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【24】Syria:シリアで見つけたCOOL JAPAN!

最後まで責任を持つということ。

突然ですが、シリアについて
みなさんはどういうイメージをお持ちでしょうか?

 


ニュース等では、"テロ支援国家"という
ネガティブな情報が流されているようで。。

 

 

「シリアなう」ってtwitterでつぶやいたら、


「大丈夫ですかー?

シリアは映画とかで危険なイメージがありますけど...」


っていうリプライがあった位、
世の中での印象はあまりよくないみたいですね。

 

 


でも私が今回、初めて訪れたシリアで受けた印象は
"人々が本当に親切な国"という正反対なものでした。

 

 


 

 例えば、シリアは国境越えの情報収集はたくさんしていたんですが、
シリア国内の移動に関してはほとんどチェックしていなかった私たち。

 

 

ダマスカスからアレッポ経由で、トルコを目指すのですが
頼りはガイドブックのみです。

 


まずはアレッポのバス停に着いたものの、

中心街までの行き方がわからない...

 

タクシーに乗ろうと思ったら、
運ちゃんがあのバスに乗れって。

 

とりあえず言われたバスに乗り込み、
近くに座っていたおじさんに、

中心街の目印である時計塔の写真を見せました。


おじさんは途中で降りてしまうらしく、
近くにいた青年にバトンタッチ。

 

終点まで着くと、青年が時計塔まで案内してくれました。

 

 

案内というか、青年も正確に場所を知らなかったみたいなんだけど、
近くにいる人に道を聞きながら、一緒に15分くらい歩いてくれて。


きっと自分の行く方向とは全く関係なかったのに、
最後まで連れていってくれました!

 

 

 

 

親切なアラブ人1.jpg

 

 

ありがとう♪

 

 

 

 

 

また、翌朝アレッポからトルコに向かおうとした時。

 

宿のすぐ近くにトルコ行きのバス停があるって、

ガイドブックに書いてあったので
歩いていくと、その場所はもはや廃墟、、、

 

仕方がないので、通りかかったタクシーに乗って国境を目指しました。

 

すると、このタクシーでは国境は越えられないって手前で降ろされちゃって。。

 

途方にくれていると、国境にいた警察が1台の車を止めてくれたんです。

 

 


彼は私たちがバスで向かおうとしていた、アンタクヤという町まで
タダで乗せていってくれ、最終目的地のギョレメ行きのバスまで
一緒になって探してくれました。

 

 

 

親切なアラブ人2.jpg

 

 

ありがとう♪♪

 

 

 

 

彼らの手助けがなかったら、シリア⇒トルコの国境は
すんなり越えられなかっただろうな。

 


旅中に道を尋ねて、教えてもらうことは日常茶飯事だけど、
シリア人の場合、人に尋ねられたら
"最後まで責任を持つ"ということをしてくれる気がします。

 


これって国民性なのか分からないけど、
みんなができることじゃないよなぁ。

 

自分が日本で外人に道聞かれて、目的地まで責任持って
教えてあげられるか、、、

 

 


今回私はシリア人に

「最後まで責任を持つこと」を教えてもらいました。


 

 

 

そういえば、ガイドブックのシリアのintroductionには

 

『中東で、いや世界でも指折りのホスピタリティをもつ
シリアの人々が、あなたの旅を手助けしてくれるはずだ。』

 

ってあったのを思い出しました。

 

 

 

シリアを訪れた人なら、

この一文に簡単に納得できるかもしれないけど

シリアについてネガティブなイメージを持っていた人にも

是非をそれを払拭してもらいたいなと思います!

 


 

2010.11.24 Wednesday | 03:07 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

「シリア×ジブリ」の秘密★

ダマスカスの旧市街を歩いていて、
食の美味しさの他にもうひとつ驚いたことがありました。

 


それは、こちら↓

 

 

 

 

アニメやさん1.jpg

 

 

アニメやさん!

 

ここは日本のアニメのDVDのみを扱うお店。

 

各DVDは音声日本語のままで、

アラビア語のサブタイトルが入っているんです。

 


ドラゴンボールやワンピースなど
定番ものはもちろんのこと、
日本人でも知らないようなコアものまで取り揃えてあるのが更に驚き!

 

 

 


アニメやさん2.jpg

 

 

 

 

それから、日本アニメといってはずせないのが
ジブリですよね。

 

 

もちろんありました!

 

 

 

 

アニメやさん3.jpg 

 

 

 

 

そうそう、シリア×ジブリと言えば
シリアにはラピュタの舞台になったお城がある
っていう噂を聞きつけて行ってまいりました☆

 


ダマスカスから車で約4時間ほどの場所にある
「クラック・デ・シュヴァリエ」

 

十字軍時代の代表的なお城で、
2006年に世界遺産に登録されています。

 


ジブリの公式HPには
ラピュタの参考舞台は"イギリス・ウェールズ地方"
ってあったんだけど、
このお城の歴史を見てみたら、


1273年の第9回十字軍時にイングランドのエドワード1世がこの城を訪れており、
これを参考にしたエドワード式コンセントリック型の城を
イングランドやウェールズに多く築いた。

 


ってあったから、元の元をたどれば、
ラピュタのお城はやっぱり

「クラック・デ・シュヴァリエ」

って言えるんじゃないかしら♪

 


 

 

クラックデシュバリエ.jpg

 

 

小高い丘の上に立つそのお城は
近くに行くまでその姿を確認できません。

 

このあたり、"天空のお城"に近いですねー。

 

 


でも、実際に中に入ってみるとけっこう広い。

 

 

 

 

クラックデシュバリエ2.jpg

 

 

上からの眺めも最高です☆

 

 


 

クラックデシュバリエ5.jpg

 

 

 

シータはどこ??

 

 

 

クラックデシュバリエ3.jpg

クラックデシュバリエ4.jpg

 

 

 

 

私の友人はそらで台詞言えちゃうくらいジブリ通だけど、
記憶力の乏しいわたしは、
ラピュタももっかい見ないとな~。

 

 

 


ちなみにお城の全景は、
お城の後ろ側にある丘の上から拝むことができましたよ!

 

 

 

 

クラックデシュバリエ6.jpg 

2010.11.23 Tuesday | 22:35 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

食い倒れツアー☆@ ダマスカス

ダマスカスの街歩き、

それは予期せぬ食い倒れツアーとなりました☆

 

 

まず最初に目に止まったのがコレ↓

 

 

 

 

シリアおかき1.jpg

シリアおかき2.jpg

 

 

うわっ!おかきだ!!

 

 

そいえば、シリアではチーズおかきが売ってた

ってこないだ会った旅人が言ってたなぁ♪

 

 

 

 

シリアおかき3.jpg

 

 

ウニせんまでありました!

 

しかも、お味はというと

日本のまんま!!

 

 

これとこれとこれ、

って指さしながらグラム単位で買えます。

 

 

嬉しくなって、袋片手に

おかきポリポリかじりながら進みます。

 

 

でもこれ、ビールが飲みたくなっちゃうよ・・・

 

 

 

 

続いて目に飛び込んできたのが

 

 

 

 

シリアシュワルマ1.jpg

 

 

この大きなお肉の塊。

 

 

エジプト南部のあたりから

見かけはじめたこれ、

「シュワルマ」と言います。

 

トルコ語の"ケバブ"っていえば、分かりやすいですね。

 

中東のファーストフードの定番かな。

 

 

 

でもダマスカスの旧市街で見た

シュワルマは

これまでのものとちょっと違う。

 

 

 

 

シリアシュワルマ2.jpg

 

 

薄いクレープみたいな生地に

サワークリームたっぷりのせて、

お肉を入れてくるくる巻いたら

それをさらに鉄板で焼いてくれるんです。

 

 

ジューシーで病みつきになりそう!!

 

 

 

 

そいでもって、そのシュワルマやさんのすぐ隣にも

一風変わった?シュワルマやさんがありました。

 

 

 

 

シリアシュワルマ3.jpg

シリアシュワルマ4.jpg

 

 

シュワルマっていうか、ピザ風クレープかな。

 

 

目の前で生地から作ってくれて、

トマトソースにチーズっていう

イタリアンな感じが中東では懐かしくって嬉しい☆

 

3時のおやつにぴったりです!

 

 

 

海外ってよく、同じ品物を扱うお店が

バカみたいに軒を連ねてるんだけど

ここはちゃんと住み分けができてるな~って。

 

だから、うちらもはしごしちゃったしw

 

 

 

シュワルマはしごして、

のどが渇いたらこれ!!

 


 

 

シリアジュース2.jpg

 

 

生しぼりフルーツジュース♪♪♪

 

果汁100%!

 

 

しかもジョッキだったり、

量が多いのがとっても素敵☆

 

 

これも中東ならそこら中にジューススタンドを見つけて、

ぐいっと一杯いけちゃいます。

 

 

 

 

シリアジュース1.jpg

 

 

旅のビタミン不足には

もってこいです!!

 

 

 

お腹もいっぱいになったところで

でも、忘れてはいけないのがこれ◎

 

 

 

 

シリアアイス3.jpg

 

 

食後のデザート★

 

ピスタチオたっぷりのアイスクリーム♪

 

 

旧市街最大のスーク(スーク・ハミディーエ)を歩いていると

人だかりのあるお店から

みんなアイス片手に出てくるので

すぐに分かります。

 

 

バクダッシュ(Bakdash)っていうお店。

 

 

 

 

シリアアイス1.jpg

 

 

大の大人がアイスクリーム買うのに

この人だかり↑

 

なんだか微笑ましいですよね。 

 

 

 

 

それにしても、

 

あ~ 全部美味しかった(^^)☆

 

 

 

ダマスカスには2泊したけど、

これらのファーストフードがおいしくって

2日間とも食い倒れツアーしちゃったもんね。

 

 

 

シリアは中東の食の王様に認定しましょう!!!

 

 

 

 

 

 

▼おまけ▼

 

 

 

そういえば、お馴染み友人からのMISSIONに

 

【 ヨルダンでウェルダーンのお肉を食べよ! 】

 

というものがありました。

 

 

アラブ料理でお肉といったら、

だいたいこの2つかなー

 

 

 

 

ヨルダンウェルダン1.jpg

 

 

 

ミートボールの串刺しみたいな感じの

"コフタ"

 

 

鳥の丸焼き。

 

 

 

 

ヨルダンウェルダン2.jpg

 

 

どちらも完全なるウェルダーンですねぇ。

 

 

という訳で今回もMission Completeです!!

 

 

 

 

Mission.jpg

 

ヨルダン・アンマンのカイロというレストランにて

ウェルダーンチキンをほおばるの図!

 

2010.11.22 Monday | 07:39 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

シリアなう。

 シリアへの入国を無事に果たし、

首都・ダマスカスにやってきました!

 

 

 

 

ダマスカス1.jpg

ダマスカス2.jpg

 

 

これまでシリアって、ほとんどイメージがなかったんだけど

まず感じたことは「あ、けっこう都会だわ...」って。

 

 

中東の発展都市といわれる、

ヨルダンの首都・アンマンよりもむしろ都会な気がします。

 

 

道もキレイだし、空気がほこりっぽくないというか。

 

 

 

それから、以前旅の玄人に

「シリアは人がいいよ~」

と聞いていたのですが、かなり納得★

 

 

これも、ヨルダンと同様、もしくは大なりです。

 

 

 

歩いているだけで、みんなが笑顔で声をかけてきてくれる!

 

それもちょっと照れながらなのが、かわいいんです♪

 

子供たちも寄って来て、純粋に写真に興味を持つの。

 

 

 

 

シリア人1.jpg

 

 

これが、インドとか観光客慣れしちゃってる場所だと、

シャッター押した瞬間に

「マネー」って言われて、興醒めするのが

よくあるパターンだからね。。

 

 

 

 

また、人といえば、

これまでの中東諸国(ヨルダン・イスラエル)と比べて

女性の服装もモダンになってきています。

 

 

同じイスラム圏でも

これまでは洋服率10%くらいだったのが、

(他の女性は全身黒を基調として、スカーフを巻いている人が多い)

洋服率30%くらいに上がった気がするなぁ。

 

 

しかも、シリア女性これまた美女率高いっ!

 

 

 

 

シリア人2.jpg

シリア人3.jpg

 

 

 

あと、子供のお洒落さんもけっこう見かけて

おもわず声かけちゃった!

 

 

 

 

シリア人4.jpg

 

 

この右手前の女の子、

ポンチョに革のスカート&ブーツだよ☆

 

 

 

 

 

そんなちょっと都会風味の中東都市・ダマスカスですが

一方で、およそ4000年の歴史を持つ、

現存する都市の中では"最古の街"なんだそうです!

 

 

 

 

そして、旧市街のスークには

モロッコ・マラケシュで感じた熱気を再び感じたなー。

 

 

 

 

ダマスカススーク1.jpg

ダマスカススーク2.jpg

ダマスカススーク3.jpg

 

 

 

約600m続く一直線のアーケードの両サイドには

ぎっしりお店が並び、

そのお店の前だったり、道のど真ん中にも

食べ物だったり、靴下やシーシャだったり

何でもありの露天が並び・・・

 

 

犠牲祭中だってこともあってか、

シリア全土からシリア人の観光客がいっぱい集まってたみたい。

 

 

 

 

それから、このダマスカスの旧市街には

この旅の中でもけっこう上位をいく

美味しい出会いがあったのです!!!

 

 

それも次々と、、、

 

 

 

 

( つづく... )

 

 

2010.11.21 Sunday | 08:24 | comments(2) | trackbacks(0) | by RISA

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