2010.12.04
イスタンブールの苦い思い出‥
アジアとヨーロッパの架け橋、イスタンブール。
その表現は、この街のみ許されている、と言われている通り、
イスタンブールの街はボスポラス海峡を挟んで、
アジアサイドとヨーロッパサイドに分けられいます。
その全体から醸し出される雰囲気は、まさに、
ヨーロッパのエッセンスに、アジアのカオスを、
織り交ぜたかのような色合い。
旧市街には、ブルーモスクを中心に、
これまでの中東の街と同じく
スーク(オールドバザール)が存在しているのですが、
そのキレイさと言ったら、
スーク(市場)と言うより、モールのよう。
カオスの中にも、秩序がある様は、
まさに、ヨーロッパの中のアジアです。
接客もあまり、しつこくないのも、ヨーロッパっぽい。
値引きしようものなら、
じゃあ売らないよ!ってな具合。
一方の新市街は、洗練されたヨーロッパの様相。
西欧化されたアジア人としては、
この美味しいトコ取りの街並みはたまりません。
広すぎず狭すぎない街の大きさも、
心地よさを感じます。
そして、食がまた豊富なこと!
お馴染みドネル・ケバブに、
のびーるトルコ・アイス、
そして、イスタンブールと言えばの、これ!
このサバ、身に油が乗っていて、そもそも美味いのですが、
これを、世界一美味いと言われる『エキメッキ』というトルコのパンで挟むと、
最強のコラボレーションが生まれるんです!
エミノミュ名物、『サバサンド!』
マジで美味い。。
この旅のフード、トップ3に入りましたよ。
こんな街並み、食ともに、豊かなトルコ、
住みたい街ランキングにも、
ロンドンに続きランクインしそうでした。
この事件が起こるまでは‥。
トルコ式風呂『ハマム』をご存知ですか?
実際は、トルコだけならず、
中東全体に広がる公衆浴場のことです。
体を洗うだけでなく、
赤スリやマッサージも受けられることで知られており、
観光客も多数訪れます。
中東での疲れを癒そうと、
最後のトルコにとっておいた楽しみ。
それでも、極力節約したい僕らは、
地元民向けの現地価格のハマムに足を運びました。
これが、大誤算。。
一見、キレイに整備された更衣室。
ここで、タオル一枚に着替えます。
そして、出てきた我がマッサージ師。
この太鼓腹の親父が大の曲者だったのです!
右も左も分からない中、
言われるがままに、サウナ室で汗を流すこと20分。
いい具合に、体もふやけてきたところで、
太鼓腹の親父のもとへ。
すると、何を思ったか、
洗礼の張り手を背中に一発!
バチーッン!!!
『いてぇ!!!!!』
思えば、ここで僕が叫んだのが間違いだったのか‥。
親父のS心をくすぐってしまったようで、
その後、ボッコボコにされることになったのです。
まずは、
その垢スリの力強さと言ったら、
ハンパじゃない!
垢と一緒に、乳首ももっていかれそうになりました。
そして、垢スリが終わったと思ったら、
今度は、まるでプロレス技のようなマッサージが!
痛さのあまり、悶絶していると、
さらに強い技を仕掛けられます。
10分ともたずにグロッキー状態に‥。
いつの間にか洗浄され、泡まみれになった僕に、
最後は、冷水をぶっかけられ、
そして、背中にもう一発、
バチーッン!
完敗でした。。
おかげで、僕は、
両乳首に絆創膏を貼って帰る始末に‥。
この苦い思い出を忘れないため、
最後、親父と記念撮影をしておきました。
このハマムさえなければ、
イスタンブール、ましてや、トルコ全体は、
最高だったのに‥。
いつの日か、この親父に、
必ずやリベンジしてやります。
2010.12.04 Saturday | 05:59 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
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