2010.05.29
楽しかった、カルカッタ。
カルカッタでは、本当に多くの日本人に出会った。
特に、マザーハウスでボランティアをしている日本人は多い。
ほとんどがパラゴンかマリアに宿泊しているため、
僕等は昼夜を共にしていた。
そこに、この旅2人目の合流者、
山野くんがはるばるデリーから来訪!
彼も2日間ボランティアを経験した。
シスターに名前を聞かれ、
「トモヒサだ」と名乗ったら、
「トーマス」と勘違いされ、
以来、彼の呼び名はトーマスになった。
彼のいた3日間は、何故か異常に濃いものとなった。
ボランティア体験はもちろんのこと、
一緒にいた日本人達と夜な夜な飲み語り、
買い物に出かけ、インド映画も一緒に観た。
インド映画はおもしろい!
ヒンドゥー語が分からなくても、
言葉を超越するオモシロさがある。
そして、ボランティア仲間で、夜な夜な飲んだりもした。
看護婦、ホスト、料理人などなど、出身もバラバラで、
そんな仲間で語り合えたのは楽しい時間だった。
カルカッタでは、同時にいろんな事件も起きた。
ホテルのすぐそばのネットカフェにいた時のこと。
なんかコゲ臭いなぁ、と思ってたら、
なんと、本当にボヤ騒ぎ!
電源の集中している部屋から出火していた模様で、
あやうく一大事。
幸い徒歩3分の場所に消防署があったため、
大事に至らず、無事に出ることができました。
続いて、何故かパトカーに乗せられた事件。
ボランティアからの帰り、宿の近くで人だかり。
何が起きているのかと見てみると、中心には日本人が。
その日本人に、
「助けてください。」
と言われ、何があったのか聞くと、
航空券を買おうとしたら、最初に言った金額よりも高くなったので、
止めようとしたら、インド人に寄って集って引っ張られたとのこと。
インドじゃよくある話だ。
でも、炎天下の中、本当に困ってそうだったので、
警察署に助けを求めに行ってみた。
そしたら、既にインド人が通報していたようで、
警官もその事実について知っていた。
ただ、伝わり方がインド人サイドで、
「言ったからには、買わなくてはならない!」
と、何故か俺が怒られる。
通りすがりのおじさんにも、
「インドは自由の国だ。交渉で全て決まるんだよ。」
と、悟られる始末。
埒が明かないから、とにかく一緒に来てくれ!と言ったら、
何故か俺だけパトカーに乗せられることになった。
パトカーの中で、俺の名前や住所、何故か親の名前まで聞かれ、
「彼はチケットを買わなくてはならない。
ただ、いくらで買いたいのか、明確に言え。
そしたら、俺が交渉してやる。」
って、俺が悪い訳でも何でもないのだが、
心強いお言葉。
よく見ると、肩には二つ星の勲章が。
お偉いさんのようだ。
着くや否や、野次馬を退散させた警官は、
関係者と、何故か俺だけを問題のツアー会社の中へ。
日本人に最初に提示した金額を確認し、
反発するツアー会社に、「この金額で売れ!」と一蹴。
瞬時に、ツアー会社は折れ、一見落着。
最後も何故か俺が経緯書を英語で書かされたが、
なかなかいい経験だった。
いやぁ、カルカッタは何もない街だったけど、
本当に楽しかったし、いい経験が多かった。
そんなカルカッタを共にした山野くんは、
帰国時に40度の熱に罹ったのでした。
2010.05.29 Saturday | 00:22 | comments(2) | trackbacks(0) | by KOJI
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あー、最高(笑)こういうハプニング集!
今回は、拘留されなくて良かったね。
チケット購入時にはお気を付け下さい。
モスクワから帰るのにモスクワ行きのチケットを
持っていた男より
本当、下手すると拘留されんばかりの勢いで、俺が怒られたよ(笑)今のとこ3回くらいチケット買ったけど、何ともないよ。インドはシャレが通じるおもろい国だ。