2010.07.22
ヒンバ族の村にホームステイ1
ナミビア北部の街オプウォは、
街ブラだけでも十分に楽しめる街だったが、
せっかくだから彼ら少数民族の生活を垣間見たくなった。
ただ、手だてがない。
噂によると、街を歩いていると、
自称ガイドと名乗る人に声を掛けられ、
村まで連れて行ってもらえると聞く。
と言う訳で、
僕らも街中のスーパーに繰り出すことにした。
しかし、用もないスーパーを歩きまわるが、
一向に声を掛けられない。
品物よりも、通りすがる客をジロジロ見てるものだから、
怪しまれる始末。
仕方ないから、水でも買って出ようとしたとき、
一人の男に呼び止められた。
「I'm the guide.(俺がガイドだ。)
Do you wanna go to Hinba's village? (ヒンバ村に行きたいか?)」
噂は本当だった。
ってか、本当ドラクエやってるみたいだった(笑)
彼の名はモーゼス。
ヒンバの血統で、ドイツ人の血も流れている混血。
彼の家族の村に案内してくれ、一人600円でいいという。
即断でお願いすることにした。
ヒンバの村を訪れるためには、
貢物を献上しなければならないため、
その足でスーパーで買い出し。
小麦粉、黒砂糖、サラダ油など、
1000円分くらいの物資を買い出した。
モーゼスのドライブで、
オプウォから北へ10kmほど行ったところに、
その村はあった。
村へ着くと、早速、ヒンバの子供たちが駆け寄ってくる。
見ず知らずの人種が、もの珍しいようだ。
そして、今回お世話になったモーゼスの家族。
右がモーゼスのお姉さんで、
左がモーゼスのお母さんなのだが、
彼女はこの村の村長の夫人でもあるようだ。
そんな彼女に、
「貴方たちは美しい。」
と褒められる。
さすがは村長夫人。
饒舌だ。
気分を良くした嫁は、ヒンバの赤土を塗られることに。
そして、みんなで記念撮影。
すると、何故か気に入ってもらえたのか、
ここに泊まっていかないか、と提案を受ける。
ヒンバの村にホームステイ!?
正直、ちょっと躊躇したが、
こんなまたとない機会を逃す訳にいかない。
その日は宿を押さえてしまっていたので、
翌日、その村にステイさせてもらうことにした。
そして、次の日。
村に到着すると、既に子供たちが僕らのことを覚えていてくれて、
すぐに駆け寄ってきて、笑顔で迎えてくれた。
そして、謎の喜びのダンス。
若干ビビっていた僕の心を和らげてくれた。
もはやウルルンの再会スペシャルのような気分だ。
もてなしてもらうだけは悪いので、
僕らからも日本料理を提供することに。
着くや否や、早速夕食準備に取り掛かる。
火をおこそうとしていると、ヒンバの女性がマキを取ってきてくれた。
もはや本当に原始的な世界です。
献立は、ピーマンの肉詰め。(日本料理なのか!?)
作っている間、ヒンバが仲間を呼ぶ雄叫びを上げる。
すると、暗闇からどこからともなく続々とヒンバ族が集まりだします。
そんな来られても、人数分ねーし!とか思いながらも、
仕方ないから、一口ずつ試食をしてもらった。
概ね好評。
3分もしない内に平らげられてしまった。。
すると、今度はヒンバから樽酒を振舞われる。
ビールと言われたが、どちらかと言うとフルーツ酒。
一体、何が入ってるかは不明。。
なんとか飲み切りました。
酔っぱらった後は、ずーっとヒンバダンスナイトです。
これがハンパないったら、ありゃしない!
リズムは16ビートどころか24ビートぐらいで刻まれて、
パンクやロックよりも激しいのではないかと。。
僕らも一緒に、乗りまくります。
30分も経つと、あまりの激しさに頭痛を覚えるほどに。
しかし、パーティーは一向に終わる気配を見せません。
そんな矢先、一緒に旅を共にしているヒロ君が、
一人のヒンバ族の女性に声を掛けられてます。
ずっと断る素振りを見せているヒロ君。
何があったのかと思って聞くと、
なんとヒンバ族の女性に求愛されている、とのこと!
こんな機会は滅多にないはず。
据え膳食わぬは男の恥だと言って、彼をあおる。
とりあえず、彼女と同じ宿坊に泊まることに。
そして、僕らも就寝。
続く。。
2010.07.22 Thursday | 22:46 | comments(3) | trackbacks(0) | by KOJI
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すごく貴重な体験ですね!
今回の旅行で撮影した写真は、
ぜひ写真集として出版してください!
いやぁ、経験としては貴重ですね。住めと言われたら出来ませんが‥。写真はそんな腕は持ち合わせておりません! アフロさんのPCのおかげです。(笑)
いつも見ています
ひんば族の村は楽しいですか
よくパソコンでひんば族見てる
しょうらいしょうらいひんば族の村に行ってひんばのおかあさんにだっこしてもらうのです