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変わりゆくラオス、変わらないラオス。

ラオスは学生時代、3度も訪れたお気に入りの国。

メコン川を中心に流れるその国は、
日の出とともに1日が始まり、日の入りとともに1日が終わる、
と言っても過言ではないくらい、ゆったりとした空気が流れている。

最後に訪れたのは約7年前。
今回もその変わらぬ空気を求めて、古都ルアンパバーンに訪れた。

が、そのイメージは、入国するや否や覆される。

キレイに舗装された道路、欧米調の建物、数多く立ち並ぶカフェ・レストラン。

 

ルアンパバーンの街並み.jpg

 

メコン川沿いにはヤシの木も植えられちゃったりして。

 

メコン川と夕陽inルアンパバーン.jpg

 

何よりも物乞いがいない!

自分の知っているラオスは、
ほったて小屋でアルミの椅子が雑然と並べられた喫茶店でカフェラオをふかし、
荷物が主役か!と言うようなバスの出発時刻は2~3時間ズレるのが当たり前で、
メコンの畔で何をするともなく、夕陽を見て過ごす国だった。

それがもはや、街は欧米の観光客でごった返し、
レストランのメニューにもピザやらステーキが登場するほど。
流行りのBARでは、HipHopのダンスイベントまでもが行われていた。

 

ルアンパバーンのHipHopイベント.jpg

 

何故、ここまでの発展を遂げたのか気になって調べてみると、
ここ数年、国を挙げて観光産業に力を注ぎ、中国資本の参入もあって、
なんとGDP成長率7.8%を実現したらしい。

そりゃここまでの変貌を遂げる訳だ。。


それでも、ラオス人の生活は根本的には変わってませんでした。


日の出前からの坊さん達による托鉢の行脚。

ルアンパバーンでの托鉢.jpg

 

日中は暑いので、みんな家の中でぐったり。

夕方、涼しくなった頃から始まるナイトマーケット。

ナイトマーケットinルアンパバーン.jpg

 

そして、メコン川の畔から眺める夕陽。


ルアンパバーンの夕陽.jpg

 

そんな風にして、ラオスでの毎日は過ぎていったのでした。


でも、こんなに発展しているのは都市部だけのようで、
やっぱりちょっと地方に出ると、昔のラオスそのもののよう。
会社と言う会社も少ないので、みんな自給自足の生活が基本で、
ってことは税金も基本そんな取れてないことを考えると、
国家としてどうやって成り立っているんでしょうね?

そう話してくれたのは、現地の旅行会社に勤めるラオ子さん。
ツイッターを通じて、初めて出会った方でした。

ラオ子さんとの出会い.jpg 

 

こうして、現地でがんばっている日本人の方に出会うと、
こちらも励まされるます。

相変わらずゆったりとした時間の流れるラオスは、
観光地化されて、過ごしやすくなったのは間違いなし。

忙しない生活に疲れた方には、是非オススメです!

 

2010.04.28 Wednesday | 23:13 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI

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