BLOG

  • KOJI BLOG
  • RISA BLOG

野暮ったくて、かっこいい、ドイツ&ミュンヘン!


イギリス等と比べてしまうと、
どうしても野暮ったい印象のあったドイツ。

 

 

そのほとんどを占めるゲルマン系の民族は、
他の白人と比べると、若干ぼってりした印象で、
スタイルが良いとは言い難いです。

 

 

ドイツ語の響きも、英語のような滑らかさはなく、
ズーズー弁を聞いているような感じ。

 

 

実際、英語をドイツ語にすると、

University(ユニバーシティー)がUniväsitet(ウニベージテット)、
Wonderful(ワンダフル)がWunderbar(ウンダバー)、

と変化してしまうんです。

 

 

ヨーロッパの言語選手権(?)でも、
ドイツ語は汚い言語にランクインするほどらしい。

 

 

ただ一方で、
ドイツは世界に名立たるブランドの発祥地でもありました。

 

 

Porsche、Mercedes-Benz、BMW、Audi、Volkswagenといった、
ドイツ車ブランドは言わずもがな。

 

 

まずは『adidas』!

 

 

adidas.jpg

 

 

言わずと知れた、スポーツ用品業界で、NIKEと双璧を張るこの企業。

 

 

てっきりアメリカ生まれとばかり思っておりましたが、
実はドイツ生まれだったんですね。

 

 

そういや今年のWCの決勝は、NIKE vs adidasでした。

 

 

スペイン優勝でadidasに軍配が上がりましたが、WC出場32カ国中、
adidasのスポンサー契約は21カ国(対するNIKEは10カ国)に及んでいたので、
大会全体を通じてもadidasの圧勝だったと言えるでしょう。

 

 

2010年は売上トップに躍り出るのではないでしょうか?

 

 

続いて『PUMA』!

 

 

PUMA.jpg

 

 

やけにPUMAの靴を見るなぁ、とも思っていたら、
こちらもドイツ生まれ。

 

 

スポーツメーカー内の売上で、NIKE、adidasに続くブランドです。

 

 

個人的には、他のファッションアパレルとコラボしたアイテムを
次々に出すPUMAの方が好みですが、
この2つの企業、創業者が実の兄弟なんですよね。

 

 

かつて、ドイツのニュルンベルグ郊外に靴職人の子として生まれた2人は、
1920年に、『ダスラー兄弟商会』という靴メーカーを起ち上げます。

 

 

後に、兄弟喧嘩により仲違いしてしまい、
兄アドルフは、adidus社を、
弟ルドルフは、RUDE社(翌年PUMA社に変更)を
設立したとのことなのです。

 

 

兄弟の会社が世界でトップ3ブランドに入るなんて、
ものすごいことですよね。

 

 

そして『BIRKENSTOCK』!

 

 

BIRKENSTOCK.jpg

 

 

日本でもサンダルでお馴染みのブランドになりつつありますが、
アメリカではサンダル業界でトップを誇るこのブランド、
こちらもドイツ生まれだったんです。

 

 

デザインはビルケンジャパンが提案したものが、
世界で売られるという構造になりつつあるようですが、
価格も日本の半額くらいで売られています。

 

 

『HARIBO』なんてグミも、ドイツブランドでした。

 

 

HARIBO.jpg

 

 

意外とグミ好きな僕としては、この『HARIBO』は高評価で、
日本では300円位(?)ですが、こっちじゃ100円強で買えてうれしい限り。

 

 

こんな感じに、野暮ったさとはかけ離れた、
ドイツ生まれの洗練されたブランドはたくさんあったんですね。

 

 

そして、ドイツ最後に訪れたミュンヘン。
この街で、完全にドイツの野暮ったいイメージはなくなりました。

 

 

オクトーバーフェストも盛り上がっていましたが、
ミュンヘンはヨーロッパでも名を轟かせる、
Street Performanceの街だったのです。

 

 

街を歩くと、昼でも夜でも、
至るところでStreet Performer達を目撃します。

 

 

それは、日本で見るような、ROCKやPOPSとは違って、
クラシックのオーケストラであったり、

 

 

Street Performance1 @Munich.jpg

 

 

ピアノや鉄琴(?)の生演奏であったり、

 

 

Street Performance2 @Munich.jpg

 

 

Street Performance3 @Munich.jpg

 

 

パントマイムであったり、いろいろ!

 

 

Street Performance4 @Munich.jpg

 

 

Street Performance5 @Munich.jpg

 

 

それが、どれもレベルが高いんです!

 

 

普通ならお金を払って聞くようなパフォーマンスを、
路上で聞けたり見れたりするような感じです。

 

 

中でも、彼らのパフォーマンスはスゴかった!

 

 

Street Performance @Munich.jpg

 

 

その名も『konnexion BALKON』

 

 

ジャンルは、Modern Jazz Classicという感じでしょうか?

 

 

ルーツはジプシーのようで、
ジプシー音楽のエッセンスも交えた演技力は、
素晴らしかったです。

 

 

思わずCDも買ってしまいました。

 

 

こんなミュンヘンの楽しみ方を教えてくださったのは、
ドイツ在住のとある夫婦の方々でした。

 

 

彼らは、我々のHPから連絡をくださり、
ミュンヘンを始め、たくさんのドイツの情報を提供頂きました。

 

 

ミュンヘンで落ち合うことができて、
日中も市内をご案内頂き、OKTOBERFESTへもご一緒しました。

 

 

旅路の途中でこうした素晴らしい出会いがあるので、
旅はやめられません。

 

 

T&Aさん、本当にありがとうございました!

 

 

この野暮ったさと、洗練された空気が同居するドイツ。

 

 

この国もまた最高におもしろい!!

 

2010.09.28 Tuesday | 06:40 | comments(3) | trackbacks(0) | by KOJI

コメント(3)

ついにドイツの真髄に関しての日記でしたね!共感しながら読んでいました。もしBalkonのビデオがあったらアップしてみてください。

こちらとしては、本当にミュンヘンを楽しんで頂いて何よりです。
また、ドイツの良さは、ある意味その野暮ったさなんだと思います。人もすれていないし
どうしてもドイツ語だけは鬼のように複雑なのに、覚えた結果響きがああだからやる気がおきませんね・・・

また今度はDuesseldorfで待ってます!お気をつけて

早速のコメント、ありがとうございます!嫁よりも先に読んで頂きましたよ(笑) 確かに、人がスレていない感じがしますよね。素敵な野暮ったさです。Duesseldorfでお会いできることを楽しみにしています!

本当のところは、ドイツ語が英語のなまりなんでなく、英語がドイツ語のなまりが正しいんですけどね・・・
英語とドイツ語はもともとは同じ言語で、英語がドイツ語から派生したのが起源なんで
だから英語は簡略化が進んで、名詞の性や複雑な格変化が消滅して単純な構造になったのでしょう。

ドイツ語は言うならば昔の言葉で、英語に比べて古臭いの当たり前なんでしょうし
習ってみると、文法が非常に複雑なんですが、合理的にできていて、頭の良いゲルマン人の言葉だなと気づかされますよ

英語は文法が単純なぶん、インスピレーションで補わないと離せない言語ですが、ドイツ語は文法ががちがちなぶん
日本語からの訳がほぼ一対一に対応できるようで、変なようですが、英語がむかない人にはドイツ語の方が簡単なようです
けど、その分、文法は英語の2倍じゃきかないくらい覚えることだらけなので
非常に忍耐力がいりますね。。 僕は既に叩きのめされて、挫折したくちですが・・・・

コメントする


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://cool-boom.jp/mt/mt-tb.cgi/2343

<< 世紀のビアフェス!ドイツ『オクトーバーフェスト』 | TOP | ヨーロッパの叡智!CERNへ >>

OpenID対応しています OpenIDについて

Copyright © 2010 COOL JAPAN & BOOM JAPAN ALL Right Reserved