2011.02.08
『モアイ』を五感で感じた日々。
いつ頃からだったか、
なぜか自宅に置いてある『モアイ像』。
自宅の玄関前に立ちすくむモアイは、
ずっと家の守り神的な存在でした。
そんな縁もあって、
この旅で、何気に最も楽しみにしていた場所、
それがモアイの聖地、イースター島。
旅も終盤にきて、ついに、
その場所へ訪れる時がやって来ました。
サンティアゴから、5時間半のフライト。
上空から見たイースター島は、
わた飴のような雲に覆われ、
既に神秘的なオーラに包まれているようでした。
その予感は、的中します。
空港に着くと、
南国の島らしい花のサービスが。
突きぬけるような青い空に、
照りつける太陽、
そして、潮風。
空港に降り立った時点で、
この島の空気が好きになりました。
街に出ると、
早速モアイが出迎えてくれます。
なんか 不思議な感覚に陥ります。
通常、空と雲と島と海と人間が、
別物に見えるはずなのに、
このモアイを一緒に見ていると、
全てが一体化して見えるんです。
間違いなく、ここイースター島は、
モアイによるパワースポットと化してます。
そんなイースター島は、
各地にモアイが点在しているため、
レンタカーで回るのがベスト。
街で偶然にも、
在籍していた会社の内定者とかに出会い、
5人揃って四駆をレンタルして回りました。
中でも、圧巻だったのがここ↓
15体も立ち並ぶモアイ像です!
海を背景にひっそりと立ち並ぶ15体のモアイは、
一体、一体、個性があって、本当に味がある。
ずーっと見ていても、飽きません。
こういう背景を目にすると、
どうしても飛びたくなってしまうのは、
人の性でしょうか。
何をやっても絵になるのは、
モアイにそれだけパワーがある証拠かと。
そんな15体のモアイは、
朝日が背景に上がるスポットとしても有名です。
当然、僕らも早起きして向かいました。
が、しかし、、、
日の出の時間に近付くと、
まさかの大雨。。
いっこうに止む気配もありません。
うちらの運もこれまでか‥。
そう、思った矢先でした。
突如として雨が止み、
モアイの後ろにも晴れ間が出たんです!
それは、奇跡のような瞬間でした。
そして、迎えた日の出。
上の雲に隠れるまでの間の、
束の間の神秘。
その光景に立ちすくむ女性。
それは、
神様がプレゼントしてくれた、
奇跡の光景でした。
朝日もすごければ、
当然、夕陽も素晴らしい。
何て言うか‥、
この島、
すべてが神がかってるように、
思えてきます。
夕陽でも、お決まりのカットを、
パシャリ。
そんなモアイは、
その語源も、形状も、建造目的も、
すべてが未だに謎に包まれているんです。
と言うのも、過去、
奴隷として連行されたり、内戦も相まって、
ほとんどの島民がいなくなってしまったため、
過去の歴史を伝えられる人がいなくなってしまったから。
そんな悲しい過去を持ったこの島ですが、
モアイは、今も島の守り神として立ちすくんでいます。
こんな不思議な空間に身を置いたのは、
生まれて初めてでした。
そして、
この島のパワーを感じる出来事に、
僕らは出会うことになります。
つづく。。
2011.02.08 Tuesday | 06:19 | comments(2) | trackbacks(0) | by KOJI
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うん、そのモアイは私の用賀のお家からごっそり家財道具一切と一緒にお宅に行った物でしょう。ハイ。家の玄関をずっと守ってくれていたヤツです。
そうだったね。いまだ中目黒の家を守ってくれてるよ。モアイパワーを本場で感じられたから、今後も大切にするわよ。