【04】Nepal:ネパールで見つけたCOOL JAPAN!
2010.05.19
ネパールでゆっくり過ごした後は、
気を引き締めていざ、インドへ!
インドはネパール人もが『気をつけて・・・』と言って来たので
少々ビビリ気味に。。
だって、ネパール人とインド人は、顔も格好も
大して変わらないし、言葉も通じるのに
『インドはね、、、』って言ってきたから。
しかも、色々ネットで調べるうちに
昨年国境越えでトラブった人のブログも発見。
(これは他人事だから、ちょっと笑ってしまったけど、
自分たちに起きたらと思うと、、、)
まずはバス停へ。
えっと・・・読めません。。。
それは想定の範囲内!
先日、ヤッシーと一緒に来て購入済みです★
バリスタ並みの手際で入れてもらった
チャイを飲みながらバスを待ちます。
朝7時のバスのはずが、しばらく経っても来ません。。
まぁ、インドですからね。
するとなにやらバス停に人だかりが!
その中心にいたのは謎の外国人↓
なぜか、子猫とヤギとアヒルの赤ちゃん(ダック)を連れています。
この人、これでバス乗るのかなぁ・・・
しかも、このおじさん、ちょーマイペース。
自分の荷物は放っぽって、
子猫もダックもネパール人に預けて自分はチャイ飲んでる。。
なんか、この人すごい。。。
このおじさんの行動を見ていたら、
バスを待つ時間もあっという間でした♪
1時間遅れでようやくバスが到着。
あ、意外にバスきれい?
でも、窓ガラスはすごいことに・・・
バスに乗り込んで出発を待っていると、、、
噂のおじさんが乗ってきました!
おじさん: 『Are you guys going to go to Birganji??』
(「君たちもビールガンジーに行くのかい?」)
私たち: 『Yes.』
(「えぇ。」)
おじさん: 『Can you take care of them sometime??』
(「この子達の面倒たまに見てもらってもいいかな?」)
私たち: 『Yes,sometime.』
(「たまにならいいですよ。」)
おじさん: 『Thank you.』
(「ありがとう!」)
そう言ったかと思うと、おもむろに子猫とダックを渡され、
『I'll go up to the top with my goht.』
(「僕はヤギと一緒に屋根に行くから。」)
え・・・・sometimeって言うから、
トイレ休憩の時とかだけかと思ったら、、、、、
テンパル私たち。。
でもしばらくすると慣れ、猫ちゃんはちょーリラックスしてました♪
ダックは落ち着きがなく、いったんおじさんに返却。
するとしばらくするとまた席に来て、
『Can you hold her, so I can sleep.』
(「君が持っててくれる?そうすれば僕は寝れるから!」)
おっと・・!?!
Noが言えない日本人、危うく引き受けそうになりましたが、
そこは断り、なんとか難を逃れました。
恐るべし、おじさん・・・
まぁ、結局その後もお昼休憩はもちろん、
たびたびお世話係に任命されたのでしたが(笑)
2匹を一度に抱え、あたふたな浩史↑
屋根でおとなしいヤギさん↓
また、アクシデントと言えば、突然の道路封鎖にも遭遇しました。
どうやらこれ、噂のマオイストのストライキだったようで、、、
でも運よく、1時間程で開通したのでよかったです。
夕方、どこかの町へ到着し、バスを乗り換えました。
ここでは例のおじさんがしばらく行方不明に、、、
このまま子猫とダックはお預かりかと一瞬焦りました。
そして、バスは更にローカルに。
動物連れは私たちだけかと思いきや、
途中から今度は鶏を連れたおばあちゃんも乗ってくるし。
なんてのどかな感じなんでしょう!!
子猫とダックにも、いつの間にか愛着が湧いてきました。
2匹ともかわいい☆
しかもよく考えたら、これリアル"招きネコダック~♪"
じゃないですかっ!
なんだか、幸せ運んでくれそう☆☆☆
珍道中のバスの旅は、11時間の長丁場でしたが、
旅のお供がいたので、けっこうあっという間に過ぎました。
ビールガンジー(ネパール側の国境の町)に1泊し、
いよいよ明日はインドへの国境越えです。
さてはて、どうなることやら。。。
2010.05.19 Wednesday | 01:23 | comments(2) | trackbacks(0) | by RISA
2010.05.18
彼の名前はヤッシー。(中央)
年の半分を海外で過ごし、日本にも毎月来るという、
ネパールのエリートビジネスマンです。
彼の仕事は海外に宝石や小物を売ること。
日本で年2回行われている、インターナショナルギフトショーにも
毎回出展しています。
同じく小売業を営む、浩史のお姉さんが
ギフトショーでヤッシーと知り合いになり、
今回私たちがネパールに行くと言ったら、
「ヤッシーに会ってきたら~」
ということで、ずうずうしくも連絡をしてみました。
すると、運よくネパールにいたヤッシーに連絡がとれ、
今回彼のお家へ招待してもらったのです!
さすがは宝石商、家はビル1棟!
しかも、隣のビルも、その隣のビルも所有しているという。。
そして、ヤッシーの住むパタンという町(カトマンドゥの隣町)では、
偶然にもその日年に1回のお祭りが開かれていました☆
ヤッシーのお家には、親戚総勢30名ほどが大集合。
仕事が忙しいヤッシーは、
私たちの相手を弟さんにバトンタッチ。
彼は6人兄弟で、みんな宝石関係の商売人です。
しかもみーんな日本語が話せる!
突然の訪問にも関わらず、弟さんはお祭りはもちろん、
町中を案内してくれました♪
ちなみに『マッチェンドラナート祭』と呼ばれるそのお祭りは、
雨期を目前に控えた4~5月にかけて
毎年行われる雨乞いのお祭りです。
その昔、インドの超能力者が雨を司る竜蛇を閉じ込めてしまい、
12年間も雨が降らなかったという。
そこで人々は、マッチェンドラナート神(観音様)を
黒い蜂に変えて壺の中に入れ、ネパールに招いて祈願したところ、雨が降ってきた。
人々はこの神のためにパタンとカトマンドゥに寺を造り、
毎年山車巡行祭を行うようになったそうなのです。
太鼓やシンバルに合わせて人々が踊り、
その後ろを大きな山車が町を巡ります。
子供用の小さめの山車も用意されていて、
掛け声に合わせて子供たちが引っ張ります。
その様子は日本のお神輿みたい!
"わっしょい わっしょい"
掛け声は万国共通のようですね。
お祭りの後は、特別な日に食べるという料理を
ご馳走になり、ネパール恒例のキャンドルナイトを過ごしました♪
ネパールは水力発電のため、
水不足の今年は毎日決められた時間に停電になるのです。
帰りは弟さんが車で送ってくれました。
しばらく走ってすぐ車が停まったので、あれ?と思うと、
「僕のお店を少し見ていって」と・・・
30分後、私の指にはひとつの指輪が光っておりました(笑)
いやね、別に買わされた訳ではなく、
そのまま見せてもらうだけでも帰ってこれたけど、
すごくお世話になったし、思い出にと、、、
↑
宝石とか、絨毯とか買わされるよくあるパターンか!?
いや、でも今回は私たちから遊びに行かせてもらって、
パタンの町にも行けたし、
お祭りも見れて、
ご馳走も頂いて、
おまけに指輪も買ってもらえた☆
(普通だったら浩史に反対されそうだし・・)
いやぁ、なんとも貴重な体験ができた1日でした♪
2010.05.18 Tuesday | 03:02 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA
2010.05.16
ネパールは世界で唯一ヒンドゥー教を国教としてきた国だそうです。
(国旗に続き、世界で唯一が2つ目だ!)
しかし、それは2006年5月までのこと。
2006年5月に国会が、
ヒンドゥー国家から世俗国家への転換を宣言したことにより、
ヒンドゥー教が国教ではなくなったのです。
※世俗国家とは、国家の政策や政府機関が特定の宗教の影響から
独立していなければならないという。
あるいは宗教に特権的地位や財政上の優遇を与えないことを意味するようです。
チベットで、人々のチベット仏教への強い信仰の様子を
目の当たりにしてきた私たちは、けっこうお腹いっぱい。
ネパールでも寺院とかたくさんあるみたいだけど、
そんなに興味なし・・・
でもせっかくだから行ってみようとなったのが、
ネパール最大のヒンドゥー教寺院というパシュパティナートでした。
カトマンドゥ市内から、Taxiで140Rs.(≒180円)、
30分位の場所にあります。
入場料が250Rs.とガイドブックに書いてあったのに、
なんと倍の500Rs.に値上がりしておった。。。
この寺院は、ガンジスの支流である聖なる川の川岸にあり、
その川岸は24時間の火葬場となっています。
「火葬場は川の上流からカースト順に並んでいてね、、、」
「あ、あれは息子だよ。息子がお母さんに火を点けるんだ。」
「あ、また次の人がDying Houseに運ばれてきた。」
先程、チケット売り場にいたおっちゃんが色々解説してくれます。
"まぁ、なんて親切な人!"
ではなく、ガイドですね。
「100ルピー安いよ。」
そらきたっ。
"あ、でもけっこう安いかも・・・"
なんて思いつつ、興味なさそうにしていると、
おっちゃんはどこかへ行ってしまいました。
火葬場の様子を見るのは、悲しい気持ちになったけど、
でもヒンドゥー教徒の人たちは
輪廻転生を信じてお墓を作らないらしいので、
この葬儀のやり方(オープンで誰でも見れる)も
みんなに見届けられる方がいいのかなぁと思ったり、、、
ちなみに母を亡くした息子は、この寺院に数日間泊まり、
坊主にして、何日間(忘れた)かはミルクを飲んではいけないらしいです。
ミルクは母の象徴だからだそうです。
これもおっちゃん情報。
このおっちゃん、けっこうしぶとく、また現れた。
今度は
「You don't pay me money.Just you give me tickets.」
と言う。
「お金はいらないから、チケットをくれればいい。」
・・・
なるほどっ!
おっちゃん賢い!!!
うちらからチケットをもらえば、次の観光客に
「チケット代だけ払えば、ただでガイドするよ」
とかなんとか言い、1000Rs.を稼ぐことができる!!
まぁ、これならWin-Win-Winだし、まぁいいかってことで
おっちゃんとのパシュパティナートツアーが始まりました。
(お寺は入場料が稼げなくて損するけどね)
パシュパティナートは火葬場以外にもけっこう見どころが
たくさんありました!
こちらはヒンドゥー教3大神のひとりである、シヴァ神。(左上)
彼は男性エネルギーに満ち溢れる神として、
ネパール人に人気があるらしいです。
で、これ↓
パシュパティナートの至るところで見ることができます。
突起物は、リンガといい、男性器をあらわしています。
シヴァ神の象徴で崇拝されているそうで・・。
そして対になっている下のは女性器の象徴、ヨーニ。
それから、野生のおサルたち。
食べ物を持っていると、かなりの確率で
彼らに襲われるそうなので要注意です!
さらに、こちらのおじいちゃん。
サドゥーと呼ばれる人たちで、ヒンドゥーの修行僧。
仏教でいうお坊さんの立ち位置だから、
その違いになんとも驚かされます。
彼らはシヴァ神を信じているので、
シヴァ神と同じロン毛なのだそうで。
写真のおじいちゃんはヒマラヤで修行していたみたいで、
年季入ってました!
これはおじいちゃんサドゥーがヨガをしている写真。
こっちは別のサドゥーたちが昼寝をしている様子。
それにしても、サドゥーは大麻やマリファナを吸うらしく、
神に使えているという感じはしませんね。。
そもそもシヴァ神がいけないのかしら、、、
ちなみにサドゥーについてはまだまだ謎が多いそうなのですが、
サドゥーについて調べている日本人がいるみたいです。
※興味ある方はこちらのサイトへ。
なんだかんだで、結果大満足のツアーでした★
きっと自分たちだけだったら、サドゥーのおじいちゃんにも
会えなかっただろうし。
やるなぁ、おっちゃん。
最後に財布から、ガイドのライセンスを見せてくれました。
あっ、本当にガイドさんだったのね・・・
2010.05.16 Sunday | 21:06 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA
2010.05.14
ナマステ~★
I"m in カトマンドゥ、4カ国目ネパールの首都におります。
まずネパールに入って驚いたこと。
あれ?国旗のカタチが・・・
四角じゃない!!!
どうやら、世界で唯一四角じゃない国旗を持つ国だそうです。
さて、ここカトマンドゥの街は、エベレストへトレッキングに行く人たちや
バックパッカーが多い場所で、
旅人にとってはとても過ごしやすいところです。
ゲストハウスはそこらじゅうにあるし、
旅行代理店や両替所もたくさん。
お土産やさんもずらりと並び、
トレッキンググッズも安く手に入ります。
タイのカオサン通りみたい!
ただ、その分、土産売りや物乞い、
薬の誘惑なども多いのでちゃんとしていないとですね。
そして、ちょっと歩くと、ネパールの日常風景も見ることができます。
道が細くて、土ぼこりがけっこうひどい。。
地元の人もマスクをしている人が多いかも。
けれども、そんな道端で生活用品は何でも揃えられる様子。
広場では青空床屋まで!
街はそんなに大きくないので、2日もいれば周れてしまいます。
それから、街をカメラ片手に歩いていると
子供たちが「撮って撮って」って人なつっこい☆
そいでもって、ネパール料理の定番はこちら↓
Dhal Bhat Talkari(ダルバート・タルカリ)という、
定食のようなものです。
ダル=豆のスープ、
バート=ご飯、
タルカリ=おかず
を意味していて、基本お肉以外はおかわり自由!
と男性人陣には嬉しい得点付き♪
ちなみに、上記のものは
150Rs(ルピー)だったので、200円弱です。
こっちはちょーローカルな食堂で食べたもの。
お肉が付いていなかったけど、
なんと50Rs≒65円!
安っ・・・
あ、でもビールはけっこう高いんです。
280Rs(≒325円)とか普通にする。。。
あたしの中でバックパッカーデビューするなら、
タイのカオサンがお薦め!
って思ってたけど、ここカトマンドゥもいいかもですね~
2010.05.14 Friday | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA
2010.05.12
チベットの大自然を、最後まで十分に満喫し
最後の晩餐をガイドのツェンリーとして、
更には夜な夜なトランプの大富豪で勝負♪
なんて楽しく最後の夜を過ごしていたかと思ったら、
部屋に戻るやいなや苦しみだす浩史。
「お腹が痛い・・・」
でもね、夜だし、とりあえず寝るしかないよね、、、
しかし、夜中も痛みでうめいていて、
あたしだって寝れない。。。
てな感じで、なんだか嫌な感じで朝を迎えました。
なんとかチェックアウトを済ませ出発。
昨晩泊まった宿からボーダーまでは、車で30分ほど。
国境の町ダムは山の中にあり、道がすごく狭いので、
繁忙期にはボーダーへ向かう車が渋滞し、
数時間も動かないことがあるらしいのです。
今朝はそんなこともなく、順調に、、
と思った矢先。
ゴリッ
・・・鈍い音がしました。。
おっちゃんのランクルが・・・・・・・・・・・・・
止まっていた別のランクルにこすってしまいました×××
最後にまたなんだか嫌な予感。。。
ボーダーには既にたくさんの旅人が、
出国ゲートが開くのを待っていました。
出国手続きを済ませ、この橋を渡れば
もうそこはネパール!!
と、思っていたのが甘かった。。。
まず、中国出国手続きを済ませるのに1時間位。
荷物チェックを2回もされました。
私は女だからか、軽くリュックの上の方をチェックされただけ。
一方の浩史は、かなーり念入りに荷物チェック。
どうやら、若い外国人男性は要チェックらしいです。
別にいた日本人も、おじさんたちはほぼノーチェック、
若い男のたちはかなり見られてたから。
それから、橋を渡ったら今度はネパール側の荷物チェック。
たったの数分前に荷物チェックされたばかりですが・・
まぁ、国が変われば別問題。
ここでも私はさらっと。
しかし、浩史はひどかった。
荷物の隅から隅まで空けさせられて。。。
しかも終いには
「これ以上やって欲しくなかったら、チップよこせ」
って、最初からそれが目的だったんですね・・・
なんじゃそれ。
荷物チェック→VISA申請&入国スタンプ
でここでも1時間位かかりました。
あの橋を渡るだけと思っていたのに、、、
※ちなみにネパールの国境から、首都カトマンズまでは
車で4時間ほどでした。
相乗りタクシーで1人700Rs(≒910円)。
ローカルバスだと350Rs(≒455円)だったみたいです。
※それから両替について。
ネパール側のダムでは、銀行で中国元→ネパールルピーの
両替をしてもらえませんでした・・・
代わりに闇両替のおばちゃんがたくさん。
しかし、なんとこの闇両替、ネパールの銀行よりもレートがよかったのです。。
中国からネパールに入る方は、
ダムのおばちゃんでの両替をお薦めします◎
今回は国境越えの写真を収める余裕もなく・・
なんとか4カ国目のネパールに入ることができました!
2010.05.12 Wednesday | 02:06 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA
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