
物価も安く、人もすれてない。
アドベンチャーもたくさんあって、
本当に刺激、刺激の毎日です。
もし10日ほど休みが取れるのであれば、
是非、ボリビアへ!
間違いなく、日本では味わえない、
濃い体験ができると思いますよ。
2011.02.24 Thursday | 01:58 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
2011.02.23
さぁさぁ、ボリビアのエンタメは、
日曜日に限ったことじゃありません。
まず、日本人バックパッカーのあいだで
今、ブームと言っても過言ではないのが、
ボリビアンパーマ、
略して、
『ボリパー』!
バッパー宿の『エル・ソラ』の近くには、
ボリパー屋(いや、ただの床屋なんですが)が、
たくさん軒を連ねてます。
物価の安さから、
なんと30bol(約300円)でかけられてしまうという、
破格のパーマなんです。
そんなのやんなきゃ損!損!
ってことで、早速、かけてきました!
嫁が↓
いや、僕もかけたかったんですけど、
髪の長さがどうしてもたりなくてね。。
パンチにも足りない長さだと。
そんな嫁は、
ロットの一番大きいのをチョイス。
サバサバ系おばちゃんスタイリストは、
みるみるうちに嫁の髪を巻き上げます。
パーマ液なんて、
素手でちょちょいのちょい。
一応、それっぽい熱をかけるマシーンに、
髪を当てること約40~50分。
ってか、俺その間ヒマ。。。
って、ことで、
自分は、ボリパーならぬ、
ボリビアンカラー、
略して、
『ボリカラ』!
に挑戦してみました!
髪も短い分、
料金なんて破格の20bol(約200円)!
一応、色も選べたんですが、
まぁ、はっきり言って全く関係ないです。
あっという間に、カラー液を塗り切って、
余った液は髭にも塗られ、、、
それっぽい帽子をかぶること、
約30分。
こうして、、、
嫁のボリパー!
俺のボリカラ完成です!
嫁のボリパーは思いの外、似合ってました。
逆に、俺のボリカラは、
単なる茶坊主となっただけでした。。
まぁ、坊主だから、
一月としないうちに元に戻っちゃうんだけどね。
破格の200円だからこその、
ボリカラです!
ちなみに、最後の写真、
このボリパー&ボリカラで臨んだ、
ボリビアきってのアトラクション、
『DEATH ROAD』
に臨んだ際の格好です。
これが、また、
最高の刺激を与えてくれたのでした。
つづく。。
2011.02.23 Wednesday | 13:07 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
2011.02.23
日曜日のラパスの過ごし方!(どろぼう市におばちゃんプロレス)
ウユニでの青春の余韻を残しながらも、
ボリビアの事実上の首都
『ラ・パス』へやって来ました。
(憲法上はスクレ)
標高3600mに位置するこの街は、
高台から臨むと、周囲を山々に囲まれているのが分かります。
夜景もハンパなくって、
僕の中では街の夜景トップ3に入りました。
(写真が上手く撮れませんでしたが‥)
そんなラ・パスへは、
気合いで夜行移動して、
日曜日の朝に到着しました。
なぜなら、
日曜日のラパスは見どころ満載!
まずは、エル・アルトで日曜に開催される、
『どろぼう市』。
ラ・パス市街から、「El Alto」か「CEJA」と書いた
コレクティーボ(ミニバス)に揺られること約20分。
エル・アルトに着くと、
そこには莫大な青空マーケットが開かれてました。
そこでは、
日用雑貨からパソコンのソフトまで
あらゆるモノが手に入ります。
AdobeのPhoto Shopも
なんと100円で売られてましたから~!
スペイン語版だったので諦めましたが‥。
うちらも生活必需品を買って、
(歯ブラシ×2、ボディーシャンプー、石ケン、洗剤)
5bol(約60円)。
洋服も、
ブランドのアウトドアジャケットの質の高い偽物とかが、
格安で販売されてます。
噂によると、
隣国から盗んできたモノが並ぶため、
(それが、どろぼう市と呼ばれる所以ですが)
その価格は驚異の安さです!
でもね、探すのが大変なんです。。
こういう買い物が得意な人と言えば、
次回は是非、うちのおかんを連れて来たい。
そんな、どろぼう市で、
ウクレレを奏でる少年。
はっきり言って、何も弾けちゃいないんですが、
「チップちょ~だい!」って。
しかも、ちょいちょい集めてるし。
こういうの見てると、
商売なんて何でもできるんだな、って。
って、極端な例ですが、
要は考えるより、行動したもん勝ちってことです!
そして、、、
日曜日のラパスと言えば、これ↓
同じくエル・アルトで開催されている
『おばちゃんプロレス』です!
インディヘナのおばちゃんが出場する
このプロレス団体。
ラ・パスでは、
地元民にも観光客にも大人気なんです。
チケットもシャレてるし、
トイレ2回とスナックとお土産まで付いて、
50bol(約600円)。
会場に入ると、
インディヘナのおばちゃんたちも交えて
大盛り上がり!
これがまた、おもしろかった!
試合も分かりやすく、
ヒーローと悪役に分かれていて、
ヒーローが活躍すると歓声が上がり、
悪役にはブーイング、という流れ。
ただ、選手もレフェリーも足りてないのか、
みんな使い回されまくってました(笑)
そんな中、
華麗なる衣装を身にまとい登場した
おばちゃんレスラーその1!
しかし、男性レスラー相手に、
レフェリーも交えてボッコボコにされ、
仕舞いには髪も切られる始末。。
ってか、男性陣、
衣装が普段着すぎますから~!
続いてのおばちゃんレスラーも、
最初は威勢よかったけど、
最後は、パワーボムで撃沈。
おばちゃん同士の戦いでは、
激しい技の応酬の末、
最後は、一方の首がねじれて、
担架で運ばれていきました。。
本気で首やってましたよ‥(恐)
このプロレス、
結構エグいっす。
見たくありませんが、
おばちゃんのパンチラも
ちょいちょい見えますし。
エグいと言えば、
最後に出てきたこいつ↓
フランチェンのような格好に、
生肉(本物)持って出てきて、
観客席に、投げつけた~!
僕の3つ隣ぐらいにいた日本人に、
もろにぶつかってました。
ジャケットに生血が付いてましたから。
試合は、レフェリー共々、
生肉の刑に処せられて、終了。
いやぁ、エグかったけど、
ボリビアのプロレスが、
こんなにエンターテイメント性豊かだなんて。
おもろかった~。
と言う訳で、
ラ・パスには日曜日の滞在をオススメしますよ!
でもね、
まだまだボリビアには
エンターテイメントがあるんです。
つづく。。
2011.02.23 Wednesday | 08:15 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
2011.02.20
今回のblogは、
この旅の中でもハイライトに入るため、
かなり長いですが、ご了承を。。
イースター島を後にした僕らが向かった先は、
ボリビア『ウユニ塩湖』。
そう、
ウユニ塩湖が雨季に入り、
水が張って、 噂の鏡面張りが見られる!
との情報を聞きつけたのです。
そうとなったら、休む間もなく行動!
サンチアゴから、
チリ北部のサン・ペドロ・デ・アタカマへ夜行で抜け、
翌日から早速、ウユニへ抜けるツアーへ参加しました。
このツアーが、またすごかった。
ランクルでアタカマ砂漠を疾走し、
標高4400m、緑に輝く天空の湖、
『ラグーナ・ベルデ』や、
溶けだした鉱物のせいか、湖が赤い、
『ラグーナ・コロラダ』 を通り、
それぞれの湖には、
フラミンゴがいっぱい!
そして、『石の木』と呼ばれる、
奇観が広がる地帯を通り、
温泉まで入れちゃいました!
このコース、
フジテレビで不定期に放送されていた『世界の絶景100選』でも、
俳優の中村俊介氏が絶賛していたルートのようです。
確かに、期待以上に素晴らしかった。
ただ、標高5000mを越えるルートなので、
高山病にはくれぐれも注意です。
そして、、、
そんな我々の期待を遥かに上回ってくれたのが、
このツアーの目的地でもある『ウユニ塩湖』。
見てください、この光景!
南北約100km、東西約250km、面積約12000km²という、
四国の約半分の面積に渡って、塩の大地が広がり、
そこに数十センチの水が溜まっているんです。
ウユニ塩湖は、
元々、海底が隆起してできあがったアンデス山脈に位置し、
土中にたくさん含まれる塩分を、山に降り注いだ雨が運んでくるため、
これほど大きな塩源ができあがったんだとか。
こんな光景を目前にすると、
やっぱり飛びたくなります。
そして、こんな背景だからこそ撮れる
トリック写真、その壱!
あ~れ~、
プリングルスに入れらてまう!
トリック写真、その弐!!
あ~れ~、
踏みつけられる!
トリック写真、その参!!!
あ~れ~、
女性がワインのコルクに~!!
ちなみに、写真の2人は、
イースター島から一緒の、
関西出身のヤスくんとサエちゃんです。
ボケのさえちゃんと、ツッコミのヤスくんとの道中は、
格別に楽しかった。
こんな感じに、
あまりにもウユニが素晴らしかったので、
僕らはツアーを途中でドロップオフ。
ウユニ塩湖のど真ん中に位置する、
『塩のホテル』に泊まることにしました。
しかも、まさかの2連泊。
と言うのも、
ここで運命的な出会いを果たすことになったのです。
2月10日~11日にかけて、
日本の裏側のここウユニ塩湖に集まった
日本人総勢18名。
学生からカメラマン、社会人まで、
その属性はさまざま。
このメンバーで、
ウユニでここまで青春することになるとは。
まずは、
『UYUNI』の人文字。
水面反射してる方を見てくださいね。
塩の山に乗っての
遠近法写真。
そして、遠近法を用いた
白鳥のポーズ。
さらには、
水面反射を利用した、大車輪まで!
それぞれが個性溢れる服のカラーで、
まるでUNIQLOやBENETTONの広告のよう。
このメンバーでの束の間の3日間は、
本当に青春でした。
レディースは、
華麗なるジャンプを披露。
メンズは、
芸術的なポーズでキメ!
EXILEも結成!
もはや、ウユニ塩湖関係なし!(笑)
そして、2月11日と言えば、
日本の建国記念日。
たまたま、持ち合わせた
バックパックの肥やしと化していた日本国旗に、
この日、そこに居合わせた日本人みんなでサインをして、
日の丸を掲揚してきました!
しかも、
みんなで『君が代』まで歌ったりして!
いやぁ、完全に右寄りな瞬間でした。
そして、
ウユニ塩湖はここから
さらに僕らを驚かせてくれます。
まずは、夕陽。
雲一つない空に沈む夕陽は、
素敵の一言。
まるで、
太陽に吼えろのオープニングのような写真です。
この光景をバックに、
みんなで万歳。
完全に青春でした。
夜は、塩のホテルで、
ウユニですがダハブゲームで盛り上がり、
風が止んだところで、外に出ると、、、
そこには、満点の宇宙が...。
満天の星空が、これまた水面に反射して、
見渡す限りの宇宙空間が広がっていたんです!
僕らはあっけにとられたように、
その光景にくぎ付けになりました。
それは、
写真では伝えきれないような、
超神秘的な光景でした。
おそらく、
ウユニでしか見れない光景ではないかと。
そんな中、
夜ならではのトリック写真もパシャリ。
本当に、ウユニ最高。
そして、夜明け。
朝焼けの水面反射も、最高にキレイでしたが、
さらにスゴかったのが、裏朝日!(勝手に命名)
闇が明けていく光景とでも言うのでしょうか。
朝日の上がる反対方向では、
段々と闇の幅が狭くなり、
一日(ピンク)が始まるシーンを、
目撃することができたのです。
それは、奇跡のような光景でした。
迎えた朝日。
これまで数々の朝日を見てきましたが、
この朝日は言葉では言い表せません。
思わず立ちすくんでいる自分がいました。
実は、この日が低い時が、
ウユニで最も水面反射する瞬間。
早朝に訪れたランクルも、
ほらこの通り、反射。
ダイちゃんも、
ヒロムくんも、
3人もこの通り、くっきり反射です!
CDのジャケットにも、このまま使えそうです。
こうして2日間、ほぼ完徹。
ただ、この光景を前にしては、
疲れもどこへやら行ってしまいました。
そして、
最高の時間を共にしてきた仲間と、
最後はフィナーレドライブを。
塩まみれのランクルに、
日本の国旗を携えて、
いざ、出陣です!
水平線とか分からない光景なので、
本当に、空を走っているような感覚なんです。
車のCMみたい。
最後は、みんなで記念撮影!
本当に、最高の仲間、
奇跡の光景でした。
間違いなく、
この旅の中でも3本のハイライトに入るかと。
誰かが示し合わせた訳でもなく、
この日、この瞬間に、
この日本の裏側の地に集まれた
この奇跡に感謝。
この光景は、
きっと死ぬまで忘れられません。
そんなウユニには、国際空港が
建設途中(きっと遅れるでしょうが、今年中に完成予定)でして、
これから観光客が殺到すること間違いなし。
6年前に訪れた妻は、
その時よりも明らかに、汚れてきていると。
行かれる方は、お早めに!
ウユニ万歳!!!
2011.02.20 Sunday | 03:20 | comments(10) | trackbacks(0) | by KOJI
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