【25】Turkey:トルコで見つけたCOOL JAPAN!
2010.12.04
アジアとヨーロッパの架け橋、イスタンブール。
その表現は、この街のみ許されている、と言われている通り、
イスタンブールの街はボスポラス海峡を挟んで、
アジアサイドとヨーロッパサイドに分けられいます。
その全体から醸し出される雰囲気は、まさに、
ヨーロッパのエッセンスに、アジアのカオスを、
織り交ぜたかのような色合い。
旧市街には、ブルーモスクを中心に、
これまでの中東の街と同じく
スーク(オールドバザール)が存在しているのですが、
そのキレイさと言ったら、
スーク(市場)と言うより、モールのよう。
カオスの中にも、秩序がある様は、
まさに、ヨーロッパの中のアジアです。
接客もあまり、しつこくないのも、ヨーロッパっぽい。
値引きしようものなら、
じゃあ売らないよ!ってな具合。
一方の新市街は、洗練されたヨーロッパの様相。
西欧化されたアジア人としては、
この美味しいトコ取りの街並みはたまりません。
広すぎず狭すぎない街の大きさも、
心地よさを感じます。
そして、食がまた豊富なこと!
お馴染みドネル・ケバブに、
のびーるトルコ・アイス、
そして、イスタンブールと言えばの、これ!
このサバ、身に油が乗っていて、そもそも美味いのですが、
これを、世界一美味いと言われる『エキメッキ』というトルコのパンで挟むと、
最強のコラボレーションが生まれるんです!
エミノミュ名物、『サバサンド!』
マジで美味い。。
この旅のフード、トップ3に入りましたよ。
こんな街並み、食ともに、豊かなトルコ、
住みたい街ランキングにも、
ロンドンに続きランクインしそうでした。
この事件が起こるまでは‥。
トルコ式風呂『ハマム』をご存知ですか?
実際は、トルコだけならず、
中東全体に広がる公衆浴場のことです。
体を洗うだけでなく、
赤スリやマッサージも受けられることで知られており、
観光客も多数訪れます。
中東での疲れを癒そうと、
最後のトルコにとっておいた楽しみ。
それでも、極力節約したい僕らは、
地元民向けの現地価格のハマムに足を運びました。
これが、大誤算。。
一見、キレイに整備された更衣室。
ここで、タオル一枚に着替えます。
そして、出てきた我がマッサージ師。
この太鼓腹の親父が大の曲者だったのです!
右も左も分からない中、
言われるがままに、サウナ室で汗を流すこと20分。
いい具合に、体もふやけてきたところで、
太鼓腹の親父のもとへ。
すると、何を思ったか、
洗礼の張り手を背中に一発!
バチーッン!!!
『いてぇ!!!!!』
思えば、ここで僕が叫んだのが間違いだったのか‥。
親父のS心をくすぐってしまったようで、
その後、ボッコボコにされることになったのです。
まずは、
その垢スリの力強さと言ったら、
ハンパじゃない!
垢と一緒に、乳首ももっていかれそうになりました。
そして、垢スリが終わったと思ったら、
今度は、まるでプロレス技のようなマッサージが!
痛さのあまり、悶絶していると、
さらに強い技を仕掛けられます。
10分ともたずにグロッキー状態に‥。
いつの間にか洗浄され、泡まみれになった僕に、
最後は、冷水をぶっかけられ、
そして、背中にもう一発、
バチーッン!
完敗でした。。
おかげで、僕は、
両乳首に絆創膏を貼って帰る始末に‥。
この苦い思い出を忘れないため、
最後、親父と記念撮影をしておきました。
このハマムさえなければ、
イスタンブール、ましてや、トルコ全体は、
最高だったのに‥。
いつの日か、この親父に、
必ずやリベンジしてやります。
2010.12.04 Saturday | 05:59 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
2010.12.02
中東、最後の国はトルコへ!
いやぁ、危険なイメージの国々を抜けてきた分、
トルコに入った時には、自然と体がリラックス。
向かった先は、カッパドキアです。
カッパドキアは、トルコ中央部のアナトリア地方に、
100km2近くに渡って広がる奇岩地帯のことです。
キノコ岩や、煙突のような岩がそびえる光景は、
まさに自然の奇跡!
この地形は、度重なる火山活動と風化によって、できたものだとか。
泊まったホテルまでもが、岩窟を掘ったホテルでした。
久々に、豪華ホテルで快眠。
3世紀半頃、
ローマ帝国の弾圧から逃れてきたキリスト教徒たちが、この地に移り住み、
柔らかい岩を掘り出して、住居や教会をつくりました。
こんな岩窟の中に住んでいただなんて‥。
12世紀頃に建てられた岩窟教会の中には、
光が差し込まないため、
未だに当時のフレスコ画を見ることができます。
ちなみに、本当は撮影禁止でした。
また、イスラム勢力等からも脅かされていた彼らは、その住処を地下へとも伸ばし、
カッパドキアには地下都市も存在します。
地下8階、深さ65mにも及ぶ地下都市には、
ワイン製造所、食堂、居間、寝室、
そして教会までもが存在してたんだとか。
地上と連絡を取り合うための、穴も。
ウフララ渓谷と呼ばれる場所には、
崖をくりぬいて作られた、
5000もの住居と100以上の教会が残されてました。
そんな渓谷をのんびりトレッキング。
と、まぁ、カッパドキアは見どころ満載。
そんな地で、僕らを迎えてくれたのが、
従姉妹の夫妻!
あーんど、姪っ子のソフィー(さくら)ちゃん!
従姉妹家族は、ここカッパドキア在住なんです。
ソフィーは、去年会った時はまだ赤ちゃんだったのに、
もうすっかり自分の足で歩いてました。
子供の成長は早いのぉ!
旦那のザフェルさんは、
ここカッパドキアでツアー会社を営んでおり、
至れり尽くせりのサービスを提供して頂きました。
滞在中、トルコ料理をたらふく食べさせてもらったり、
イスラーム伝統の踊りのセマに連れて行って頂いたり‥、
中でも、格別だったのが、
カッパドキアと言えばの、これ!
気球ツアーです!
この気球ツアー、日の出を見るために、
早朝5時45分には宿を出発。
搭乗前には、クッキーとお茶のサービスまであります。
準備ができたら、レッツラゴー!
ボー!という火を噴く音と共に、
気球がみるみるうちに膨らんでゆきます。
我らが気球のキャプテン。
ヨルダンで出会ったナイスな今井夫婦と一緒に、
夜明け前の空へ、いざテイクオフ!
スゴかったのが、その気球の数!
ゆうに30近い気球が、
この奇岩地帯上空に浮かぶ光景は圧巻でした。
ちゃっかり遠くには、HISなんかの姿も。
そして、いよいよ日の出です。
これまで数々の日の出を拝んで参りましたが、
上空から拝む日の出も、また格別でした。
その高さは、地上500mから、
奇岩地帯ギリギリまで下降。
そして、約1時間に及ぶフライトを終え、
気球は着陸態勢へ。
この車両にドンピシャで着陸しなくちゃならないんです!
しかし、さすがは我らがキャプテン。
その冷静沈着なスキルは、
鳥肌が立つほど素晴らしかった!
見事、車両の上に着陸!
着陸後は、なんとキャプテンによるシャンパンファイトがありました。
そして、シャンパンカクテルのサービス。
どこまでも、至れり尽くせりです。
乾杯!
いやぁ、カッパドキア最高。
なにより、従姉妹夫妻に感謝です。
本当にありがとー!
帰りの空は、また格別でした。
トルコ万歳!
2010.12.02 Thursday | 03:41 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
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