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【23】Israel:イスラエルで見つけたCOOL JAPAN!

出たり、入ったり、、、イスラエル⇒ヨルダンへの道。

イスラエルで無事ミッションをやり遂げた私たち。

 

次なる関門は、ヨルダンへの国境越えです。

 

イスラエル出国は、特に問題ない

って聞いてたんだけど・・・

 

 

 

出国1日目。

 

早起きして国境へ向かおうとすると、

 

「今日は国境閉まっているよ。」

 

と道行く人が教えてくれました。

 

 

えっ!?

 

あっ、、、

 

 

この時期イスラム圏では

"犠牲祭"という年に1度の祝日の期間だったんです。

 

という訳で、泣く泣くバックパック背負ったまま

宿へと引き返したのでした。

 

 

 

 

出国2日目。

 

今度は国境まではすんなり来れました。

 

だけど、国境の門の前に長蛇の車の列。。。

 

昨日国境が閉まっていたから仕方ないかな~

って思ったけど、

待てども待てども進みません。

 

 

ってゆーか、

門をくぐれるのは車1台ずつなのに

そもそも横4列とかに列ができてるのがおかしくないかい?

 

そして、うちらより後に来た車の方が

先に行ってたりするし。

 

 

なんだよぉー

と思ってたら、

なにやらうちらの列の先頭車が

係員に呼ばれる前にフライングしちゃったらしく、

お仕置きにずっと無視されてたみたいで。。

 

 

 

1時間半くらい待って、門を通過できたと思ったら、

今度は出国税のカウンターの前に人だかり。

 

えぇ。

 

列ではなく、人だかりです。

 

 

あのインド人でさえも、

ちゃんと列を成していた今日この頃なのに

アラブ人さん、頼みますよ、、、

 

 

平気で前に割り込んで来るので

必死にディフェンスしながら格闘していると、

次はうちらの番だっ!って時になって

いきなり係員が現れて

「ツーリストはこっちの列に並んでください」

とか、おいおいーーー

 

 

 

イスラエルの出国手続き自体は

入国の時と違って

ものの3分くらいで終わるんだけど、

出国カウンターに辿り着くまでのプロセスに

かなり難ありです、、、、

 

 

ヨルダン側へ抜けた時には

ツーリストみんなが一致団結してて、

「よくやったね~!」って

お互いを褒め称えたくらい(笑)

 

 

日本に行ったことのあるスペイン人夫妻には、

 

「日本の手続きとは正反対ね!

私たちには、日本はキッチリしすぎてて

ちょっと窮屈だったけど、

これに比べたら日本の方が断然いいわ~」

 

ってな感想をいただきました。

 

 

 

イスラエルをご出国のみなさま、

時間と心に余裕を持ったお出掛けをオススメします・・!

 

 

 

さて、一苦労の末、

ヨルダン(アンマン)に戻った私たちは

翌日のシリア国境越えに向けての準備です。

 

なんの準備かって?

 

それはコレ↓

 

 

 

 

パスポート.jpg 

 

パスポートのシールはがし。

 

 

以前にも書いたように、

イスラエルは周辺アラブ諸国と対立関係にあるので

イスラエルに入国したことがバレると、

シリアには入国できないんです。

 

なので、イスラエルの入国&出国スタンプは

パスポートではなく別紙にもらったんだけど、

パスポートの裏面に何かのシールを

ベッタリ貼られてしまったのです。。

 

 

このシールの存在もバレてはならないため、

ちゃ~んとキレイに剥がさないとね。

 

 

だけど、これがなかなかしぶとい。。。

 

 

熱を加えるといいって聞いて、ドライヤー当ててみたり、

洗剤つけてやるといいって聞いて、やってみたり、、

 

でもダメ・・・

 

 

するといい方法を教えてもらいました!

 

 

消しゴムでベタベタを集めながら、

それをガムテープでペタペタとっていく方法。

 

 

なかなか根気のいる作業ですが、

これのおかげでシール跡はキレイさっぱり取れました!!

 

まぁ、最初からパスポートにカバーをつけておけば

こんな作業もいらないんですけどね。。

 

 

 

さて、いよいよ明日はシリア国境へチャレンジです☆

 

2010.11.20 Saturday | 18:19 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

イスラエル美女を探せ!!

テルアビブから戻った私たちは

あるミッションを遂行するために

エルサレムの新市街にやってきました。

 

 

そのミッションとは・・・

 

 

『イスラエル美女を探せ!!』

 

 

友人らからの宿題です。

 

 

 

 

早速美人を見つけると

まずはストレートにぶつけてみました。

 

 

「今、イスラエルで綺麗な人を探しているのですが

写真を撮らせてもらえませんか??」

 

 

反応は

 

・・・・・

 

 

成功確率1/7

 

 

そういえば、ガイドブックに

イスラエル人はあまり写真が好きじゃないので

撮る際には気をつけるように、、、

みたいな注意書きがあったのを思い出しました。。

 

 

 

ならば作戦変更!

 

 

「よかったら一緒に写真を撮ってもらえませんか??」

 

 

 

これはけっこうな確率でいけました♪

 

何事もTry&Errorが大事ですからね。

 

 

 

元営業のうちら夫婦は、途中からこのミッションに

意気が入ってしまい、

勝手に美人目標人数決めて

 

「未達で終わってなるものかー」

 

なんてな具合で声がけ&撮影に勤しみました。

 

 

いやぁ、イスラエルの地で何をやってんだか、、、

 

 

 

ではここでその成果の発表を!

 

 

 

とその前に。

 

 

うちらこの旅に1人1台ずつPC持ち歩いて

ブログもそれぞれ書いているのですが、

元々目論んでいた

"男女の視点の違い"がほぼないことが

目下悩みの種・・・

 

 

日々のブログは一切相談なしで

書いてから、お互いのブログを読むのですが

使う写真も、話の流れも、仕舞いにはオチまで同じだったり、、、

 

 

 

そんな似たり寄ったりなうちらですが、

美人選定には男女の好みの違いが

果たしてでるのでしょうか!?!

 

 

 

勝手に1位~3位をランキング☆

 

 

 

★ 1位 ★

 

 

 

 

イスラエル美人9.jpg

 

 

 

 

 

★ 2位 ★

 

 

 

 

イスラエル美人8.jpg

 

 

 

 

 

★ 3位 ★

 

 

 

 

イスラエル美人5.jpg

 

 

 

ん~

 

写真映りもあるし、正直よくわからない!!

 

 

以下、イスラエル美女たちを一挙公開♪♪♪

 

 

 

 

イスラエル美人1.jpg

 

イスラエル美人2.jpg

 

イスラエル美人3.jpg

 

イスラエル美人4.jpg

 

イスラエル美人6.jpg

 

イスラエル美人10.jpg

 

イスラエル美人12.jpg

 

 

 

どうですか??

 

お好みの彼女は見つかりましたかー(笑)

 

 

 

イスラエル女性、これまでの国に比べると

美人率は非常に高いのですが、

絶世の美女にはまだ出会えなかった気がします。。

 

 

 

 

 

そんな絶世の美女といえば!

 

イスラエルの国境で見た王妃の姿(写真)が忘れられなくて

調べてみました。

 

 

 

 

ラニア王妃1.jpg

 

 

 

イスラエルの王妃かと思ってたら、

ヨルダンの王妃だったけど

彼女の美しさには眼を見張ります!!!

 

 

ラニア王妃☆

 

 

 

ラニア王妃3.jpg

ラニア王妃2.jpg

 

 

 

しかも、この方、美しいだけでなく

真の才色兼備!

 

なんとMBAを持っていて、

シティ・バンクやアップル・コンピューターでの

勤務暦もあるんだとか。

 

今は4児の母で、

キャリアウーマンとしての経歴を生かし、

ヨルダン国内に女性のための職業訓練学校を作ったり

児童虐待防止を推進したりと

女性と子供の地位向上のために貢献しているらしいのです!!

 

 

ラニア王妃、素敵です☆☆☆

 

 

 

 

そして、総論として、

アラブ女性は美人だってこと!

 

 

男性だけならず、女性にとっても

美人探しは楽しかったですよー♪

 

 

2010.11.19 Friday | 04:23 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

ユダヤ人に、ユダヤ教について聞く

時は遡ること、約5ヶ月前。

 

私たちはW杯の日本vsデンマーク戦のスタジアムにいました。

 

あぁ、懐かしい!

 


スタジアムの外でFace Paintingをしていると
「私もお願いできますか?」
と流暢な日本語で話しかけられました。

 

彼はイスラエルからお父様と観戦に来ていたDubyさん。

 


 

 

Photo @ World Cup.jpg

 

 

日本に住んでいたことがあり、
今度イスラエルに行くよ!というと
連絡先を渡してくれました。

 

 

そして、今回イスラエルでDubyさんと再会することができました☆

 

 

 


Dubyさんと.jpg

 

 

Dubyさんは10年間日本に住んで商売をしていたのですが、
今は日本語を活かして、ガイドになるための勉強中だそう。

 

 

エルサレムを見て、ユダヤについて数々の疑問がたまっていたのを
日本語でユダヤ人に直接質問できるとは
なんて貴重な機会に恵まれたんでしょう!!

 


早速疑問をぶつけてみました。

 

 


■ユダヤ人の服装について■

 


Q: ユダヤの男性で、頭に帽子(キパ)をのせている人と、
黒いスーツ&ハットの人の違いは??

 

A: ユダヤ教徒の中でも信仰の度合いによって服装も違う。
キパを被ったり、黒いスーツ&ハットの人は全体の2~3割。

 

黒いスーツ&ハットの人たちは、仏教でいうお坊さんのような立場で
寄付等で生活をしている人たち。(働いている場合もある)
そのため、普通のユダヤ人よりも生活水準は低いんだとか。

 

 

 

Q: 黒いスーツ&ハットにも種類があるようだけど?

 

A: それは自分が従うラビ(神父さんみたいな存在)によって違う。

 

 

Q: もみあげは何のため?

 

A: 旧約聖書にもみあげの場所がとても大事な場所と書いてあり、
そこを守るために伸ばしている。
彼らは生まれてから1回もその場所を剃らない。

 

 

 

■お祈りについて■

 


Q: お祈りの際はなぜ揺れるのか?

 

A: 揺れると決まっているのではなく、集中して無意識のうちに揺れているだけ。

 

 

Q: お祈りの際に何をつぶやいているのか?

 

A: お祈りのことばが決まっている。

 

 

 

■シャバット(安息日)について■

 

 

Q: 安息日ってそもそも何?

 

A: 旧約聖書で週の7日目とされ、土曜日をさす。

ユダヤ教徒は戒律として、この日はいかなる労働も禁じられている。

 


Q: 安息日には何をするの?

 

A: 特に何をする訳じゃないけど、お祈りに行ったり
家族でゆっくり過ごす。食事の時間を最低3時間位とる。

 

車や携帯、TV、PCは一切使わない。

 

"点ける"という行為が聖書の中で禁じられているため
機械の操作や、電気を点ける行為をシャバッド中は行わない。

 

そのため、それ用のタイマーがあって、各部屋の電気はもちろん
ごはんを暖める機器もある。

 

食事は安息日に入る前に作っておく。

 

 

 

■ユダヤ人の働き方について■

 


Q: ユダヤの女性は仕事をしているの?

 

A: 日本よりも女性の就職率は高い。

物価が高いから、ほとんどの家庭が共働き。

 

 

 

■徴兵制について■

 


Q: 徴兵制はアラブ人も参加するのか?

 

A: アラブ人は対象外。敬謙なユダヤ信者(黒スーツ&ハット)の人も
徴兵制を拒否していて、最近問題になっている。

 

 

 

■他宗教について■

 


Q: キリスト教・イスラム教についてどう思うか?

 

A: キリストもムハンマドもその人自体は認めてるけど、
彼らの教えは間違っていると思う。

 

 

Q: パレスチナについてどう思うか?

 

A: 何もしないと攻められてしまうので、自己防衛として仕方がない。

 

彼らはパレスチナの解放を求めているけど、
実際に開放したところで、彼らの生活水準は下がるだけだと思う。

 

実際に、イスラエルが所有して、

パレスチナ人に有機野菜を作らせていた場所があるけど、
その土地を解放したけど、パレスチナ人はノウハウを知っていても
野菜づくりを自分たちで続けることはなく、

その場所はテロ基地となってしまっている。。

 

 

 

 

いやぁ・・かなり勉強になりました!

 

 

パレスチナ問題については、イブラヒムさんの話も聞いてたから

両者の意見を聞いて

どっちがいいというのでもなく、

なんか複雑な気分でした。。

 

 

 

 

Dubyさんがガイドになったら、もう1回イスラエルに来なきゃ♪♪♪

 

 

それから、日本にもシナゴーグ(ユダヤ教の教会)って

あるんだって!

 

これも日本に帰ったら行ってみたいです。

 

2010.11.18 Thursday | 02:33 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

テルアビブという都市。

イスラエルは、エルサレムだけでも

見どころ満載なのですが、

国連に認められているイスラエルの首都は

実は"テルアビブ"ということでやってきました。

 

 

テルアビブは、ユダヤ人が1909年に

彼らにとっての住みやすい都市を造ろうということで

生まれた都市で、昨年100周年を迎えた

新しい街なのですが、

 

今ではイスラエルの国民の約1/3が(約600万人)

が集まる、イスラエルの最大都市なのです。

 

 

また、地中海に面しているので

欧米から多くの観光客が訪れるリゾート地となっています。

 

 

 

 

テルアビブ1.jpg

 

 

 

地中海×ビルの組み合わせは

なんとも不思議な感じ。

 

 

11月だけど昼間はまだ暑いので

ビーチで日光浴を楽しむ人たちがいました。

 

 

そうそう、海といえば

イスラエルはビキニやTバックの発祥の地なんだとか?

 

真相は定かじゃないんだけど

(調べたら発祥はブラジルって...)

スークには本当にTバック売ってました!

 

 

 

 

Tバック1.jpgTバック2.jpgTバック3.jpg 

 

ムスリムの女性がTバックを履くのは

想像できないですよね!?

 

あの女性たちの黒いマントの下は・・・

 

 

 

 

あと、街並みもエルサレムの旧市街と比べちゃうと

全然違う国に来たみたい!

 

 

 

 

テルアビブ3.jpg

テルアビブ4.jpg

テルアビブ5.jpg

 

 

写真で見ると↑

かなり洗練された感じに見えますね。

 

大きなネイルサロンとかもあるし♪

 

 

 

 

テルアビブ6.jpg

 

 

 

この写真とか、日本で撮ったっていっても

わからなそう・・・

 

 

でも、エルサレムにいた時に

「テルアビブは日本みたいだよ!」

と聞いて期待していた分、

あ~こんなもんかってちょっと思ってしまった。。

 

確かに都会な部分もあるけど、

それは一部なんです。

 

 

 

こうして世界の都市を見てみると、

TOKYOをはじめ、日本の大都市がどれだけ都会かって

思わされます。

 

わたし、かなりのCity Girlだわ☆

 

 

 

 

ところで、知らなかったんだけど

テルアビブといえば

"モダンダンス"が有名なんだそう。

 

 

イスラエルでモダンダンス!?

って思ったら、

この国は拡散ユダヤ人が集まって造った国がゆえ、

何か共通の文化要素が必要だったからなんだとか。

 

確かにダンスや音楽、スポーツって

言葉いらずで通じ合えるモノですもんね!

 

 

今回は残念ながら、滞在中に公演がなかったため見れず、、、

 

 

でも1番有名な「Batsheva Dance Company」

たまに日本でも公演しているみたいなので、

帰ったら見てみなきゃだなー★

 

 

2010.11.17 Wednesday | 19:10 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

ここが変だよ!?日本人 × あいのり

海外を旅していると

日本人の変なところに気づいたり、

指摘されたりします。

 

突然ですが、、、

 

< ここが変だよ!?日本人 >

 

 

こないだ会ったルーマニア人からは

彼の友達が日本にホームステイした時の感想を聞いたら、

 

「走っている車が白と黒ばっかり」

 

「子供が虫を飼っている」

 

「11:30に出発するといったら、

例え15分前に準備ができていても出発しない、、、」

 

って日本について言っていたそう。

 

外国人の感想面白いです。

 

 

 

また、日本に来たことのあるスペイン人夫妻は

 

「みんな電車の中で立ち寝をしているのがすごい。

降りる駅になるとパッと起きて降りていくでしょ」

 

と驚いていました。

 

 

なるほど・・・

 

確かに海外の電車って、寝ている人をあまり見かけないかも。

 

 

 

 

あと、あたしが旅中によく感じるのは

 

"日本人は自己紹介をしないで会話が進む"

 

ってこと。

 

 

外国人だと、出会って二言目には

 

I'm Mike.

 

I'm Jane.

 

Nice to meet you...

 

ってな会話がされるんだけど、

 

日本人の場合、

 

「今回どこを旅してるんですか?」

 

「どこ出身ですか??」

 

って色々一通り話しをしてから、

 

「あっ、お名前は・・・??」

 

って流れになるんです。

 

 

なんででしょうね?

 

不思議です。

 

 

 

 

前置きがだいぶ長くなりましたが、

今回エルサレムは

ヨルダンからの国境越えを共にした

日本人4人と共同生活をしています。

 

 

そして、確かこの時も自己紹介は

1日経ったくらいでしてたかも。

 

「あ、そういえば名前聞いてなかったよねー??」

って。

 

 

 

日本だったら、きっとすれ違うこともなかったであろう6人が

出会ってすぐに、なぜかイスラエルで

朝から晩まで一緒なんです。

 

旅ってほんと不思議だよなぁ~

 

 

そしてその様子はまるであいのり!

 

自分があいのりに参加している

というよりは、目の前であいのりが展開されてる感じ?

 

 

 

参加者は以下の6人。

 

 

1人目: KENちゃん

 

(あいのり的呼び名をつけたとしたら、消防士か、ジャパネット高田)

 

北海道出身で、現在4ヶ月間(だったかな?)で世界一周中。

 

来年から消防士!

 

特技はモノマネ。(ジャパネット高田ほか)

 

 

 

2人目: ゆりちゃん

 

(あいのり的呼び名をつけたとしたら、Tバッカー)

 

東京出身で、今回はヨルダン・イスラエルに。

 

「イスラエルって、Tバックの発祥の地って知ってますか~?

わたし、バックパッカーじゃなくて

Tバッカーなんですぅ♪」

 

って、これ絶対あいのりの自己紹介でも言ってそう。

 

 

 

3人目: チエさん

 

(あいのり的あだ名をつけたとしたら、先生もしくはドボン!)

 

福島出身で、今回初海外旅行にして、世界一周!

 

海外初とは思えない行動力で、

地図を片手に添乗員さんのように道案内してくれます!

 

トランプのゲーム、ドボンを布教中。

 

 

 

4人目: けいちゃん

 

(あいのり的あだ名をつけたとしたら、たぶんけいちゃんなんだろうな)

 

岡山出身だけど、東京でエステティシャンしてた。

 

今回は2ヶ月旅してる。

死海に浮くのが小学生の頃からの夢だったんだって!

 

あたしより歳下とは思えない、落ち着きっぷりで

Shoppingの趣味も合うし、波長が合う♪

 

たぶんあいのりで出会って親友になるっていうの見るけど、

あいのりで一緒だったら、かなり恋の相談とかしてそうだわ。

 

 

 

5人目: こーじ

 

(あいのり的あだ名をつけたとしたら、ハカセとか?)

 

やたら宗教についてとか詳しい。

 

まぁ、調べてるからなんだけど、

旅中のみんなの疑問にその場で答えてくれます。

 

 

あいのりで出会ってたら、

果たしてこの人と恋に落ちたのでしょうか・・・?

 

 

 

6人目: りさ

 

(あいのり的あだ名をつけたとしたら、、、???

まんまな気がするなー)

 

自分が団体行動してるのを客観的に見られてたら

どんななんだろう・・・

 

そう考えると、あいのりってけっこう怖いね。

 

でも客観的に見てみたい気もするけど。

 

特にこれといった特徴がないよなぁ、、、

 

あいのり中、よく話す相手が決まっちゃいそう。

 

自分からそんなに自分のことを話すタイプじゃないけど、

なんか話せる相手にはいっぱい話しちゃうんだよね。。

 

 

 

 

 と、勝手に他己紹介しちゃいましたが、

今度はあいのりシーンを一挙公開!!

 

 

 

タクシー貸しきって、死海に行った時の車の中。

 

 

 

 

drive.jpg 

 

日本の曲を流すジャパネット高田。

 

車内の会話は

「●●はどんな曲聞くの?」

 

あるある!こんなシーン!!

 

 

 

そして、死海をバックに集合写真☆

 

 

 

 

死海2.jpg

 

 

 けいちゃんはここで夢を適えました☆

 

 

 

続いて、夜の夕飯準備。

 

 

 

 

cooking.jpg

 

  

 

ビール飲みたいねってことで

買出し組を決めることに。

 

 

金庫番のハカセとジャパネット高田&Tバッカーが

行くことになったんだけど、

ハカセは気を利かせて2人で行かせました。

 

 

あるある!こんなシーンも!!

 

 

昼間の2人の様子、なんか矢印向いてきた感じしたもんね?(笑)

 

 

 

 

shopping.jpg

 

 

 

今夜のメニューはカレー。

 

いただきますっ!!

 

 

 

 

シェア飯.jpg

 

 

 

 

朝は早起きして、宿の屋上から朝陽を拝みました。

 

 

 

 

日の出2.jpg

日の出1.jpg

 

 

先生、

「私、日の出を見たの

初日の出も含めて初めてなんだ~」

 

 

 

 

 

けいちゃんの小学生の時からの夢の実現に立ちあったり、

先生の初日の出に立ち会ったり、

ほんと今回の6人の旅、偶然とは思えない!

 

 

 

 

 

最後は次の都市へ進むうちらと

ヨルダンへ戻る4人とお別れ。

 

 

 

 

お別れ.jpg

 

 

見送られる側↑

 

見送る側↓

 

 

 

 

あいのり.jpg

 

 

いやぁ、でもあいのり的に見ると

誕生したてのカップルってゆーか、

見送る民宿のおじちゃん・おばちゃんの図って感じですが。。。

 

 

 

 

いつも参加したいと思って見てた"あいのり"

 

旅をしてると意外と自分たちで実施できちゃうもんですね!!

 

うちらが夫婦じゃなくって、

みんな単身1人旅とかだったら

もっと恋愛モード入って、ほんとのあいのりみたくなってたかもねー

 

 

 

あいのりに出たかった人!

 

今からでも遅くない。

 

旅に出てみてくださいっ♪♪

 

2010.11.16 Tuesday | 05:48 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

死海でぷかぷか☆お肌とぅるとぅる♪

イスラエル(エルサレム)は

ほんとに見どころ&考えどころがたくさんで

毎日頭と体がフル稼働しています。

 

でもたまにはゆっくりしたいよね~

 

ってことで今日はOff Day!

 

 

"死海"に行ってきました☆

 

 

死海ってば、あたし海だと思ってたら

大間違いですね、、、

 

地図を見たら一目瞭然!

 

ヨルダンとイスラエルにまたがる塩の湖でした。

 

 

 

 

死海1.jpg

 

 

でも見た目も海っぽいもんなー

 

きっとあたしの他にも

死海=海って思っていた人、いますよね??

 

 

 

死海が死海と呼ばれる所以、

それは塩分濃度が高すぎて、生物が生息できないからって。

 

 

普通の海水の塩分濃度が約3%なのに対して、

死海の水は10倍の約30%!

 

 

なるほど、水辺に塩がある訳です↓

 

 

 

 

死海5.jpg

死海6.jpg

 

 

 

死海から流れ出る川がなくって、

冬でも気温が20~23℃と高く

年間を通して大量の水が蒸発するから

こんなにも塩分濃度が高いんだとか。

 

 

 

それでもって、浮力が大きいから

人間だって沈むことはない・・・

 

 

 

 

死海7.jpg

 

 

 

浮いたっ!!!

 

本当に浮いているー!!

 

決して沈みません。

 

 

 

 

死海8.jpg

 

 

死海の上なら

新聞だって読めるし、

バナナだって食べられる。

 

 

でも時にバランス崩してちょっとでも目に水が入ると

大変なことに。。。

 

口に入った水も

しょっぱいを通り越して、苦い感じがしたもんなぁ。。

 

 

 

 

いや~でも

ぷーかぷーか浮いていられる死海、

私とっても気に入りました♪♪♪

 

 

 

 

 

そして、死海といえば

もうひとつ有名なのがこれ!

 

 

 

 

死海3.jpg

 

 

ミネラルをたっぷり含んだ死海の泥で

全身泥パック~★

 

(これ、友人からのMISSIONのひとつでもあります)

 

 

 

 

死海4.jpg

死海9.jpg

 

 

ブルーマンならぬ、泥~マン状態。

 

 

あっ、でもブルーマンも死海の泥を混ぜて塗ったら

毎回お肌ツルツルになるのにね。

 

 

それから泥といえば、

全身赤土のヒンバ族にもこの泥をお裾分けしてあげたいわぁ

 

 

なんてことを思いながら、泥まみれになりました。

 

 

 

すると、かなりお肌がつっぱる感じで

むしろお肌にダメージを与えてるんじゃ・・・

 

って一瞬ひよったけど

泥を落としたらお肌とぅるとぅるになりましたよー!

 

 

 

 

泥効果なのか、

死海の水効果なのか、

それともダブル効果だからなのか!?!

 

 

 

 

 

p.s. 

 

お肌とぅるとぅるになりたい女性のみなさまへ

 

是非死海に足を運んでみてください!

 

2010.11.15 Monday | 06:13 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

イブラヒムさんに教わったこと

「情報ノート」

 

旅人ならば1度は見たことがあるはず。

 

宿にある口コミノートのことです。

 

 

でも最近は旅人の6~7割(私見です)は

なんらかの電子機器を持ち歩いていて、

宿の7~8割(私見)はWiFi環境が整っているので

 

情報ノートよりも

誰かのHPやブログを参考にすることが

増えていっている気がします。

 

 

 

今回エルサレムにStayするにあたって

旅友だちのHPに気になる宿を見つけました。

 

 

 

"オリーブ山の民宿"

 

 

それは寄付制の宿で、

そこでは本気で世界平和について活動している

おじいさんの貴重な話を聞くことができる、、、

 

 

 

なんだか気になって、

中心地からちょっと離れた場所だけど

そこへ行ってみることにしました。

 

 

 

 

「WELCOME~!!!」

 

と笑顔で迎えてくれた人こそが

イブラヒムさん。

 

 

 

 

ピースハウス1.jpg

 

 

70歳のおじいさんです。

 

 

彼の口癖は

「WELCOME~!!!」

「EAT!!!」

 

 

初めて会ったどこから来たとも分からない

若者たちを

笑顔で迎い入れてくれました。

 

 

 

家の入り口を入った壁には

様々な写真が飾られているのですが、

その写真を説明してもらってびっくり!

 

 

 

 

ピースハウス2.jpg

ピースハウス3.jpg

ピースハウス4.jpg

 

 

 

彼、すごい人だったんです。

 

 

イブラヒムさんはパレスチナ人で、

イスラエルとの間の平和的解決を願い、

各国で講演を行ったりしています。

 

いわば、中東のダライ・ラマ的存在なのです。

 

 

もちろんダライ・ラマとも対談したことがあるし、

マザーテレサにも会ったことがある。

 

アメリカのホワイトハウスにも

招待を受けたことがあるそうです。

 

 

通常パスポートが発給されないパレスチナ人なのですが、

イブラヒムさんはこれまで200回以上

海外に招待されているんだって!

 

 

 

そんなすごい人なんだけれど、

とっても気さくで

威圧感や押し付け感は全くないんです。

 

二言目には「EAT!」って言われるんだけどね(笑)

 

 

 

彼にとっては相手が誰であるか、

ましてや国籍なんて関係ない。

 

人類みな家族といった考え方だから

相手について詮索してこない。

 

 

でも、だから彼について、

彼の考えについて知りたい場合は

こちらからコミュニケートしていく必要があります。

 

日本人にありがちな"待ち"の姿勢じゃ

ダメなんです。

 

 

 

私たちはこの「イブラヒム・ピースハウス」に

5泊させてもらいましたが、

最初はずっと田舎のおじいちゃんってな感じだったけど

最終日の朝、ついに

イブラヒムさんの貴重なお話を聞くことができました。

 

 

 

 

ピースハウス6.jpg

 

 

 

彼がこのピースハウスをやっている訳。

 

それはみんなにパレスチナ(イスラエル)の現状を

知ってもらいたいから。

 

 

普段メディアでは

パレスチナ(アラブ)について

テロ等のネガティブなイメージしか取り上げられないけど、

事実はそれだけじゃないってことを伝えたい

って。

 

 

 

 

確かに。

 

旅中に出会ったアラブ人は

本当にいい人ばっかりなんです!

 

 

ヨルダンのタクシーの運ちゃんも

すごいいい人だったし、

ここでお世話になった運ちゃんも

めちゃめちゃいい人で

宿に送ってくれた帰りに

「お茶飲んでけ~」

ってお家にまでお邪魔させてもらったり。

 

 

 

 

ピースハウス9.jpg

 

 

 

 

アラブ人(イスラム教徒)にとって

その国に来た人は大事なゲストだからって。

 

 

ヨルダンでも、イスラエルでも

道歩いているだけで

「Welcome! Welcome!!」

って声かけてもらえるんです♪

 

 

 

 

 こーゆーのって

やっぱりその国に実際に来てみないと 

分からなかったと思う。

 

 

パレスチナ問題を言葉や文字で知ることはあっても、

パレスチナ人に直接会ったことがある人って

どのくらいいるだろう、、、

 

 

 

パスポートが誰でも気軽に取得できて

大学生の時から自由に世界を旅できる。

 

 

こんな恵まれた環境にいる私たち日本人にできることって

実はたくさんあるのかもしれない。

 

 

フィルターを通してではなく、

旅をして、自分自身がリアルに見たこと・感じたことを

自分の周りに電波させていくってこと。

 

 

 

ピースハウスに泊まっていた

アメリカ人フォトグラファーのおばさんが

イブラヒムさんがこう言っていたって教えてくれたの。

 

「日本人は賢い。

それはこうして長期の旅をする人がたくさんいる。」

 

 

 

 

 

イブラヒムさんがピースハウスの運営や

日々の講演活動をしているのは

自分のためではなく、

自分の孫世代や未来の子供たちのためなんです。

 

 

 

 

 

ピースハウス5.jpg  

 

 

玄関に飾られていたひとかけらの石、

それはベルリンの壁の破片でした。

 

 

この隣にいつの日か

分離の壁の破片が並ぶことを

イブラヒムさんは今日も願っているのだと思います。

 

 

 

 

 

旅をしている自分が今できること、

自分たち大人が下の世代にできることって何だろう・・・

 

 

うまく言葉に表せないけれど、

イブラヒムさんのお話を聞いて

この旅の中で自分自身がようやく

成長の階段を一歩登れたような気がします。

 

 

 

 

今の私ができること。

 

イスラエルの今をこのBlogや話を通して伝えて、

みんなにも興味を持ってもらう。

 

 

そして、イブラヒムピースハウスに

より多くの人が訪れて

なにかを感じ取ってくれることを祈っています。

 

 

2010.11.14 Sunday | 14:49 | comments(2) | trackbacks(0) | by RISA

パレスチナ問題に触れる。

 エルサレムから車で30分ほどの

「ベツレヘム」は

イエス生誕の地として

世界中からキリスト教徒が巡礼に訪れる場所です。

 

 

 

 

生誕教会1.jpg

生誕教会3.jpg

生誕教会2.jpg

 

 

 

特にクリスマスには多くの人が集まるのだそう。

 

(クリスマスはイエスの誕生日ですもんね)

 

 

 

そんなキリスト教の聖地「ベツレヘム」は

実はパレスチナ自治区に属すんです。

 

 

聖誕教会の周りを歩くだけだと

そこがイスラエルの他の都市と何が違うのか

あまり分からないのですが、

町を少し歩くと目の前に大きな壁アートが出てきます。

 

 

 

 

壁2.jpg

壁3.jpg

壁5.jpg

 

 

 

最初はこのアートに目を奪われますが、

この壁こそが

ここがパレスチナ自治区であることを示しています。

 

 

 

 

 

壁1.jpg

 

 

 

そう、これはイスラエル政府が

パレスチナ自治区を囲むために建設中の

分離の壁。

 

 

 

そして、この壁を越えるためには

検問を通る必要があるんです。

 

 

 

 

チェックポイント.jpg

 

 

 

イスラエル側はこの壁の建設について

パレスチナの自爆テロ防止のため

と語っているそうなのですが、

 

この壁の存在のせいで

パレスチナ人の生活自体が苦しめられている。

 

 

例えば、病人やケガ人が

イスラエル側の病院に行こうとした時に

検問所で通行規制にあって

足止めをくらったり、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

壁4.jpg

 

 

 

FREE PALESTINE

 

 

 

 

壁6.jpg

 

 

 

壁を目の前にして、私たちが今できることって

何なんだろう・・・

と考える。

 

 

 

 

 

まずは知ることからなんじゃないかな。

 

 

 

 

そもそもパレスチナ問題って?

 

 

(かなり難しい問題、、、

調べた中で1番わかりやすく噛み砕いていたサイトの内容を

引用させてもらいます。

長いです・・・)

 

 

 

 

 

ことの始まりは、紀元前11世紀頃に遡ります。

 

 

この頃、イスラエルがある場所に住んでいたのがユダヤ人。

 

この場所はヨーロッパ、アフリカ、アジアのつなぎ目にある

大事な場所だったので、この土地を欲しがる周りの国から頻繁に攻められていた。

 

そのため、ユダヤ人は

「こんなに攻められるのはたまらない。この土地を離れよう!」と、

この土地から離れて、他国へと移り住んだ。

 

 

その後、16世紀にはイスラム教徒のアラブ人が

「おれたちの住む場所はここだ!」と

イスラエルがある場所に住むアラブ人が増えていった。

 

ちなみに、このアラブ人がいわゆるパレスチナ人。

 

 

一度他国へ移り住んだユダヤ人ですが

彼らの故郷に対する思いは強く、

「やっぱり昔住んでいた場所がいいなぁー。故郷に帰ろう!」と

元々のふるさとのある今のイスラエルの場所に移住。

 

 

その後、ちいさな争いはあったものの、

ユダヤ人とパレスチナ人は穏やかに暮らしていた。

 

 

ところが、イギリスが争いの火種を作ってしまった。

 

 

イギリスは第一次世界大戦の時、

ユダヤ人に「戦争に使うための資金が足らないからお金を貸して。

そのお礼に君たちだけの国を作ってあげるよ」と持ちかけた。

 

ユダヤ人は自分たちの国に聖地を作れると大喜び!

 

 

しかし、イギリスは同じ時期にパレスチナ人にも

「戦争のための兵隊が足りないから、

手伝ってくれたら君たちだけの国を作ってあげるよ」

と持ちかけていた。

 

 

このイギリスの二枚舌がトラブルの発端に。。。

 

 

 

当然、戦争が終わったら、

ユダヤ人もパレスチナ人も同じ土地を自分の国にしようとした。

 

 

ウソがバレたイギリスは解決が出来ずに最終的には手におえなくなり、

この問題の解決を国連にお願いした。

 

 

そして、国連が出した答えは

「この場所はユダヤ人国家イスラエルにする!」というもの。

 

 

この国連の決断にパレスチナ人たちが激怒。

 

パレスチナ人にアラブ周辺の国々が協力し、

イスラエルとの戦争が勃発した。

 

 

 

この戦争はほとんどがイスラエル側の勝利に終わったが、

ごく一部はパレスチナ側が土地を占領した。

 

 

その土地はヨルダン川西岸地区とガザ地区。

 

特にガザ地区には「イスラエルは絶対に許さない!」と

怒りに燃える人たちが多く、1980年代に「ハマス」という組織を結成。

 

この「ハマス」はかなりの武道派で

イスラエルに対してテロ攻撃を何度も行う。

 

 

このハマスの攻撃に対して、イスラエルも応戦。

 

収拾のつかない事態に、、、

 

 

これが、現在のイスラエルの状態で

「パレスチナ問題」と呼ばれているもの。

 

 

 

 

 

 

 んんーーー 

 

難しい・・・

 

 

 

 

でも、きっと今回この壁の前に来なかったら

パレスチナ問題について

知ろうと思う機会すらなかっただろうなぁ。

 

 

 

 

何事もキッカケがあると思うんだけど、

今回パレスチナ問題について考えるキッカケは

実はもうひとつあったのでした。

 

 

 

 

(つづく...)

 

 

 

2010.11.13 Saturday | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

頭がぐるぐる・・・三大聖地*エルサレム

イスラエルといったら、

"聖地エルサレム" ですね。

 

しかも、聖地エルサレムは

単なる聖地ではなく「三大聖地」なのです!

 

 

だけど、それっていつもの如く

その昔の暗記情報でしかなく、

それがいったいどんな意味を持つ場所なのか

これまで考えたこともなかったなぁ。

 

 

 

 

三大聖地とは、キリスト教・イスラム教・ユダヤ教

にとって共に聖地であるってこと。

 

なんで?って思いません??

 

実はこの3つの宗教のルーツは一緒らしいのです。

 

 

 

ユダヤ教は紀元前1280年頃、

モーゼがヘブル人(社会的下層の人々)をエジプトから脱出させ

シナイ山(←これ、エジプトのダハブにあったのに登らなかった...また行けってことね)

で神ヤハウェと契約を結んだこと(※あの有名なモーゼの十戒

からはじまった宗教で、

 

『タナハ』 『ミクラー』 とよぶ書を

聖典としているのですが、

これはキリスト教の『旧約聖書』と同じ書物なんだそう。

 

 

ユダヤ教にとってエルサレムは

ユダ王国の首都であり、

ユダヤ教の礼拝の中心地である

エルサレム神殿があった場所です。

 

 

 

 

そんなユダヤ教から派生したのが、キリスト教。

 

イエス・キリストをメシア(救世主)と信じ、

『旧約聖書』に加えて、

イエスや使途たちの言行を記した『新約聖書』を

基準としています。

 

 

キリスト教にとってエルサレムは、

イエス・キリストが教えを延べ、

そして処刑・埋葬され、復活した場所。

 

 

ちなみにキリストはユダヤ人です。

 

 

 

 

 

 そして、一方のイスラム教。

 

イスラム教は唯一絶対の神を信仰し、

神が最後の預言者ムハンマドを通じて人々に下した

『コーラン』の教えに従います。

 

もともと、イスラムの信仰五箇条の啓典は

『コーラン』に加えて

『旧約聖書』『新約聖書』も含まれているそうなんです。

 

 

イスラム教にとってエルサレムは、

ムハンマドが1日のうちに昇天した場所。

 

 

 

なるほど・・・

 

 

 

昇天ってなんだ?って感じもしますが、 

 三大聖地・エルサレムの旧市街は

この3つの宗教が入り混じっていて

本当に不思議な世界なんです。

  

 

  

 

 

キリスト教については、

なんとなく聞きかじったことがあるから

イエスのお墓を見たり、

 

 

 

 

キリストのお墓2.jpg

キリストのお墓.jpg

 

 

 

最後の晩餐のお部屋を見たり、

 

 

 

 

最後の晩餐1.jpg

最後の晩餐2.jpg

最後の晩餐3.jpg

 

 

 

クリスチャンではないけど

自分が今ここにいること自体がすごいことなんだなって感じる。

 

 キリストのお墓や最後の晩餐のお部屋が目の前にある!?

 

すごくないですか!?!

 

 

 

私ですら感激するくらいだから、 

キリスト教徒にとってこの場所は

まさに夢のまた夢の地なんだと思う!

 

 

 

 

聖墳墓教会_香油台.jpg

 

 

 

キリストが死んだ後に香油を塗られた台に

みんな自分のスカーフやクロスをつけていたのが印象的でした。

 

 

私にとっては鼻を覆いたくなるような

石油の匂いなんだけど、

彼らにとってはこれも香水に勝る

聖なる油なんだろうなぁ。。

 

 

 

 

そして、異なる宗教が交差する瞬間。

 

 

 

 

 

キリスト教巡礼者.jpg

 

 

 

キリストのお墓にキリスト教徒が巡礼してるかと思えば、

そのすぐ横でコーランが流れはじめ、

アラブの商人(イスラム教徒)がお土産売ってたり

1本道を曲がればそこはもうアラブの世界です。

 

 

 

 

アラブ人地区1.jpgアラブ人地区2.jpg

アラブ人地区3.jpg

 

 

スパイスの香りはアラブそのものだし!

 

 

 

 

また、エルサレムの街を見渡すと

金色屋根のモスクが目立っていますが、

イスラム教徒のモスクのすぐ目の前には

ユダヤ教徒の祈りの場所である

「嘆きの壁」が立ちはだかっているんです。

 

 

 

 

嘆きの壁1.jpg 

 

 

モスクのあった場所には、もともと

ユダヤ教徒のためのエルサレム神殿があったのですが、

70年に行われたユダヤ戦争で

ローマ軍によって神殿が破壊され、

この壁だけ残ったといわれています。

 

 

神殿崩壊の後、ユダヤ人は年に一度許可されていた来訪の度に

帰郷の願いを抱きつつ、ここで祈るようになったのだそう。

 

 

そして、ユダヤ戦争に負けたユダヤ人が

エルサレムを追放されている間に

アラブ人がこのモスク(岩のドーム)を建てたのです。

 

 

 

あー、頭がぐちゃぐちゃになる・・・

 

 

 

でもとにかくこの嘆きの壁で見た光景は

衝撃的だった!

 

 

 

 

嘆きの壁2.jpg

嘆きの壁3.jpg

嘆きの壁4.jpg

 

 

 

ユダヤ教徒は、この壁に向かって

いつの日かエルサレム神殿が再び建てられることを、

世界の平和を、

祈っているんだそう。

 

 

その祈り方も体を前後に揺らしながら、

何かの言葉をつぶやきながら、、、

 

 

 

初めて見たユダヤ教徒。

 

そのお祈りの仕方も独特だけど、

見た目もかなり変わっています。

 

 

彼らは黒いハットとタキシードのような長いスーツ、

そしてあご髭に、くるくるのモミアゲが特徴です。

 

 

 

 

嘆きの壁5.jpg

嘆きの壁6.jpg

嘆きの壁8.jpg

 

 

 

嘆きの壁周辺と、ユダヤ人街を歩くと

まるでハリーポッターの世界に入ってしまったような

感覚に陥った。

 

 

 

また、安息日に入る金曜日の夕方からは

エルサレム中からユダヤ教徒が集まってきて、

更に驚きの光景が広がっていました。

 

 

 

 

嘆きの壁7.jpg

 

 

 

 

 

ここに来る前、エルサレムに行った人の感想を聞くと、

「すごい!」

「絶対に行った方がいい」

とオススメされるのですが、

みんな一言で語ることができないでいました。

 

 

でも、今はその気持ちがよくわかる。

 

 

このブログもいろいろ書きたいんだけど、

まとまんないし

3つの宗教が絡まって頭がぐるぐる。。。

 

 

 

でもこの聖地エルサレムに一歩足を踏み入れたなら、

「なんで?」のオンパレードで

宗教について、

それに纏わる様々な問題について、

知らざる終えなくなる。

 

いや、知りたくなるんです。

 

 

 

日本で生活していると、

結婚式のタイミングか、お葬式のタイミングくらいでしか

宗教に触れる機会がないけれど、

世界を旅していると

宗教を避けては通れない。

 

 

 

この旅ではこれまで

チベットで仏教、

インドでヒンドゥー教、

モロッコでイスラム教について勉強してきたけど

3大宗教に一度に触れられるこのエルサレムは

とにかくすごい場所です。

 

 

 また、普段メディアとかではあまり取り上げられることのない

ユダヤ教について知るならここしかない!

 

 

ふぅ・・・

 

私なりに色々調べて、学んで、考えたけど。

 

 

 

エルサレムを一言で表すとしたら、、、

 

 

 

やっぱり"三大聖地"なんだと思います。

 

 

2010.11.12 Friday | 17:39 | comments(2) | trackbacks(0) | by RISA

いざ、イスラエルに入国!                   合言葉は"NO STAMP Please"

『陸路でイスラエル入国の際には"NO STAMP Please"...』

 

これは中東の旅人の中では

合言葉に近い情報なんです。

 

 

 

なぜかって?

 

イスラエルは近隣諸国と対立関係にあるので、

イスラエルに入国したことが分かると

その後シリア等のアラブ諸国に

入国できなくなってしまうんです。。

 

 

うちらはこの後シリアに行く予定があるので、

"NO STAMP Please!!"

の実践です。

 

 

 

 

朝7時、アンマンの日本人宿(マンスール)で出会った

3人の旅人と5人でタクシーシェアして

国境の「キングフセイン」へ向かいました。

 

 

車の中では入国審査に向けて

質疑応答の練習。

 

まるで面接の朝のような緊張感だわ。。

 

 

 

Q: なぜスタンプがいらないのか?

A: 陸路でトルコまで行きたいから

(ここでシリアというワードは出さない方がいいとか)

 

 

Q: だったら飛行機で行けばいいんじゃない?

A: それは高いから安い方法で行きたい

 

 

Q: イスラエルに来た目的は??

A: 観光

 

 

Q: どこのホテルにStayするつもりか?

A: Golden Gate

(有名な日本人宿のパームホステルは

経営者がアラブ人らしいので言わない方がいいらしい)

 

 

Q: イスラエルに友達はいるか?

A: NO

 

 

 

 

車に揺られ1時間ほど経つと

タクシーの運ちゃんが突然、

"We Will Rock You"をかけだしました!

 

 

いよいよ国境だからって運ちゃんも煽るなぁ・・・

 

 

 

 

 

まずはヨルダン側で出国手続き。

 

ここの国境(キングフセイン)では

当然のように出国スタンプを押さないでくれます。

 

仮にイスラエルでNO STAMPに成功しても、

ヨルダンの出国スタンプが押されてちゃ

イスラエルに行ったことがバレちゃうからね。。

 

 

 

 

出国手続きが終わると、

バスに乗っていよいよイスラエル側に入ります。

 

 

ここでもう1人日本人に会って

日本人は計6人。

 

 

でも団体だと審査が通りにくい

ってゆー事前情報があったので

ここからはおしゃべり禁止!

 

 

 

バスを降りると、すぐに大きな荷物を預けて

パスポートチェックと手荷物検査を終えると

いよいよ入国審査ブースへ向かいます。

 

 

審査官は女性のみって聞いてたんだけど、

4つあったブースのうち

1つはおじさん審査官が2人と女性審査官2人の計4人。

 

他は女性のみ、2人もしくは3人が待ち構えてる。。

 

 

 

その人数に既に圧迫感を覚えつつも、

ひとまず女性が3人いるブースに並びました。

 

 

ってか、この時点でうちらってば物好きだわ。

 

 

なんとなくおじさんの方が優しそうだし、

審査官2人のブースもあるのに

わざわざ3人もいるブースを選んでるし。

 

 

まぁ、噂のドS審査がどんなもんか確かめてやろう

っていう気概です。

 

 

 

 

前の人が終わり、いざ私たちの番になりました。

 

夫婦なので2人揃ってブースまで進めるのが心強い。 

 

 

 

っていうか、残念ながらキレイな人がいない。

 

メインに質問してくる人はおばちゃんだし、

その隣の若いんだけど1番偉そうなコは

ちょっとぷっくり目の狸みたいで、

もう1人はキツネっぽい。

 

 

ちょっと拍子抜けしつつ、まずはHelloと挨拶から。

 

 

 

 

Q: イスラエルはどこに行くつもり?

 

A: エルサレムとテルアビブです。

 

緊張のせいかエルサレムの英語読み

が分からずさっそく噛み噛みの私・・・

 

 

 

Q: グループで旅行している?

 

A: いいえ、2人だけです。

 

カップルだと夫婦の方が通りやすいという事前情報を元に

"夫婦"であることを強調。

 

 

 

Q: エルサレムの宿は予約してるか?

 

A: いいえ。でもGolden Gateに泊まるつもりです。

 

 

 

 

こっちが答えるごとに

3人で(主におばちゃんと狸のコ)が何やらコソコソ相談するの。

 

それが恐怖感を煽るんだなぁ・・・

 

 

 

 

 

と、ここで重大なミスを思い出してしまった(><)

 

やばいっ

 

NO STAMP PLEASE

って言ってない、、、、、

 

 

 

うわぁーーー

 

冒頭悠長にHelloって挨拶から入っちゃって

肝心の言葉を言い忘れてた・・・・・

 

 

以前スタンプ押されちゃった人が

最初に言い忘れて押されちゃったって

情報ノートに書いてあったのに、、、

 

 

 

 

質問の途中にも関わらず、

 

あのぉー・・・・

 

"NO STAMP Please"

 

と言ってみました。

 

 

 

 

 

案の定、「なんで?」とか「帰りの航空券は持ってるの?」

とか更にいくつかの質問されたけど、

ひとまずスタンプは押されずに済みました。

 

 

ホッ。。

 

 

 

それから小さい紙を渡されて

それ埋めてもう1回並んで

無事に別紙スタンプGETです!!

 

 

 

 

イスラエル入国スタンプ.jpg

 

 

 

はぁ~

 

無駄に緊張したーーー

 

ってゆーかあれだけ心の準備しといたのに

最初に"NO STAMP Please"を

2人して言い忘れたことにびっくりだわ・・・

 

危ない、危ない。。。

 

 

 

無事に審査を終了したら、

更に2回くらいチェックポイントを通過して

晴れてイスラエル入国が完了~♪

 

 

 

キングフセインのヨルダン側に着いてからは

かれこれ3時間程かかったけど、

入国審査自体は10分くらいで終わったかも。

 

荷物検査も一切なかったし!

 

 

 

 

でも、日本人6人中

1人の女の子だけ出てこなくって。

 

うちらが終了してから2時間後、

ようやく彼女がやってきました。

 

 

話を聞くと、

小さい紙をもらう所までは同じ流れだったんだけど

彼女の場合、更に大きい紙も渡されて

それを書いてからひたすら待たされたんだとか。

 

彼女の他にブラジル人カップルも

待たされ組だったみたい。

 

 

 

 

質問内容も別に変わらなかったみたいだし、

イスラエルの入国審査をすんなり突破できるかどうかは

ほんと審査官の気分次第な気もする。

 

 

ちなみに待たされた子は

うちらと同じブースだったんだけどね、、

 

狸に嫌われちゃったのかなぁ。。

 

 

 

 

なにはともあれ、6人とも無事にイスラエルin できたのでした!

 

 

 

"NO STAMP Please..."

 

 

イスラエルに陸路で国境越えしようとしない人に

とっては全く関係のないセンテンスですが

いつかその日が来たら

合言葉をお忘れなく!!!

 

2010.11.09 Tuesday | 03:15 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

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