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【09】Tanzania:タンザニアで見つけたCOOL JAPAN!

パラダイスビーチライフ♪

 

ビーチ1.jpg

 

海だ~!

ビーチだ~!!

パジェだ~!!!

 


 

ビーチ2.jpg

 

 

という訳で、やってきましたザンジバル島のパジェに。

 


やっぱキレイだわ、インド洋!

モルディブを筆頭にね。


そして、このビーチ、時間帯によって
見事にその姿を変えるんです。

 


 

ビーチ3.jpg

 

インド洋から昇る朝日↑

 


 

ビーチ4.jpg

 

 

午前中はこんなに干上がっていて、地元の人たちが
何かの収集に励んでいます。


何かな?と思って、あたしたちも散策。

 


 

ウニ.jpg

 

おぉ!?

 

 

ウニ2.jpg

 

 

ウニじゃないですか~♪


喜び勇んで、両手に抱えて持って帰ったら、
どうやら食用のウニではなかったみたいです、、、

残念。

 

でもタコとかは獲れるみたい。

 

 


タコ.jpg

 

 

それから、夕刻時のビーチがまた素敵★

 

 

ビーチ5.jpg

 

 

 

 

こんなパジェのビーチですが、
あたしたちが目的に行ったのはとある宿。

 


 

パラダイスビーチ1.jpg

 

【 Pradise Beach Bungalows 】

 


実はここ、日本人女性が経営している宿なんです。

 

スタッフはもちろん現地人で、
入り口には戦士マサイが警備にあたってくれてます。

 


パラダイスビーチ2.jpg

 

町中でもたくさんマサイ族を見かけて、
出稼ぎマサイかな~と思っていたら、
やっぱりそうでした。

 

 


そして、この宿の人気の秘訣のひとつがこれ!

 

 

パラダイスビーチ3.jpg

 

 

日本食♪

 


もともとオーナーの砂織さんは食べることと、料理が好きで
ザンジバルを訪れた時に「ここで何かしたい!」と思って、
何ができるだろうと考えた末、自分の得意分野を活かした
宿を思いついたそうなのです。

 


いやいや、これがまたウマイ☆

 

タンザニアのお米って、もちもちしていて
日本米に似てるんです。

 

だから、お寿司のシャリにしてもくずれないし、
お魚は獲れたての新鮮だから、
日本のそんじょそこらのお寿司よりもおいしいんじゃないかって。

 

他にもハンバーグもおいしかったなぁ♪

 

 

 

それから、ここでは素敵な出会いもありました。


 

 

パラダイスビーチ4.jpg

 

 

Vacationで来ていた、カズさんとヒロカさん。


実はこのカズさん、その昔6年も旅をしていたという旅玄人!

 

10年位前のことだけど、ひとつひとつの出来事を鮮明に覚えていて、
いくつもの逸話を聞かせて頂きました。

 

今ではご自身で商売をされていて、
「何事にもチャレンジすれば、道は拓ける」

ということのお手本を見せてもらった気がしました。

 

 

 

こちらはオーナーの砂織さん(中央)と記念撮影↓
 

 

パラダイスビーチ5.jpg

 

 

同じく夏休みに訪れていた、

オバセさん(左端)とスズキさん(左から2番目)。

 


お二人ともご主人、奥さんを置いて、1人旅をされていました。
お互いパートナーは「アフリカは...」という感じらしいです(笑)

 

確かにそう考えると、夫婦揃って旅好きっていうのは
なかなかないのかもしれませんね。

 

うちの場合、どちらか片方だけどこかに行くってなったら
「ずるーい!」ってなると思う。

 

 


そして、このオバセさん、

お孫さんが数人いるおばあちゃんなのですが、
なんともパワフル!!

 

お休みになると、ご主人に行き先も伝えず、
「行ってきます~」と出てくるらしいのです。

 


私たちが世界一周中だと話すと
「どこがよかった?」と聞かれたので
「チベットと、インドと、ここと、、、」と答えると

 

『チベットは3回行ったわ~、インドは7回、
最近恋焦がれる場所が減ってきてねー。。』

って、既に世界一周以上してそうな感じです。

 

 

しかも、
『私、80まではこうして旅するつもり。』

って。

 

 

わぉ☆


あたしもこんな老後を過ごしたいわ~

 


あ、でもオバセさん、今も現役なんです。

 

京都で西陣織の自営業をされているらしく、
プレゼントもらっちゃいました♪

 

 

贈り物.jpg

 

 

うどんスープとおしょうゆを持ち歩いているところが、
旅慣れしている証拠ですね。

 

オバセさん、貴重な贈り物をありがとうございます!
そして、帰ったら京都遊び行かせてください~

 

 

 

他にも娘2人ととっても明るいお母さんの3人組や、
青年海外協力隊員の人がご両親を呼んで来ていたり。

 

夏休みと重なったこともあり、
半分くらいが日本人のお客さんでしたが、


砂織さん曰く、
「日本人がやっているって知っていて来るお客様が多いから、
日本人と欧米人が自然に会話を始められる場所なんです。
ここから交友関係が始まるケースもあって、
それが一番嬉しいですね~」と。

 


確かに。

 

タンザニアに旅行に来た外国人が、
パラダイスビーチバンガローをきっかけに
日本に興味を持ったり、
日本食を好きになったりしたら、
それって素敵だなぁって思います。

 

 

 

ところで、旅を始めて4ヶ月が過ぎました。

 

毎日が週末のようだけど、
でもなんでもやりたがりのうちらは
常にどこか行ったり、何かしたりしてて
久しぶりにのんびりした時間だったなぁ。

 

 


さて、あたしたちの夏休みもおしまい!

 

また旅のスタートです。

2010.08.11 Wednesday | 00:26 | comments(4) | trackbacks(0) | by RISA

歴史を語る、ストーンタウン。

ザンジバル島での1日目は、ストーンタウン見学!

 

町自体が世界遺産として登録されているらしいのです。


 

ストーンタウン.jpgストーンタウン1.jpgストーンタウン2.jpg


 

細い道が入り組んでいて、一度路地に入ると
迷路みたいで迷ってしまいそう。。

 

その感じはインドのヴァラナシの町を彷彿させました。


うん。

 

でもなんで世界遺産?というのが正直な感想。

 

ここが世界遺産なら、ヴァラナシも世界遺産になっちゃうよ?

 

 

 

その答えは、その歴史にあったのです。

 


ザンジバル島は18世紀からアラブ商品によって占領され、
彼らは3つの商品によって富を築いたそうです。


1つ目の商品はコショウ。

ザンジバル島では様々なスパイスが栽培され、高値で売られました。


2つ目は象牙。
島には東アフリカ全域から巨大な象牙が集められたそです。

 


そして、もう1つ、莫大な利益をもたらしたのは奴隷の売買だったのです。

 


町にはその負の遺産の跡が今でもありました。

 

 

Slave Market2.jpg

 

Slave Market、奴隷市場の跡地です。

 

 

Slave Market3.jpg

 

 

ここは奴隷が拘束されていた地下室。

空気が薄くて、異様な感じがしました・・・

 

人身売買、、、

 

怖いです。。。

 


奴隷制度が廃止されたのは1897年のことでしたが、
島がアラブ人の支配から解放されるのは

70年位後のことだったようです。

 

 地元の子供たちも社会科見学に来ていました。


 

 

Slave Market4.jpg

 

 

 

そう言われて見てみると、ストーンタウンって
アラブっぽいのかなぁ?

 

アラブ自体があまり分からないから、なんとも言えませんが。。

 

 

 

そんなストーンタウン、あたしの目に留まったのは
浩史もCool Japanの記事で書いてたけど、
日本車の多いこと!

 

 

日本車3.jpg

日本車1.jpg

日本車5.jpg

日本車2.jpg

日本車4.jpg

 

 

これにはさすがに笑えた↓

 

だって、あたしの地元のバスなんだもん。

 

 

日本車6.jpg

 

 

日本の車も多いし、なんとなく日本の田舎の島みたいな感じ~?

 

 

さぁさ、島といえば海!

 

ザンジバルのビーチでのんびりするぞー♪

 

 

2010.08.07 Saturday | 00:26 | comments(8) | trackbacks(0) | by RISA

ザンジバル島へ!

キリマンジャロの麓、モシから戻った私たちは
首都ダルエスサラームで事務作業におわれました。

 

何の事務作業かって?

 

航空券の手配です。

 

 

今私たちはワンワールドの世界一周航空券で
旅をしているのですが、
予め決めておいたルートから変更をする場合に
所定の手続きが必要なんです。

 

 

元々エジプトまでアフリカ大陸を北上する予定が、
先にヨーロッパへ入ることにしたので、
ロンドン行きの便を取ることにしました。

 


ロンドンへは、ダルエスからBA(British Air)が飛んでいるため、
先日から2回ほど、町にあるBAのカウンターに足を運んだのですが、
「自分たちにルートの変更はできない」と頑なに断られてしまいます・・・

 

ワンワールド加盟の航空会社なら、
どこでも変更できるはずなのに。。。

 


仕方がないので、ダルエスの空港まで足を運びました。
空港のカウンターで直接交渉しようと思って!

 


しかし、結果は撃沈...

 

「町のカウンターでできないなら、ここでもできないよ」

ってあっさり。

 

ぬ~

 

このままだとタンザニアから抜けられない、、、

 

 


ということで、航空券が取れるまで
ザンジバル島へ脱出です!!!


ザンジバル島は、インド洋に浮かぶ島。

 

 

キリマンジャロ号1.jpg

 

 

アフリカのフェリーってちょっと心配してましたが、
なんとも豪華。

 

 

 

キリマンジャロ号2.jpg

 

 

中は、その昔乗ったマカオへのフェリーと似た感じがしました。


ダルエスから波に揺られること、2時間ほどで
ザンジバルに到着しました!


 

ザンジバルへ.jpg

 

 

その昔は独立した国だったこともあり、
外国人にはなぜか入国スタンプが押されました。

 


 

さて、今日はもう夜なので夕飯だけ取りに、
宿の人に教わった「フォロダニガーデン」に行ってみることに♪


てっきりレストランかと思っていたら、そこは公園でした!

 

 

 

フォロダニ公園1.jpg

 

 

港の横の公園、横浜の山下公園みたい☆

 

そこにずら~っと屋台が並んでいました!

 

 

フォロダニ公園3.jpg

フォロダニ公園2.jpg


 

シーフードのBBQがズラリ。

 

 

フォロダニ公園4.jpg

 

 

アフリカって(特にタンザニア?)
お土産やさんにしてもそうだけど、
どこもかしこも売っているモノがおんなじ。

 

たぶん20~30屋台があるのに、全部シーフードBBQ。

 

これじゃ、あとは値段で決めるしかないでしょ、、、

 


"ここでたこ焼き売ったら売れそう!"

 

とか考えながら、値段を聞いてまわると、
だいたい5000Tsh(タンザニアシリング)≒300円って言われたんだけど、
あるお店にいた現地人のお客さんが
「え?それって500の間違いでしょ!?」って真顔で。

 


どうやら、現地人と外国人で1本10倍の値段の差が
つけられているのです、、、

 

なんちゅう。。。。。

 


悔しいけど、アフリカ人にはどう見ても見えないので
泣く泣く外国人価格で購入しました。


 


フォロダニ公園5.jpg

 

 

味はまぁまぁかな。

 

でも久々の屋台でお祭り気分を味わえたのでよし!

 


しかし、イスラム教が強くてビールが売っていないのが
残念でならなかったのでした。

2010.08.06 Friday | 23:35 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

コーヒーのルーツを探る旅!

キリマンジャロといえば、、、
何を思い出しますか?

 

今の私たちには、あの高く聳えるキリマンジャロしか
思い浮かびませんが...

 


そう、キリマンジャロと言えば、
「キリマンジャロコーヒー」!

 

その名の通り、キリマンジャロの麓は
キリマンジャロコーヒーの産地なんです。

 

 


ということで、コーヒー園を目指して
筋肉痛の体を引きずりながら、
隣町のアルーシャまでやってきた私たち。

 

 

ダラダラと呼ばれる、ローカルバスで
2時間ほどかかりました。

 

とりあえず、"コーヒー園"を連呼しながら、
そこからタクシーに。

 

 

コーヒー園がどこかも分からず、車を走らせる運転手さん。。。
「この道あってる?」って。

 

うちらも分からず乗ってるんですけど、、、
そこんとこ、アフリカンな感じですね~

 


それでもしばらく行くと、コーヒー園らしい場所に辿り着きました。

 


 

キリマンジャロコーヒー1.jpg

 

 

一面に広がる低木。

どうやらこれがコーヒーの木のようです!

 

調べてみると、その名も"コーヒーノキ"。

 

 

オフィスにいた女性に頼んで、案内してもらうことに。

 


 

キリマンジャロコーヒー2.jpg

キリマンジャロコーヒー3.jpg

 

 

赤い実がちょうどよい時期だそうな。


指ではさむと、中からコーヒー豆の形をした種が
2つ出てきました。

 

 

キリマンジャロコーヒー4.jpg 

 

知らなかった!


コーヒーってフルーツの種だったんですね?

 

そのまま舐めると、ほんのり甘い味がありました。


そして、この種を乾燥させたものがこちら。

 

 

キリマンジャロコーヒー5.jpg

 

 

頼み込んで、この豆を焙煎させてもらえることになりました!

 

 

キリマンジャロコーヒー6.jpg


 

焙煎機に火をつけて、100℃以上になると
豆を投入します。

 

 

キリマンジャロコーヒー7.jpg


 

中でパチパチいいながら、豆が焼けていきます。
なんだか、炒られているポップコーンのよう♪

 

しばらく、ずっと熱であぶられて
10分ほどするとコーヒーのいい香りがしてきました☆

 

 

キリマンジャロコーヒー8.jpg

 

 

いつの間にか、それは見たことのあるコーヒー豆に!!!

 

 

キリマンジャロコーヒー9.jpgキリマンジャロコーヒー10.jpg

 

 

コーヒー豆がこうやってできてるって初めて知った!

 

しかも、ここのコーヒー園の豆が
私たちのよく知っているスタバやillyコーヒーになってるんです。

 

 

キリマンジャロコーヒー11.jpgキリマンジャロコーヒー12.jpg

 

 

ちょっと感動★


あの種が、このコーヒーになるんだもんなぁ...

 

 

キリマンジャロコーヒー13.jpg

 

しみじみ~

の一杯をいただいています♪

 

 

キリマンジャロコーヒー14.jpg 

 

コーヒーのルーツを知った今回のプチ遠足。

 

片道2時間かけて行った甲斐あったわ~

 

 

 

※ちなみに今回
「MISSION COMPLETE☆第5弾!」ってことで。

 

本当のMISSIONは、「ジャマイカでコーヒーを焙煎せよ!」
だったんですが、ジャマイカ行かなくなるかもしれないし
キリマンジャロコーヒーで勘弁してくださいm(- -)m

2010.08.05 Thursday | 23:49 | comment(1) | trackbacks(0) | by RISA

キリマンジャロ ~反省編~

今回キリマンジャロに無事登頂できたのは
プロのチームがサポートしてくれたからです。


今回私たち2人には、
ガイド、アシスタントガイド、コック、ポーター×2が
ついてくれました。

 

いや、ほんといたれりつくせりで。

 

 

ちなみに、今回宿泊したハットというのは、
バンガローのようなところ。

 

 

キリマンジャロ23.jpg

 

 

ベッドに寝袋を敷いて寝るので快適です。

 


キリマンジャロ24.jpg

 

 

また、いつもハットに着いた時と朝には
洗面器でお湯のサービスがあり、顔や手を洗えます。

 


到着後には、ポップコーンとお茶のティータイムがあり、
朝・昼・晩と栄養満点のごはんも♪

 

 

キリマンジャロ25.jpg

キリマンジャロ26.jpgキリマンジャロ27.jpg


 

ポーターは、私たちの荷物や食材等を
頭の上に乗せて、山道を登るんです。

 

 

キリマンジャロ33.jpg

 

 

なんてゆー、キツイ仕事なんでしょう、、、

 

 

ガイドとアシスタントガイドは、
常に先導してくれ、年齢が近いこともあり
けっこういい感じに打ち解けて。


と思っていました。

4日目の夜までは・・・

 

 

最終日の夜、ガイドからチップの交渉があったんです。


タンザニアにはチップの習慣は特にないのに、
キリマンジャロ登山には、なぜかチップ制度があるんです。


それはうちらもわかっていたし、
ガイドブックに相場も書いてあるので、
予めチップを用意してありました。

 


その額を伝えると、それじゃぁ少ないって、、、


チップって、お客が感謝の気持ちを込めて、
ツアー料金とは別にガイドに払うものでしょ?

それを「いくらくれ」「それじゃぁ少ない」って言う人がいる?


散々交渉は続いたけど、うちらも折れず
最後には「忘れて」って言われて。

 

 

それでも、翌朝Chipping Ceremonyってゆーのが出発前にあって、
チップを渡したら、明らかに態度が悪くなってたし。

 

そして、更に「もうちょっとでいいから、くれ」ってさー

 

 

そういえば、ガイドブックに
『チップのことで揉めたくなかったら、予め旅行会社と話しておくこと』
って書いてあったな、、、


これ反省です。

 

 


それから、今回出発前にこの旅最大のピンチに
実は陥ってました。
(今思うとそうでもないけど、、、)

 


ツアー会社とのやりとりです。


今回、キリマンジャロ登山には、モシという町を拠点にしていたのですが、
時間のない私たちは、首都ダルエスサラームから、
電話でツアーの交渉をしていました。


最終的に、ツアー会社からツアーの内容と料金の書いたメールをもらって
いたのですが、それをちゃんと確認せずに、支払いに入ってしまい、
途中で「あれ?この内容、電話で言っていたのと違うんだけど、、、」って。


これは完全にうちらが、支払い前にちゃんとメールの内容を
すり合わせ忘れたミス。

 

 

それはそうと、今度はツアー会社側。

事前にスタッフは4名と聞いて、4名分のチップを用意して当日向かうと
当日になって「スタッフはやっぱり6名だ」って。

チップの用意ないんですけど、、、


そしたら、「じゃあミニマム5名だ」とか。

 

 

そして、最大のピンチは、キリマンジャロのゲートにて。

 

入場料はクレジットカードで払えるからと言われて、
残りの分は全てCashで予め払ってあったのに、
なんとカードが使えない!

 

カードはカードでも、デビットカードしか使えなかったのです。


その位、経験豊富なツアー会社なら知っておくべきでしょ?

 


で、払えないなら行けないから、
「モシまで戻ってキャッシュを用意しろ」って。


結局散々交渉して、ツアー会社にCashを立て替えて持ってきてもらい、
下山してから残りをCashで払いました。

 

もうこれ以上揉めたくないから、
本当は行くはずだったサファリもキャンセル。


あーぁ。

 

 

教訓としては、今後は
「どのクレジットカードなら使えるか」ってちゃんと確認すること。

 

 

ガイドブックに載っている会社だからって、
ちょっと安心しちゃってました。

ツアー会社への支払いも、Cashオンリーだし。

 

 

 

旅に出て4ヶ月弱。

旅慣れしてきたはずなのに、
まだどこかで日本の常識を引きずってしまっています。

 


そうだ、ここはアフリカだ。


今後は十分気をつけよっと。。。


 

2010.08.04 Wednesday | 18:01 | comments(2) | trackbacks(0) | by RISA

キリマンジャロで、泣いた、笑った!

2010年8月1日午前7時05分。

 

 

キリマンジャロ.jpg

 

長谷川浩史&梨紗、
キリマンジャロ登頂成功!!!

 


標高5895m、アフリカ大陸で最も高い場所。

Free Standing Mountainとしては、世界一の山。

 


3泊4日目に辿り着いたその頂上で見た景色には、
自然と涙がでました。


自然を見て、勝手に涙が流れたのは初めてかも。



キリマンジャロ3.jpgキリマンジャロ4.jpg

キリマンジャロ6.jpg 

 

いや、でもその景色に圧巻されたのもそうだけど、
きっと「やりきった!」っていう達成感からの涙だったかもしれない。

 

高山病と闘いながら、
下手したら死に至ると言われているこの道を登りきったことを。

 

 

 

その昔、あいのりでキリマンジャロ登山を見て、
いつか登ってみたいと思っていたけど、
本当に登ることになるとは!

 

うちら、2人してMな夫婦。
なにかと挑戦したがりやみたいです。。

 

今回タンザニアに来るなら、やっぱり登らなきゃって。


ちなみに、去年のちょうど同じ日には富士山登ってました(笑)

 

 


今回、私たちが挑戦したのは、中でも1番簡単と言われている
"マラング・ゲート"。

 

通称、"コカコーラ・ルート"です。
なにやら、爽やかだからだとか・・・

 

 

キリマンジャロ7.jpg

 

あ、こっから長いです。

5日間振り返るので、、、 悪しからず。。。

 

 

 

 

■1日目■ 

 

マラング・ゲート~マンダラ・ハットへ。

Start: 14:45
Goal: 17:50
所要時間: 約3時間

 


前日は早めに寝たのに、緊張のせいか
全然眠れませんでした。。

 

そして、少々トラブルがあり、午前中出発のはずが午後の出発に。


うっそうと木々が生い茂る森の中を歩きました。

 

 

キリマンジャロ9.jpg

 

マイナスイオン150%!

 

キリマンジャロ29.jpg

 

頭の上の木には普通にサルがいるし。
まさにジャングル!


行き交う人々と「Jambo~!」(Hi!)と声を掛け合いながら、
その名の通り、なかなか爽やかなまま
1日目のゴールに到着しました♪

 

 

キリマンジャロ10.jpg

 

標高2720m地点です。

 

 

 


■2日目■


マンダラ・ハット~ホロンボ・ハットへ。

Start: 8:40
Goal: 14:50
所要時間: 約6時間

 


朝は霧の中をスタートしましたが、
しばらく行くと青空の草原に。

 

 

キリマンジャロ11.jpg

 

 

遠くに、最終目的地のキボ峰が見えてきます!

 

道はそんなに急ではないけど、
やっぱり高度がそれなりなので、
けっこう疲れる、、、


キリマンジャロ12.jpg

 

 

2日目にして、富士山と同じ標高、3720mに辿り着きました。

 


 

キリマンジャロ13.jpg

キリマンジャロ14.jpg

 

 

そこは既に雲の上でした!!!

 

 

 


■3日目■

 

ホロンボ・ハット~キボ・ハットへ。

Start: 8:25
Goal: 14:30
所要時間: 約6時間

 


いよいよ、キボ峰が目の前に迫ってきます。

 


キリマンジャロ22.jpg

 

 

キリマンジャロでしか、生息しない
へんてこりんな植物も見られます。

 

 

キリマンジャロ30.jpg 

しばらく行くと、最後の水場に出て、
そこを越すと森林限界を向かえ、
砂漠状態の地を歩きます。

 

 

キリマンジャロ15.jpg

キリマンジャロ16.jpg

 

 

この頃には、若干具合が悪くなってた私。

 

高山病対策には、ひらすら水を飲めってことで、
頑張って水を飲みながら進みました。

 


登山とかって、自分のペースがあるから仕方ないんだけど、
浩史はぐんぐん先行っちゃうし、
あたしはあたしで、自分との戦い。

 

音楽聴きながら、ひたすら将来のこと考えてた。

でもおかげで、なんとなくやりたいことが見えてきたかも♪


 


キリマンジャロ17.jpg

 

 

約6時間かけて、なんとか4700mに到着しました!

 

 

ここまでは、まぁコカコーラ・ルートと呼ばれる所以も分かります。

 

しかし・・・

 

大変なのはここから先でした。

 

 

 


■4日目■

 

キボ・ハット~ウフル・ピークへ。

Start: 22:55
Goal: 7:05
所要時間: 約8時間

 


3日目は18時半頃仮眠に入り、22時起床。
紅茶を飲んでから、最終ゴールのウフル・ピークを目指します。

 

4日目っていうか、3日目の夜中。
真っ暗の星空のもと、ヘッドライトを照らしながら歩きます。

 


 

キリマンジャロ18.jpg

 

 

ここからは、もうかなりの山道。
しかも、足場が砂利っぽくて歩きにくい、、、


あたしは出発前に軽い頭痛がしたので、
バファリンを飲んでごまかしたけど、
呼吸するのが息苦しく、気持ちも悪い...

 

様子を見ながら、ゆっくりゆっくり進みました。

 


標高5000mを越える頃には、推定マイナス10℃くらい。
持っていたボトルの水が凍ってきちゃったから。

 

 

 

そして、朝5時過ぎに5681mに到着。

手足がもう凍傷状態・・・

 


ここから先に進むかどうか、ガイドが判断します。


体力はけっこうもう限界に近かったけど、
「最後までやるしかない」精神で先へ進むことにしました。

 

 

真っ暗な岩場をぐんぐん進み、1時間もすると
空が真っ赤になってきました。

 

 

キリマンジャロ31.jpg

 

 

頂上からのサンライズには間に合わなかったけど、
広くて大きな雲海から昇る朝陽には
涙が溢れ出ました。

 

 

キリマンジャロ3.jpg

 


そして、最後頂上までの道は、氷柱の中を行きます。

 

 

キリマンジャロ2.jpg

 

 

こんな景色初めて!

 

全面白の世界なんだけど、
白い雲海に、白い氷山に、白い大雪原☆

 


 

キリマンジャロ32.jpg

 

 

これまで私が人生で見てきた景色の中でも、
3本の指には入る絶景でした!!!

 

 


興奮する胸の鼓動を抑えながら、最後の山道を登り
朝7:05、キリマンジャロ登頂です!

 


キリマンジャロ21.jpg

 

 

いつも、だいたいのことにおいては
なぜか根拠のない自信があって、
「できるだろう」って思って取り組むんだけど、

今回においては、命に関わることでもあるので、
「もしかしたら、ダメかも...」って何度か頭をよぎって。

 


だから、登頂できた時は本当に感動でした!!!

 

 

 

帰りは頑張って、3時間程でキボ・ハットまで戻ってきました。

 

1時間程仮眠して、今度はまたホロンボ・ハットまで。

 

かなりハードな4日目でしたが、
もう何も怖くない、すがすがしい帰り道です★

 

 

 


■5日目■

 

ホロンボ・ハット~マラング・ゲートへ。

Start: 7:55
Goal: 14:10
所要時間: 約5時間

 


ついに最終日。

 

痛い全身を引きずりながら、来た山道を下ります。

 

行きは2日間かけて登ったところを、
帰りはノンストップでいっきに5時間で!

 

 


帰り道は、ゲートのところで売っていた
コーラのことばかり考えてました(笑)

 

だから、コカコーラルートなのかなぁ・・・

 

 


無事に町まで帰ってくることができ、
最後に登山証明書の授与式。


 


キリマンジャロ28.jpg

 

 

あぁ~

やったーーーーーーー!!!

2010.08.03 Tuesday | 00:27 | comments(10) | trackbacks(0) | by RISA

アフリカン料理って?

アフリカ大陸に入ってから、5週間が経ちました。

 

それまでのアジアは
「安くて、うまい!」ものばかりで、ほぼ外食。

 

タイ料理に、中華、インド料理は日本でも馴染みがあるので、
みなさんも想像がつくでしょう。

 


一方、アフリカ料理って?

 

日本でアフリカンレストランってありましたっけ?
あたしは行ったことなかったなぁ...

 

 

ここまでのアフリカ3カ国(南アフリカ、ナミビア、ザンビア)は
物価が高いこともあり、ほぼ自炊をしていました。

 

泊まっていた安宿にキッチンがあり、
カレーだったり、パスタだったり、肉じゃがを作ってみたり。

 

 

 

そして、ようやく4ヶ国目のここ、タンザニアで
アフリカン料理に出会いました。

 

これは「ウガリ」と「タンドリーチキン」↓

 

 

ウガリとタンドリーチキン.jpg

 

 

ウガリは東アフリカの代表的な主食です。
トウモロコシや小麦の粉をお湯でこねて蒸したものです。

 

ウガリ、味なし!

 


タンドリーチキンは懐かしのインド料理。

 

なぜ、インド料理がアフリカに・・・?

 

他にも、インドで定番の紅茶"チャイ"や
南インドのスナック"サモサ"が普通にメニューにあるんです。


街中でもインド人をけっこう見かけました。

 

インド人がたくさんいるから、インド料理が普通にあるのか?
それとも、アフリカの歴史にどこかでインドが関わっているのか??

 

謎です。

 

 

そう思って調べてみたら、

歴史ではなく地理にその理由はあるようです。

 

なんてことはない、タンザニアはインド洋に接してました。

 

だからきっと、インド人もインド料理も

普通にあるんですね。

 

自己解決!

 

 

 

続いて、これ↓

 

 

Ndizi Nyama.jpg

 

 

「Ndizi Nyama」

 

牛肉とバナナを煮たものです。
東アフリカでは、バナナも主食のひとつなようです。

 

お味は、、、

バナナの味はなくって、お芋のような感じでした。

 

どうやら甘いバナナではなく、種類が違うよう。


ちなみに2000Tsh(タンザニア・シリング)≒120円。

 

 

 

こちらは、「Pilau Nyama」↓

 

 

Pilau Nyama.jpg

 

 

"ピラウ"と読みますが、要はピラフです。

 

お米はお店にもよるけど、けっこう日本のに近いお米です。
モチモチしてます!


こちらも同じく、2000Tshでした。

  

 

 


え~、日本にアフリカンレストランがない理由が
なんとなく分かったような。。。

 


つまり、あんまり美味しくないってこと!

 

残念っ!!!

 

 


でも、幸いなことにビールは美味しいんです♪

 

特にあたしが好きだったのは、
ナミビアのビール"TAFEL"。


 

 

TAFEL.jpg

 

 

ナミビアをはじめ、東アフリカはかつてドイツの植民地だったので、
ビールもドイツ仕立てのようです。

 

 

 

ビール以外のアフリカン料理、残念ながら
BOOM JAPANには認定されませんでした~

 

2010.07.28 Wednesday | 00:16 | comments(2) | trackbacks(0) | by RISA

長~い、長~い、タンザン鉄道⇒タンザニアへの道。

ザンビアには2泊しかいないで、もう移動です。

バンジージャンプ並みのスピードです。。。

 


さて、今回の移動は久しぶりの列車移動!

タンザン鉄道で、タンザニアに向かいます。


まずはザンビア側始発の「カピリムポシ」まで
夜行バスで。

 

ザンビアのバスは大丈夫かなぁと心配してましたが、
リクライニングもバッチリだし、
バスボーイ?もちゃんといて快適でした。

 

朝には、カップケーキとドリンクのサービスまで♪

 

 

で、いよいよタンザン鉄道。

 

 

カピリムポシ.jpg

 

 

駅の周辺は何もない、のどか~な田舎町。

そこにポツンと、ニューカピリムポシ駅がありました。

 


カピリムポシ駅.jpg

 

 

タンザン鉄道は週に2回しか走っていないので、
当日切符が手に入るか若干不安でしたが、
無事にゲット!


タンザン鉄道2.jpg

 

 

また、遅れると聞いていた列車ですが、
なんとオンタイムの午後2時にカピリムポシを発車しました!


 

 

タンザン鉄道.jpg

 

 

このタンザン鉄道は、1960年代に中国の援助を受けてできた列車
だそうで、チベット鉄道の設備(電源やお湯)を期待していたのですが、
残念ながら設備までは一緒じゃなかったです・・・

 


という訳で、PCで作業もほとんどできず、
ひたすら読書&睡眠Zzz

 

 


2日目の朝にはザンビアを抜け、
しばらくしてタンザニアに入った様子です。


そうなんです、このタンザン鉄道は
列車に乗ったまま国境を通過!

 

イミグレーションの係員がお部屋に来て、
出国スタンプ&入国スタンプを押してくれます。

 

これは楽チンな国境越え!

 

 

 

それにしても、この列車

 

遅い!!!

 


国境をまたぐ列車なのに、30分に一駅の勢いで停まるし・・・

鈍行じゃないんだからー って。。。

しかも、けっこう揺れるし。

 


でも、駅の周りの村人たちは、週2回の列車とあって、
列車が停まるやいなや、みんな駆け寄ってきます!

子供たちもかわいい☆


 

タンザン鉄道3.jpg

タンザン鉄道4.jpg

タンザン鉄道5.jpg

 

 

 

結局、タンザニアのダルエスサラーム駅に着くまで
54時間かかりました、、、

 

48時間って聞いていたのですが、
そうか、遅れるってこのことだったんですね。。

 

 

 

タンザン鉄道、最後の数時間は国立公園内を走っていたらしく、
シマウマやキリンが見えたりもしましたが、
個人的にはバスの移動でよかったかな。。。

 

バスだと1日とかで着いたみたいだし。


まぁ、何事も経験してみないと分からないですけどね~

 

 


とにかく、長い、長~い列車の旅でした。

 

 

2010.07.26 Monday | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

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