【28】Hungary：ハンガリーで見つけたCOOL JAPAN！

6月にインド・デリーで訪問してから

今日は2回目のAFSオフィス訪問です。

 

 

AFSは高校生の交換留学団体で

加盟国は全世界50カ国以上、

交流国は約80カ国に及ぶ団体です。

 

 

私も高校の時、この団体にお世話になり、

大学時代は学生ボランティアとして

留学生のサポート等をしていました。

 

 

せっかくだから、今回世界一周をするにあたり

世界のAFSを見てみよう

ってことで各オフィスにお邪魔したりしている訳で。

 

 

 

今日はハンガリー・ブタペストのオフィスに

行ってきました！

 

 

 

 

 

 

今回は来年3月から、日本へ留学する

ハンガリーの高校生3人に会って、

彼らに突撃インタビュー☆ 

 

 

 

 

 

左から、アレックス（♂）、アリッサ（♀）、エリック（♀）

 

みんな17歳のピチピチ高校生です♪

 

 

当日はたぶん

「日本からAFSの人が来るから～」

って集めてもらったのか、

なんと父母同席でこっちが緊張、、、

 

 

親子さんたちも

遠く離れた島国日本に子供を行かせるのは

きっと心配ですもんねー。

 

 

 

 

 

 

ハンガリーはハンガリー語が公用語で、

英語が第2外国語らしいのですが

意外に英語を話せないみたいですね。。

 

 

アレックスのお父さんが1番話せたので

彼の通訳を交えながら、話しをしました。

 

 

 

まずは

「なんで日本に興味を持ったのか？？」

 

私たちが1番気になる質問をぶつけてみました。

 

 

すると、3人そろって第一に

 

『日本の歴史に興味があるから』

 

って。

 

 

 

マンガでも、アニメでもなく"歴史"ですって！

 

正直びっくりしました。

 

 

ハンガリー人にとっての日本の歴史って？？

 

 

ハンガリーは1945年～1989年の間

旧ソビエト連邦（ロシア）に支配されていたので

ロシアに対して強い反露感情を持っているようです。

 

そんなロシアに対して

日本は1904年～1905年の日露戦争で

欧州最強と言われたバルチック艦隊を撃退しているんです。

 

 

これは推測ですが、

自分たちの大敵であるロシアを小国日本がやっつけた

ということで、ハンガリー人にとって

日本はヒーロー的存在になっているんじゃないでしょうか。

 

彼らの歴史の授業聞いてみたいものですね～

 

 

 

 

他にも映画"ラストサムライ"や

芸者を扱った映画（知らなかった...）"Memoirs of a Geisha"

を見て日本に興味を持っているようです。

 

 

アリッサは「京都に住みたい！」っ言うし、

アレックスは「刀を買って帰りたい」、

エリックは「日本の置物や根付に興味がある」

って、みんな日本の伝統に興味があるんですね！！

 

 

 

 

続いて

「日本に来るにあたって、何か心配事はある？」

 

という質問には、

 

『日本の学校はルールが厳しそう・・・』

 

『学校にメイクやジュエリーは大丈夫？』

 

『日本の洋服はいくら位で買える？？』

 

と生活感溢れる質問が出ていました。

 

 

 

他にはご両親から

 

『日本に行く前に知っておいた方がいい

日本の習慣や日本人の習慣はありますか？』

 

って聞かれて、これは考えさせられました。

 

 

 

「家に入る前に靴を脱ぐ」

という初歩的なものから、

 

「"いただきます""ごちそうさま""いってきます"等の

日本ならではの挨拶」だったり、

 

「日本独特の以心伝心のようなもの」

（言葉にして伝えない文化）とか、

 

 

こう考えてみると、

日本ならではの習慣ってけっこうありそうだなぁ。。

 

 

 

そして、これらの習慣を外国人がどう感じるのか、

留学後の彼らに是非聞いてみたいものです！！

 

 

 

 

ちなみに、この場をセッティングしてくださった

職員のダイアナさんは

2005年に横浜でAFS日本協会の50周年パーティに

参加されていたようで、

当日私はスタッフとして参加していたので、

実は日本ですれ違っていたかもしれないことがわかりました！ 

 

 

 

 

 

 

彼女に日本の感想を聞いてみると

 

「トイレが温かい！！」

 

「電車やどこへ行ってもアナウンスが流れていて、

時々うるさいぐらい。。。」

 

「サインが漢字で全くわからなかった、、、」

 

ということをおっしゃっていました。

 

 

 

なるほど～◎

 

 

 

 

こうして、AFSの縁があって

会うことができた3人のハンガリー留学生。

 

 

AFSの留学って、

完全に個人が出来上がる前の高校時代にするっていうのと、

一般家庭にホームステイして、

その国、その土地の文化に触れる

っていうのが特徴で、一般的な留学（語学留学？）と

異なる部分なんだけど、

 

1年後に彼らはどう変わっているんでしょうね！？

 

 

 

彼らが日本で素敵な1年を送ることを願っています・・・☆

 

「今日は何の日か知ってますか？」

 

ブタペスト在住のみさきさんが

サンタチョコを片手にアンダンテにやってきました。

 

 

今日は12月6日。

 

 

えっと・・・

 

 

 

 

 

 

 

聞くところによると、欧州で12月6日は

「セント・ニコラオスの日」

 

 

キリスト教父ニコラオスの命日だそうです。

 

 

え？ニコラオスって誰？？

 

 

 

ニコラオスとは、実はこの人こそ

サンタクロースなのです！

 

 

 

 

「ある日ニコラウスは、貧しさのあまり、

三人の娘を嫁がせることの出来ない家の存在を知った。

ニコラウスは真夜中にその家を訪れ、屋根の上にある煙突から金貨を投げ入れる。

このとき暖炉には靴下が下げられていたため、金貨は靴下の中に入っていたという。

この金貨のおかげで娘の身売りを避けられた。」

 

 

という逸話が残されていて、

サンタクロースがプレゼントをあげることや

靴下の中にプレゼントを入れる風習も、ここから来ているんだそう。

 

 

 

聖（セント）ニコラオスをオランダ語にすると

"シンタクラース"であり、

それが伝えられていくうちに変わって

サンタクロースになったのだとか。

 

 

つまり、この「セント・ニコラオスの日」が

サンタクロースがプレゼントを持って

やってくる日なのだそうです。

 

 

子供たちにとっては1年で1番嬉しい日

なのかもしれませんね♪

 

 

 

 

 

 

ところで、ブタペストはとっても夜景がキレイな都市。

 

 

 

 

 

 

どれも絵はがきみたいでしょ。

 

 

この夜景にすっかり見とれてしまって、

あやうくこの時期のベストスポットを見逃すところでした！

 

 

 

 

 

 

 ★★★　クリスマスマーケット　★★★

 

 

 

クリスマスマーケットとは、ドイツを中心に

欧州各都市でアドベントに行われる

お祭りのようなものです。

 

 

ちなみにアドベントとは、キリスト教において

イエス・キリストの降誕を待ち臨む期間のことで、

11月末の日曜日からクリスマスイブまでの

約4週間のことらしいです。

 

 

 

 

 

 

クリスマスまでのカウントダウン、

毎日ひとつずつカレンダーをめくって楽しむ

という"アドベントカレンダー"なるものもあるのです！

 

 

 

 

 

 

その日の日付をめくると

中にはチョコレートが入っていて、

これも子供たちの楽しみのひとつですね☆

 

 

 

 

 

話は戻って、クリスマスマーケット。

 

 

 

 

 

 

広場にはクリスマスオーナメントや

革小物、手袋・帽子などの雑貨やから

食べ物の露天がたくさん並びます。

 

 

 

 

 

 

 

そして、寒い体を一気に温めてくれるのがコレ↓

 

 

 

 

 

 

 

ホットワイン♪

 

 

 

 

 

 

ん～　美味★

 

わたし昔表参道のあるお店でホットワイン飲んでから、

好きなお酒のひとつになってます。

 

シナモンの量だったり、

甘さによってもだいぶお味が変わってくるんですが。

 

 

クリスマスも近いので、東京でホットワインを味わいたい方は

是非行ってみてください♪

 

 

ホットワインがおいしいガレットやさん。

 

＜　La Fee Delice　＞

 

 

 

 

 

また、イルミネーションキラキラのクリスマスマーケットは

恋人たちの気分を盛り上げてくれますねー。

 

 

 

 

 

 

 まるでドラマのワンシーンのよう（笑）

 

絵になります！

 

 

 

 

 

この時期のヨーロッパはかなり寒いけど、

でも本当どこもキレイで、来てよかったなぁ☆☆☆

 

 

長く旅をしていて、日本恋しくなるのは

「トイレ」と「お風呂」のとき。

 

この時期、特にそれを感じます。

 

 

座ると暖かい便座なんて、世界中探しても

日本だけなんじゃぁないですか？

 

それから、お風呂。

 

この寒い体をゆっくりお湯につけて温めたい～

 

 

って思ってたら、ハンガリーには温泉があるっていうじゃないですか！！

 

 

 

早速行ってきました♪

 

 

 

 

 

 

 

ハンガリーは古代ローマ時代から公衆浴場が建設され、

2000年近くに渡る温泉文化を持っている国なんです。

 

 

首都・ブタペストには温泉が

100ヶ所以上もあるとか！

 

 

 

私たちが行ったのは"キラーイ"温泉というところで

通称「ホモ温泉」。

 

 

混浴の日、女性の日、男性の日と分かれているのですが

男性の日はとにかくすごいらしいですよ・・・

 

 

同性愛者の社交の場になってるみたいで

行ったこのある人の話によると、

温泉内であんなことや、

こんなことが繰り広げられているらしく。。。

 

（※ご想像にお任せします)

 

 

 

 

私たちが行ったのは、混浴日だったので

残念ながら？

そんな光景は見れませんでしたが。

 

 

 

 

水着着用でシャワーを浴びてから、

温泉に浸かります。

 

メインの1番広いところはなぜか35～7℃と

全く温かくない！

 

1番温かいところで40℃。

 

 

 

サウナや水風呂もあったけど、

やっぱり温泉は裸で入りたいかな～

 

 

と贅沢を言いつつも、

この寒い冬にやっぱり温泉は有難いです（＞＜）

 

 

 

 

 

温泉から戻ると、今夜は近所のBarで

日本人＆ハンガリー人バンドのライブがあるというので覗きに！

 

 

 

 

 

 

 

流れてくる曲は

MISIAだったり、スピッツだったり、清志郎だったり。

 

 

ここは日本！？

 

 

でもバンドメンバーにもハンガリー人がいるし、

お客さんも日本人とハンガリー人が半々で

不思議な空間でした。

 

 

バンドはすごい上手いって訳じゃないんだけど、

何より演奏している本人たちが楽しんでいるのがすごく伝わって、

「やっぱり人は好きなことをやっている時に輝くんだなぁ～」

と、こっちも晴れ晴れした気持ちになったな。

 

 

 

 

温泉に、日本人ライブに

ブタペストでなんちゃって日本生活を楽しみましたが、

実はそれだけじゃないんです！

 

 

 

私たちが拠点をかまえた

ブタペストの日本人宿「アンダンテホステル」は

まさにリトルジャパンなんです☆

 

 

 

まずは大量のマンガたち↓

 

 

 

 

 

 

海外の日本人宿にはマンガが置いてあるところも

けっこうあるけど、

少女マンガも置いてる所ってなかなかない気がする。

 

 

 

それから夜はみんなで円卓囲って食事♪

 

 

 

 

 

 

辛味噌鍋、おいしかった～！！！

 

 

 

 

 

 

 

ね、この写真とか↑

ここがハンガリーであることを疑いますよね、、、

 

 

しかも、この写真に写っている人の

半分以上が宿泊者じゃなくって

現地在住の日本人なんです。

 

 

現地で日本語学校の先生している人もいれば、

引越し屋さんで働く人、

プロのバレリーナに音大生など。

 

 

彼らにとってもここは

日本を味わえる場所なんだろうなぁ。

 

 

 

 

そして、食後には映画の上映会！

 

 

 

 

 

 

日本で見たことのなかった

「時をかける少女」をここで見ることになるとはね。

 

 

ジブリシリーズも揃ってたし、

その他旅中に見たくなる映画のDVDが

ほとんど揃ってました！！

 

 

 

いやぁ～　ヨーロッパにいて日本恋しくなったら、

迷わずブタペスト＆アンダンテへ★