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プラハで見えてきた"理想の街"の条件

 

旅をしながら、違う街を巡り続けると、

自分の好みの街のタイプが見えてきます。

 

 

これまで気に入った街の数々。

ロンドン、イスタンブール、等など‥。

 

 

そして今回、ここプラハへ足を運び、

その条件がだいぶ明らかになってきました。

 

 

その壱、

街に運河が流れていること。

 

 

プラハ街並み1.jpg

 

 

ロンドンにはテムズ川が流れていたし、

ここプラハにもヴルタヴァ川が流れてましたし。

 

 

その弐、

街のサイズが手頃であること。

 

 

プラハ街並み2.jpg

 

 

広すぎず、狭すぎず、

2~3日かけてじっくり歩いてちょうどいいくらいの

サイズがお気に入り。

 

 

その参、

街に味があること。

 

 

プラハ街並み3.jpg

 

 

キレイなのは言うまでもなく、

建物に歴史が加わると、最高の味が出ます。

 

 

特に、ここプラハの街並みは、

これまで見てきたヨーロッパの街並みの中でも、

別格に味わい深い!

 

 

と言うのも、戦争で多くが破壊されることなく、

中世の街並みがそのまま残っているようなんです。

 

 

プラハ教会.jpg

 

 

旧市庁舎も残されていて、

今は街の時計塔として役割を果たしています。

 

 

プラハ旧市庁舎.jpg

 

 

旧市庁舎塔には、

15世紀に作られた天文時計が、

未だに止まることなく時を刻んでいます。

 

 

時計塔.jpg

 

 

そして、プラハの目玉のプラハ城にそびえる

聖ヴィート大聖堂は、圧巻です。

 

 

プラハ大聖堂.jpg

 

 

正直、建築物を見てもあまり感動を覚えなくなっていたのですが、

プラハのこれには圧倒されました。

 

 

プラハ大聖堂間近.jpg

 

 

ゴシック建築の中では、最高峰ではないでしょうか?

 

 

そんな街並みに囲まれているため、

クリスマスマーケットもこれまた素敵。

 

 

プラハクリスマスマーケット.jpg

 

 

絵になるったら、仕方ない。

 

 

プラハクリスマスマーケット1.jpg

 

 

置いてあるものも、 

チェコ名物の、マリオネットや、

 

 

プラハクリスマスマーケット2.jpg

 

 

隠れたマンガキャラクター大国チェコの

人気キャラクターもぐらの『クルテク』グッズなども、

 

 

プラハクリスマスマーケット 3.jpg

 

 

並んでます。

 

 

そして、住みたくなる重要な条件の"食"に関しては、

世界一美味いといわれるチェコビール!

 

 

チェコビール.jpg

 

 

ピルスナーが有名ですが、

正直、僕にとっては、若干薄めでした。

 

 

ただ、ブランボラークと呼ばれる食べ物は、

日本のお好み焼きのような味で、美味し!

 

 

チェコのブランボラーク.jpg

 

 

そして、ハンガリー以来、オーストリアにもあった、

巻き巻きロール!

 

 

STAROCESKE TRDLO屋.jpg

 

 

チェコでもまた見つけてしまいました。

 

 

STAROCESKE TRDLO1.jpg

 

 

製法は同じでしたが、

味付けは砂糖のみ。

 

 

STAROCESKE TRDLO2.jpg

 

 

サイズもハンガリーのものと比べると小さくて、

軍配はやっぱり本場ハンガリーにあがりましたね。

 

 

でも、食は全体的にも、

味付けがしっかりしていて、美味かったです。

 

 

こんな理想的な街に住ん方がでいらっしゃる、

現地赴任の商社マンにお会いすることができました。

 

 

それも、ツイッターで

『プラハに弟が住んでますよ!』

と、ご紹介頂いた方で、

 

 

はっきり言って、

僕らにご馳走して頂く義理は全くないんですが、

なんと、

 

 

「ここは俺の庭だから。」

 

 

と、チェコ料理をたらふくご馳走して頂いたのです。

 

 

中でも、このタルタルと呼ばれる食べ物は、

日本で言うユッケのような生肉で、激美味!

 

 

チェコのタルタル.jpg

 

 

初対面とは思えないほど、気さくに話して頂き、

話題は多方面に及びました。

 

 

そんな中、とても印象に残る言葉を残して頂きました。

 

 

『経験とは困ったもので、過去の成功・失敗体験が、

何時でも何処でも当てはまると考えてしまうところがあります。

 

ただ、タイミング・場所・やり方等によって、
また外部環境・市場環境によって、

過去の実績は覆されることも多々あるんです。』


 

いや、本当にこの言葉には勇気づけられました。

 

 

Sさんご家族、本当にありがとうございました!

 

 

プラハ駐在商社マンと.jpg

 

 

こんな理想的な街で、

かっこいいお父さん、素敵な奥さんを見ながら育ってる子供2人が

うらやましい限りでした。

 

 

 そんなプラハ滞在でした。

 

 

チェコはまだまだ見切れなかったから、

また戻ってこよっと。

 

 

中欧は再来間違いなし。

 

 

 

2010.12.15 Wednesday | 06:31 | comments(5) | trackbacks(0) | by KOJI

コメント(5)

プラハを気に入っていただけたようで!
なかなかよかったでしょ?
何度でも行きたくなる街です。

その3条件、まさに同じ!
ベルギーのゲントもそれに当てはまります。

このビールは飲んだことないな。
国内でもかなりマイナーなのでは…。
ピルスナー・ウルケルが美味しいよ。

食もまだまだ魅力的なものがあるし、田舎の街もまた
魅力があるので、ぜひ再訪してくれ!!

いやぁ、プラハは街並みと言ったら別格だったね。ビールはピルスナー・ウルケルももちろん、バドワイザー発祥とされるブドヴァイザー・ブドヴァルも飲んだよ。バーで飲むのより、ビンで買う方が美味かった。チェコは再来間違いないねぇ。あとクロアチアも。

わかる!その条件。

日本もさ、もう少し街をキレイになんとか出来たんじゃないのかな~ってしょっちゅう思う。

地震の国だけどさ~、なんか味気ない変なビルとか変な色とか形の建物乱立してるよね。日本古来の建築とか風情とか生かされてないのが多いよね。

なんでだろ。

京都みたいな町並みが、もっと色んなところにあってもいいと思うし、校倉造みたいなのももっとあってもいいよね?って思う。

景観コントロールすると、それはそれで住民や地主の自由を奪うとかそういう議論になるけど、結果的にコントロールした方が、街全体の活性化とかに繋がりそうなのにね。バラバラだから統一感ないし、一ついいのがあっても浮いちゃうし。いや、中欧はそういった意味でいくと、素晴らしくキレイな街並みだったよ。訪れるべし。

うん、そういう議論の点から見てもヨーロッパ諸国は日本より成熟してる部分が多い気がする。

あとその国の方向性も街づくりから見えてくる。古き物を大事にしてる国って、福祉とか高齢者医療とかも進んでたりするところ多くない?
日本は物凄い歴史のある国なんだけど、どうも昨今Build & Scrapの精神が蔓延してるよね。

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