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留学うぃる☆

6月にインド・デリーで訪問してから

今日は2回目のAFSオフィス訪問です。

 

 

AFSは高校生の交換留学団体で

加盟国は全世界50カ国以上、

交流国は約80カ国に及ぶ団体です。

 

 

私も高校の時、この団体にお世話になり、

大学時代は学生ボランティアとして

留学生のサポート等をしていました。

 

 

せっかくだから、今回世界一周をするにあたり

世界のAFSを見てみよう

ってことで各オフィスにお邪魔したりしている訳で。

 

 

 

今日はハンガリー・ブタペストのオフィスに

行ってきました!

 

 

 

 

AFS事務所へ.jpg

 

 

今回は来年3月から、日本へ留学する

ハンガリーの高校生3人に会って、

彼らに突撃インタビュー☆ 

 

 

 

留学生1.jpg

 

 

左から、アレックス(♂)、アリッサ(♀)、エリック(♀)

 

みんな17歳のピチピチ高校生です♪

 

 

当日はたぶん

「日本からAFSの人が来るから~」

って集めてもらったのか、

なんと父母同席でこっちが緊張、、、

 

 

親子さんたちも

遠く離れた島国日本に子供を行かせるのは

きっと心配ですもんねー。

 

 

 

 

インタビュー1.jpg

 

 

ハンガリーはハンガリー語が公用語で、

英語が第2外国語らしいのですが

意外に英語を話せないみたいですね。。

 

 

アレックスのお父さんが1番話せたので

彼の通訳を交えながら、話しをしました。

 

 

 

まずは

「なんで日本に興味を持ったのか??」

 

私たちが1番気になる質問をぶつけてみました。

 

 

すると、3人そろって第一に

 

『日本の歴史に興味があるから』

 

って。

 

 

 

マンガでも、アニメでもなく"歴史"ですって!

 

正直びっくりしました。

 

 

ハンガリー人にとっての日本の歴史って??

 

 

ハンガリーは1945年~1989年の間

旧ソビエト連邦(ロシア)に支配されていたので

ロシアに対して強い反露感情を持っているようです。

 

そんなロシアに対して

日本は1904年~1905年の日露戦争で

欧州最強と言われたバルチック艦隊を撃退しているんです。

 

 

これは推測ですが、

自分たちの大敵であるロシアを小国日本がやっつけた

ということで、ハンガリー人にとって

日本はヒーロー的存在になっているんじゃないでしょうか。

 

彼らの歴史の授業聞いてみたいものですね~

 

 

 

 

他にも映画"ラストサムライ"や

芸者を扱った映画(知らなかった...)"Memoirs of a Geisha"

を見て日本に興味を持っているようです。

 

 

アリッサは「京都に住みたい!」っ言うし、

アレックスは「刀を買って帰りたい」、

エリックは「日本の置物や根付に興味がある」

って、みんな日本の伝統に興味があるんですね!!

 

 

 

 

続いて

「日本に来るにあたって、何か心配事はある?」

 

という質問には、

 

『日本の学校はルールが厳しそう・・・』

 

『学校にメイクやジュエリーは大丈夫?』

 

『日本の洋服はいくら位で買える??』

 

と生活感溢れる質問が出ていました。

 

 

 

他にはご両親から

 

『日本に行く前に知っておいた方がいい

日本の習慣や日本人の習慣はありますか?』

 

って聞かれて、これは考えさせられました。

 

 

 

「家に入る前に靴を脱ぐ」

という初歩的なものから、

 

「"いただきます""ごちそうさま""いってきます"等の

日本ならではの挨拶」だったり、

 

「日本独特の以心伝心のようなもの」

(言葉にして伝えない文化)とか、

 

 

こう考えてみると、

日本ならではの習慣ってけっこうありそうだなぁ。。

 

 

 

そして、これらの習慣を外国人がどう感じるのか、

留学後の彼らに是非聞いてみたいものです!!

 

 

 

 

ちなみに、この場をセッティングしてくださった

職員のダイアナさんは

2005年に横浜でAFS日本協会の50周年パーティに

参加されていたようで、

当日私はスタッフとして参加していたので、

実は日本ですれ違っていたかもしれないことがわかりました! 

 

 

 

 

ダイアナさん.jpg 

 

彼女に日本の感想を聞いてみると

 

「トイレが温かい!!」

 

「電車やどこへ行ってもアナウンスが流れていて、

時々うるさいぐらい。。。」

 

「サインが漢字で全くわからなかった、、、」

 

ということをおっしゃっていました。

 

 

 

なるほど~◎

 

 

 

 

こうして、AFSの縁があって

会うことができた3人のハンガリー留学生。

 

 

AFSの留学って、

完全に個人が出来上がる前の高校時代にするっていうのと、

一般家庭にホームステイして、

その国、その土地の文化に触れる

っていうのが特徴で、一般的な留学(語学留学?)と

異なる部分なんだけど、

 

1年後に彼らはどう変わっているんでしょうね!?

 

 

 

彼らが日本で素敵な1年を送ることを願っています・・・☆

 

2010.12.07 Tuesday | 17:17 | comments(3) | trackbacks(0) | by RISA

コメント(3)

土足で人の家にあがるこちらの習慣には未だに馴染めませんね・・・
こういう留学団体があったことは知りませんでした。興味深いです

東欧は西欧に比べると確かに英語の通用度は落ちますが、ダントツで通じないのは東アジア、特にわが国日本ではないのでしょうか・・・
日本にずっと住んでいるカナダ人はいつも文句をいっていたし、英語留学する人が多い割には身につかないことに驚いてました
僕の同僚も、東京のど真ん中で全く英語が通じなくて、本当に観光が大変だったといっていました。

言葉の遠さのハンデ、地理的なハンデ色々あるでしょうが、やはり一番は日本人のシャイな気質に問題がある気がします
海外で働いてると、特に毎回それを感じますね

>TSさん
そうですねー。日本人の英語問題、かなり深刻ですよね、、、
確かにシャイな気質に問題もありそうですね。。
でもこれも島国ニッポンゆえ、ほぼ日本人のみの民族の中で育ったことで
他民族に抵抗があるのか??
私自身が留学したのに未だ英語に対して苦手意識があるので
なんとも言えませんねー。。。

日本人は完璧にならないと話さないと、US本社の日本語が話せるアメリカ人が僕に日本語でいってました。
彼は日本人の奥さんがいて、日本にも滞在していたみたいですが、やっぱり日本人のシャイな部分がとてもUSとは違うと感じたみたいです。

僕もドイツ人の上司にも、ここではシャイにならず何でも言いたいことを言え
とよく言われますが、それでもやっぱりまだまだ抑え気味な自分を感じますよ
やはりこれは語学力より、慎ましいことがいいという自分たちのカルチャーによるものだと思います。

欧米人は子供の頃からDebateを鍛えるそうです。それは今の職場でドイツ人やアメリカ人の超絶なDebate力を見ると感じます。
彼らはまたプレゼンが非常に得意です。とても堂々としています。
こういった環境の違いが関係しているのかと思います

中国人の優秀な人たちも非常に英語がうまいし、プレゼンも堂々としていますよ
彼らもまたあまり恥じる文化が無いからかなという気がしますね

海外で働いていく上で、遠慮は邪魔にしかならない、日々感じています・・・

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