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ジャマイカのノリ"Everything is gonna be All Right!"

 

 

カリブ海に浮かぶ、緑豊かな島、ジャマイカ。

 

 

言わずと知れた、レゲエミュージックの発祥地です。

 

 

そして、そのキング・オブ・レゲエと言えば、この方。

 

 

 

Bob Marley1.jpg

 

 

 

ボブ・マーリー。

 

 

 

近代に至るまで、植民地化されなかったアフリカのエチオピアを、黒人の魂の故郷と置き、

エチオピアの皇帝ハイレ・セラシエ1世を神と描く『ラスタファリズム』(通称:ラスタ)を、

歌詞に載せ、歌った彼のレゲエ音楽は、今でも世界中で愛され続けています。

 

 

 

Bob Marley2.jpg

 

 

 

当然、ジャマイカでは神のような存在で、

バスの座席にもいらっしゃいました。

 

 

 

Bob Marley3.jpg

 

 

 

そんな、彼を崇めてか、

ラスタファリズムの方々なのか、

ジャマイカには、ドレッド、スパイラル、ブレードの人ばかりなんです!

 

 

 

ラスタマン1.jpg

 

 

 

ラスタマン2.jpg

 

 

 

ドレッドを隠した帽子は、

もちろんラスタカラー。

 

 

 

ラスタマン3.jpg

 

 

 

子供も、もちろんドレッドです。

 

 

 

ラスタマン4.jpg

 

 

 

女の子もね。

 

 

 

ラスタマン5.jpg

 

 

 

そのせいか、みんなお洒落に見えるんです。

 

 

 

また、街中にはレゲエが氾濫しています。

 

 

 

街中に音楽が.jpg

 

 

 

バスに乗っても、車内はレゲエでガンガン。

 

 

 

ここまでイメージを裏切らない国は、

他になかったのではないでしょうか?

 

 

 

バス乗車時に、こんな出来事がありました。

 

 

 

いざ出発時間を迎えたバスに、

荷物だけ席に置いて、おばさんが突如、姿をくらましたのです。

 

 

 

普通だったら、出発して荷物は盗まれるのがオチですが、

このバスは、そのおばさんを探すべく、市内をウロウロ。

 

 

 

30分程かけて、ようやく見付かったのですが、

普通だったら、乗客の一人ぐらい文句をいいそうですよね?

 

 

 

それが、なんと、

その時乗ってた乗客、誰一人として文句も言わず、

むしろ、大爆笑だったんです!

 

 

 

「どこ行ってたんだよ~、バカー!うひゃひゃー!!」

 

 

 

みたいな。

 

 

 

さらに、そのバスにおいて、

しばらく走ると、新たな事件が起きました。

 

 

 

「ボフッ!」と大きな破裂音と共に、

右の後輪がパンクしてしまったのです。

 

 

 

急遽、バスを止めて、運転手が確認。

 

 

 

もちろん、タイヤを交換するのかと思いきや、

なんとバスはそのまま何をすることもなく発車!

 

 

 

どうやら、「まだ行ける!」と判断されたようなのです。

 

 

 

そんな状態で走られたら、

普通、乗客少しは焦りますよね?

 

 

 

しかし、パンクしても走り続けるバスに、

またまた乗客みんなで大爆笑。

 

 

 

「大丈夫かよ、おい!うっひゃひゃー!!」

 

 

 

みたいな。。

 

 

 

その後、

いよいよタイヤも持たなくなって、ようやくガソスタでタイヤ交換したのですが、

今度は、その変えたばかりのタイヤが、ものの30分と持たずにパンク!

 

 

 

タイヤ交換.jpg

 

 

 

またまた、バスを止めて、タイヤを取り外したのですが、

今度は、新しいのを付けることなく、右後輪1輪で走り出したのです!

 

 

 

この旅でも、ヒドいバスは多くありましたが、

タイヤを1輪失って走ったバスはジャマイカが初めてでした。

 

 

 

それでも、ジャマイカ人の乗客はへっちゃら。

 

 

 

真下のタイヤだったので、僕らは気が気じゃなかったのですが、

それでも、キチンと目的地まで着くのだから、スゴいです。

 

 

 

バス停に居た、ギター弾きには、

こんなメッセージを日本へと託されました。

 

 

 

街中に音楽が2.jpg

 

 

 

『Everything is gonna be all right!』

(大丈夫!全部よくなる!)

 

 

 

日本へのメッセージ.jpg

 

 

 

彼らの生き方を見てると、

確かにそんな気がしてしまうのが不思議です。

 

 

 

日本へのメッセージと言えば、

こんなことも。

 

 

 

僕らがキングストンに滞在中に、

たまたまレゲエ界の大御所、フレディ・マクレガーのLiveがありました。

 

 

 

Fredy Live1.jpg

 

 

 

会場は、ニューキングストンのクラブ、インパルス。

 

 

 

Fredy Live2.jpg

 

 

 

洒落た空間です。

 

 

 

観客もなんか洗練されてる感じ。

 

 

 

Fredy Live3.jpg

 

 

 

そんな中、なんか見たことあるおっさんがいるなぁ、

と思ったら、、、

 

 

 

Fredy Live4.jpg

 

 

 

なんと、主役のフレディが、観客に交じって座ってました!

 

 

 

この辺りも、ジャマイカらしい!

 

 

 

そんなLiveの冒頭にて。

 

 

 

なんと、復興さなかの日本にむけてのメッセージソングと言うことで、

1曲、アカペラで日本の歌を歌ってくれたんです!

 

 

 

Fredy Live5.jpg

 

 

 

曲はよく知らない曲だったのですが、

後日、友人が教えてくれたところによると、

『琵琶湖周行歌』。

 

 

 

何故、その歌だったのかは全くの不明ですが、

その気持ちだけでも、メチャクチャうれしかったです。

 

 

 

会場からも惜しみない拍手が送られました。

 

 

 

Fredy Live6.jpg

 

 

 

記念撮影まで。

 

 

 

Fredyと一緒に.jpg

 

 

 

そしたらね、なんと、

翌日の新聞のセンター見開きにおいて、

当日のことが大々的に報じられたんです!

 

 

 

STAR新聞1.jpg

 

 

 

そこに、ちゃっかり写っちゃいました。

 

 

 

STAR新聞2.jpg

 

 

 

バスに乗ってたら、

『あなた達、新聞に載ってるわよ~。』

って、おばさんが教えてくれたんです。

 

 

 

まさかのジャマイカ新聞デビュー。

 

 

 

ともかく、

そんぐらいジャマイカはゆるいし、

音楽と笑いに満ちた素敵な国なんです。

 

 

 

さらに、ジャマイカと言って忘れてはいけないのが、

カリブの海!

 

 

 

キングストン郊外には、

『ライム・キー』と呼ばれる無人島があって、

船で15分ほど揺られると、、、

 

 

Lime Cay1.jpg

 

 

 

本当に何もない無人島へ!

 

 

 

Lime Cay2.jpg

 

 

 

ウニがたくさんいてね、

 

 

 

Lime Cay3.jpg

 

 

 

何匹か獲ってやりました。

 

 

 

Lime Cay4.jpg

 

 

 

でも、食用じゃなかったのですね。。

 

 

 

また、ビーチと言えば、『モンテゴ・ベイ』が有名ですが、

モンテゴ・ベイより静かなビーチとして、

『ネグリル』と呼ばれるエリアもあります。

 

 

 

Negril1.jpg

 

 

 

観光客の多い『モンテゴ・ベイ』に対して、

こっちは本当に人数が少なくて落ち着いたビーチです。

 

 

 

Negril2.jpg

 

 

 

この通り、カリブの海の色も、

エメラルドグリーンです。

 

 

 

Negril3.jpg

 

 

 

陽気な音楽、 キレイなビーチ、そして、

笑いに満ちた人々と。

 

 

 

ジャマイカは3拍子揃ってますね。

 

 

 

治安はキングストンのダウンタウンを始めとした一部地域を外せば、

比較的良好と思いますし。

 

 

 

ジャマイカ、最高に気に入りました♪

 

 

 

"Everything is gonna be All Right!"

 

 

 

この姿勢、見習っていきたいです。

 

 

2011.04.03 Sunday | 14:54 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

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