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洗練と適当のあいだ、イタリア。

 

スイスの大自然から、一気に流行の最先端へ。

 

 

イタリアはミラノに来てみました。

 

 

MILANO.jpg

 

 

ミラノは想像していたほどのファッション街ではありませんでしたが、
やっぱり街往く人は、やっぱりオシャレだし、モノも洗練されてる。

 

 

オシャレなおじさま.jpg

 

 

中でも、この「DIRK BIKKENBURGS」と言うブランド。

 

 

BIKKEMBERGS.jpg

 

 

ヨーロッパ中の靴屋で見かけたのですが、
ベルギー生まれのブランドで、今はイタリアに移管されたとのこと。
ちなみに、創業者はドイツ人みたいです。

 

 

ちょっとスポーティーなところが自分好みで、
イタリアに行ったら、調べてみようと思っていたら、
聞くと、ミラノにショールームがあるとのことじゃないですか。

 

 

早速、突撃訪問してみると、
ものすごいスタイリッシュなエントランス。

 

 

BIKKEMBERGSショールーム.jpg

 

 

一瞬、中にまで入れてもらえたのですが、
そこは、ビジネス顧客のみ入場可能で、
子汚いバックパッカーには用のない場所でした。

 

 

仕方ないから、SHOPに行ってみたのですが、
やっぱりかっこよかった!

 

 

スニーカーなんて買い占めたいくらい、
シャレオツなモノが眠ってましたよ。

 

 

日本にも90年代半ばに入ってきていたらしいのですが、
最近は入っていない様子。

 

 

その頃からすると、デザインもイタリア仕立てになっているので、
かなり変わってると思うから、
これから日本でも売り出すのではないでしょうか?

 

 

是非、売りに出して欲しいものです。

 

 

http://www.bikkembergs.com/

 

 

そんなオシャレな街、ミラノを案内してくれたのは、
ツイッターでフォロー頂いた元会社の先輩のマサミさんご夫婦。

 

 

初対面にも関わらず、1日中街を案内して頂き、
仕舞いには夜ご飯まで家でご馳走頂きました。

 

 

しかも、内容はなんと握り寿司!

 

 

sushi!.jpg

 

 

ご主人の実家がお寿司屋さんと言うことで、
そこで学ばれたという久々の寿司は激美味。

 

 

大好物の茶碗蒸しまで出して頂いた時には、
感激して泣きそうでした。

 

 

そんなマサミさんご夫婦からお聞きした、
オシャレとは裏腹の、イタリアの適当伝説。

 

 

その壱。

 

 

郵便局が怠慢。

 

 

こういったインフラ系が怠慢な国は、最悪です。

 

 

僕らもこれまでインド、アフリカを始めとした途上国で、
散々、怠慢な郵便局と触れ合ってきましたが、
荷物を送るのにも半日掛かりは必至。

 

 

窓口へ荷物を持って行っても、とにかく対応がスローのなんのって。

 

 

気が向いたら対応してくれる感じだから、
こっちも気を引くのに必死でした。

 

 

ただ、対応は悪くとも、
これまで送った荷物はこれまでキチンと着いていたのが実態。

 

 

それが、ここイタリアでは、到着することすら難しいらしいんです。

 

 

ご夫婦が送る年賀状も、毎年半数近くが戻ってくるんだとか。。

 

 

しかも、その理由が、「TO」と「FROM」を読み間違えた、、、

 

とか訳が分かりません。

 

 

「TO」と「FROM」の見分けもつかないだなんて、
新米じゃあるまいし、郵便局員としてあるまじきです。

 

 

英語を母国語としない僕でも分かります。

 

 

それで半分近くも間違えるわけはないので、
単純に怠慢なだけだと思われます。

 

 

仮にもイタリアは先進国の部類、のはず。。

 

 

僕も革靴買って送ろうと思ってましたが、
それを聞いてやめました。

 

 

その弐。

 

 

警察がつかええない。

 

 

僕らもドゥオモなど、観光名所にたくさんの警察官を見かけました。

 

 

ただ、彼ら井戸端会議をしているだけで、
特に何か警備している様子もなく。。

 

 

事件が起きても、皆で行動しちゃうから、
連携プレーが取りにくいんだとか。

 

 

実際、道端で違法で出店している輩が居ても、
目の前を通り威嚇するだけで、捕まえようとはしません。

 

 

慈悲の心なのか、怠慢なのか。。

 

 

後者に一票。

 

 

その参。

 

 

首相がオバカ。

 

 

わりと有名な話ですが、
イタリアの首相ベルルスコーニは、かなりのオバカのようで...。

 

 

ベルルスコーニ首相.jpg

 

 

その失言の多さと言ったら、かつての日本の首相を凌駕するのでは、と。

 

 

例えば、

 

 

イタリアで多発するレイプ事件に関して、議会から対策を求められた際の一言。

 

 

『イタリアには可愛らしい女の子がたくさんいるから、レイプをなくすことは無理!』

 

 

バラク・オバマ氏が米大統領選に勝利した際の発言。

 

 

『オバマ氏は、日焼けしていてかっこいい。』

 

 

首相との不倫関係が噂されていた元ヌードモデルの
カルファーニャ機会均等相に対しての発言。

 

 

『もし結婚していなかったら、カルファーニャとすぐに結婚したかった』

 

 

この発言でベロニカ首相夫人は怒り狂い、
ベルルスコーニ首相に全国紙で謝罪するように求め、
首相は即、全国紙で謝罪したらしいです。

 

 

こんなハチャメチャな首相。

 

 

一度は政権交代もされたらしいのですが、
やっぱりこの人しかいないと、返り咲いた模様。

 

 

首相がこれじゃ、確かに国も適当になりますわな。

 

 

この適当さ、いかにもラテン系らしい。

 

 

いやぁ、かっこいいけど、適当な国、イタリア。

 

 

楽しいっす。

 

2010.10.05 Tuesday | 10:43 | comments(7) | trackbacks(0) | by KOJI

コメント(7)

ツッコミどころ満載のイタリアによくぞお越しいただき、
ほんとうにありがとうございました。
実物のおふたりに会えて本当に感激しましたー。
私はこれからも当分は、この国に負けずに(笑)ここで暮らしてくので
またお越しの際にはぜひぜひ会いましょう。
これからもおふたりの旅、影ながら応援していきます!

御礼を言うべきはこっち側です!本当に、美味しいお寿司、茶碗蒸し、お吸い物、そして、ガイドまで!を、ありがとうございました!!洗練されてるけど適当な国『イタリア』。旅行する分には楽しいですが、住むとなると、やっぱり色んな苦労があるかと思います。これからも持ち前のリクルートで鍛えたパワーと、そのユーモアで、ミラノ生活を乗り切ってくださいね!また、いつの日か「最後の晩餐」見に戻って来るので、是非その際は例のコツの伝授を!本当にありがとうございました。

イタリアで生活する場合の苦労は察します。ヨーロッパで一番しっかりしているかなっていうドイツですら
サービスはかなりいい加減で、半年間ネットが開通しなかったり、今回も僕宛の郵便が届かなくて困っています・・・
世界中のどこを探しても日本ほど決めの細かいサービスを受けれる国は無いでしょうね
あの国で生まれ育ったことが、良くも悪くも色々災いしているのかなと感じます。

ただ、イタリアはドイツに比べご飯もおいしく、洗練されてる部分は羨ましいです。
それは日本からの旅行者の傾向を見れば明らかです。誰もわざわざ田舎臭く飯もまずいドイツに長居は無用なんです・・・

そして、イタリア語はドイツ人も憧れるほど音にのっていて華麗な言語だと評判ですよね(僕はあまり好きでは無いですが・・・)
ドイツ語って、北朝鮮で使われている韓国語に似ているというか、とても軍隊調で力みまくってて、優雅さはまるでないですね
なんかぬめぬめしてて嫌な言葉です・・・

最近は、こう思っているのは日本人だけでなく、他のアジア人、ヨーロッパ人、強いてはドイツ人自身が
ドイツ語の音は好きじゃないと思っている人が多いことを知りました
特に女の人はしゃべっていて抵抗が強いみたいです・・・
いっそ英語に変えてしまえばと思うんですけどね、けど、自分たちの言葉がそんな風に思われているのはちょっとかわいそうな気がしますね

Italian people speak with love but German people speak with animal like a horse....

ベルルスコーニ!
ACミランの会長が
首相というのもカルチョの国
ならではだよね。
俺のイタリア行きは年末になりそうです。

ドイツはドイツの面白みがたくさんあると思いますよ!あのスレてなさもドイツならではだと思いますし。女性はドイツの方がキレイなんじゃないかな?言語は確かに力強いですが、男性には男らしくてあってますし。ドイツもイタリアも、両国強烈な個性があって素敵です。

年末になったのね。いつ来るか、いつ来るか、と楽しみにしていたよ。イタリア、見どころ多すぎて、結果2週間の滞在になりそうだよ。中でもヴェネツィアは別格っす。

The world has many issues, you want to create a optimistic ambiance of romance. My dream is to romance.

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