2010.04.29
ラオス→中国、古代→現代?
ラオスのバスは予想に反して、AM7:00定刻通りに到着した。
中国への国際バスとあって、バス停はもはや中国人ばかり。
頼んでしまったマズい麺をかき込んで、バスに乗り込んだ。
バスは、24時間掛かるとあって、寝台バス。
中国人は足が臭いとの前情報もあったが、
今回は奇跡的に臭わない。
しかも、比較的柔らかいベッドで助かった、
なんて思ってたのも束の間。
10年程前のラオスからベトナムへの過酷な国境越えを思いだしたが、
ラオスの地方道は、まだまだ未舗装なのだ。
激しく揺れるバスの車体。
何度振るい落とされそうになったことか。。
普通に座っていたのでは、体が支えきれないほど。
国際バスが寝台しかない訳である。
そんな中、爆睡した自分の神経もどうかと思ったが、
揺さぶられること約8時間。
中国との国境に到着した。
入国審査に厳重な荷物チェックをされたが、
ビザなしで入国し、3カ国目は中国へ突入!
すると、どうだろう。
あれだけ揺れていたバスが、中国に入った途端、微動だにしない。
地方でも完璧に舗装された道路から、
中国の発展を肌で感じずにはいられなかった。
国境付近の、名前も分からない街でバスは夕食休憩。
そんな街でも、物乞い一人おらず、街が活気に溢れていた。
こうしてラオスから中国へ抜けたことで、
発展すると言うことがどういうことかを肌で実感。
国、国家によって、ここまで変わってくるものね。
ラオスのように、全く統制とれていないようで貧乏だけど自由な国と、
中国のように、国家による厳しい統制があって発展していく国。
ラオス人はラオス人で、のんびりとした生活が楽しそうで、
中国人は中国人で、この勢いに乗り遅れるなと言わんばかりのパワーがある。
日本はどうか?最近、後ろ向きな話題ばかりな気が。
ある程度、成長を遂げ、経済が成熟してくると、
そういう一途を辿るのかもしれない。
この旅を通じて、如何に日本が恵まれた国か痛感しつつある中、
今一度、日本ができることを冷静に考えたいと思う。
2010.04.29 Thursday | 23:34 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
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