2011.01.22
圧巻!これがパタゴニアの氷河!!
パタゴニアの中心、
エル・カラファテ。
僕らが、何故ここまで
長い時間バスに揺られてきたかって、
まさに、この地のため。
そう、
南米大陸、最南端に近いこの地では、
氷河を拝むことができるんです。
偶然にも、
カメラマンの方がレンタカーで向かうと言うので、
便乗させてもらうことにしました。
エル・カラファテから車で1時間程走ると、
雪もかぶっていなかった山々のあいだに、
突如として、広大な氷が眼下に広がります。
ロス・グラシアレス公園、
モレノ氷河。
その国立公園の氷河面積は、
南極、グリーンランドに次ぐ大きさを誇ります。
高さは60mから、高いところで100mとあり、
目の前で見る迫力はハンパじゃありません。
この氷河の一部が、雷鳴のような音と共に、
時折崩壊するシーンを目撃することができるんです。
その自然の織り成す崩壊シーンは圧巻。
崩壊し、姿を見せる内側の圧縮された氷は、
何故か、とても青いんです。
何故、氷河が青く見えるのか?
それは、
圧縮され、空気の気泡の入っていない氷は、
青の光だけを反射し、他の色は吸収してしまうんだとか。
それが氷河が青く見える原理だそうです。
その壮大な光景と、
大迫力の崩壊シーンを見ていると、
寒さも時間も忘れてしまうほど。
自然の織り成す神秘的な光景でした。
翌日、その氷河の上を
トレッキングすることに。
トレッキングにも、1時間ほど歩くだけのミニコースと、
1日かけて歩き回る『Big Ice』と呼ばれるコースとあったのですが、
キリマンジャロに登って味をしめてしまった僕らは、
迷わず『Big Ice』を選択。
まずは、ボートで
氷河の麓へと向かいました。
徐々に近づく氷河。
下から見上げる氷河は、
これまた凄い迫力。
ところどころ、
崩壊した氷河が漂流しています。
本当、ガリガリくんみたいで美味そう。。
まずは、氷河の山袖を1時間ほど歩き、
氷河の奥の方へと向かいます。
途中、見える氷河の光景は、
これまた違った姿形をしていました。
自然は終始、変化し、
2度と同じ姿形を見せてくれません。
だから、自然はおもしろいんです。
氷河上陸前、
こんなキバのような装備を足に付けます。
これなら氷の上で滑ることもありません。
そして、いよいよ氷河へ上陸です!
四方八方に広がる銀色の世界。
時折、氷に亀裂が入っているのを目撃します。
奥に行けば行くほど、氷が圧縮されているので、
青の光しか反射しないんだとか。
氷の下に25mほど流れ込む滝も、
奇跡のような光景でした。
余りの神秘的な光景に、
嫁は終始ニヤニヤしっぱなしでした。
さらには、こんな光景も。。
氷河の上にできたプールです!
氷山の下に大きく亀裂が入り込み、
そこに氷河が溶けた水が溜まったもの。
飲むことだってできるんです。
美味しい!本当に!!
そんな絶景を前に、
ランチをとりました。
本当に、すべてが奇跡のような光景でした。
ちなみに、表面の氷はこんな感じです。
これでお酒飲んだら、美味いだろうなー、
と思っていたら、帰りのボートでこんなサービスが!
氷河の氷を使った、ウィスキーon the rockが
振る舞われたんです!
乾杯!
こればっかりは格別でした。。
これまで
ウィスキーそんなに好きじゃありませんでしたが、
今後、好きになりそうなぐらい。
2日続けて氷河を見に行きましたが、
正直、何日見ていても飽きない光景です。
間違いなく、
この旅の3大絶景にランクインするでしょう。
パタゴニア、
自然の凄さに圧倒されまくりです。。
2011.01.22 Saturday | 08:22 | comments(0) | trackbacks(0) | by KOJI
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