2010.12.02
カッパドキアの思い出。
中東、最後の国はトルコへ!
いやぁ、危険なイメージの国々を抜けてきた分、
トルコに入った時には、自然と体がリラックス。
向かった先は、カッパドキアです。
カッパドキアは、トルコ中央部のアナトリア地方に、
100km2近くに渡って広がる奇岩地帯のことです。
キノコ岩や、煙突のような岩がそびえる光景は、
まさに自然の奇跡!
この地形は、度重なる火山活動と風化によって、できたものだとか。
泊まったホテルまでもが、岩窟を掘ったホテルでした。
久々に、豪華ホテルで快眠。
3世紀半頃、
ローマ帝国の弾圧から逃れてきたキリスト教徒たちが、この地に移り住み、
柔らかい岩を掘り出して、住居や教会をつくりました。
こんな岩窟の中に住んでいただなんて‥。
12世紀頃に建てられた岩窟教会の中には、
光が差し込まないため、
未だに当時のフレスコ画を見ることができます。
ちなみに、本当は撮影禁止でした。
また、イスラム勢力等からも脅かされていた彼らは、その住処を地下へとも伸ばし、
カッパドキアには地下都市も存在します。
地下8階、深さ65mにも及ぶ地下都市には、
ワイン製造所、食堂、居間、寝室、
そして教会までもが存在してたんだとか。
地上と連絡を取り合うための、穴も。
ウフララ渓谷と呼ばれる場所には、
崖をくりぬいて作られた、
5000もの住居と100以上の教会が残されてました。
そんな渓谷をのんびりトレッキング。
と、まぁ、カッパドキアは見どころ満載。
そんな地で、僕らを迎えてくれたのが、
従姉妹の夫妻!
あーんど、姪っ子のソフィー(さくら)ちゃん!
従姉妹家族は、ここカッパドキア在住なんです。
ソフィーは、去年会った時はまだ赤ちゃんだったのに、
もうすっかり自分の足で歩いてました。
子供の成長は早いのぉ!
旦那のザフェルさんは、
ここカッパドキアでツアー会社を営んでおり、
至れり尽くせりのサービスを提供して頂きました。
滞在中、トルコ料理をたらふく食べさせてもらったり、
イスラーム伝統の踊りのセマに連れて行って頂いたり‥、
中でも、格別だったのが、
カッパドキアと言えばの、これ!
気球ツアーです!
この気球ツアー、日の出を見るために、
早朝5時45分には宿を出発。
搭乗前には、クッキーとお茶のサービスまであります。
準備ができたら、レッツラゴー!
ボー!という火を噴く音と共に、
気球がみるみるうちに膨らんでゆきます。
我らが気球のキャプテン。
ヨルダンで出会ったナイスな今井夫婦と一緒に、
夜明け前の空へ、いざテイクオフ!
スゴかったのが、その気球の数!
ゆうに30近い気球が、
この奇岩地帯上空に浮かぶ光景は圧巻でした。
ちゃっかり遠くには、HISなんかの姿も。
そして、いよいよ日の出です。
これまで数々の日の出を拝んで参りましたが、
上空から拝む日の出も、また格別でした。
その高さは、地上500mから、
奇岩地帯ギリギリまで下降。
そして、約1時間に及ぶフライトを終え、
気球は着陸態勢へ。
この車両にドンピシャで着陸しなくちゃならないんです!
しかし、さすがは我らがキャプテン。
その冷静沈着なスキルは、
鳥肌が立つほど素晴らしかった!
見事、車両の上に着陸!
着陸後は、なんとキャプテンによるシャンパンファイトがありました。
そして、シャンパンカクテルのサービス。
どこまでも、至れり尽くせりです。
乾杯!
いやぁ、カッパドキア最高。
なにより、従姉妹夫妻に感謝です。
本当にありがとー!
帰りの空は、また格別でした。
トルコ万歳!
2010.12.02 Thursday | 03:41 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
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