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パレスチナ問題に触れる。

 エルサレムから車で30分ほどの

「ベツレヘム」は

イエス生誕の地として

世界中からキリスト教徒が巡礼に訪れる場所です。

 

 

 

 

生誕教会1.jpg

生誕教会3.jpg

生誕教会2.jpg

 

 

 

特にクリスマスには多くの人が集まるのだそう。

 

(クリスマスはイエスの誕生日ですもんね)

 

 

 

そんなキリスト教の聖地「ベツレヘム」は

実はパレスチナ自治区に属すんです。

 

 

聖誕教会の周りを歩くだけだと

そこがイスラエルの他の都市と何が違うのか

あまり分からないのですが、

町を少し歩くと目の前に大きな壁アートが出てきます。

 

 

 

 

壁2.jpg

壁3.jpg

壁5.jpg

 

 

 

最初はこのアートに目を奪われますが、

この壁こそが

ここがパレスチナ自治区であることを示しています。

 

 

 

 

 

壁1.jpg

 

 

 

そう、これはイスラエル政府が

パレスチナ自治区を囲むために建設中の

分離の壁。

 

 

 

そして、この壁を越えるためには

検問を通る必要があるんです。

 

 

 

 

チェックポイント.jpg

 

 

 

イスラエル側はこの壁の建設について

パレスチナの自爆テロ防止のため

と語っているそうなのですが、

 

この壁の存在のせいで

パレスチナ人の生活自体が苦しめられている。

 

 

例えば、病人やケガ人が

イスラエル側の病院に行こうとした時に

検問所で通行規制にあって

足止めをくらったり、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

壁4.jpg

 

 

 

FREE PALESTINE

 

 

 

 

壁6.jpg

 

 

 

壁を目の前にして、私たちが今できることって

何なんだろう・・・

と考える。

 

 

 

 

 

まずは知ることからなんじゃないかな。

 

 

 

 

そもそもパレスチナ問題って?

 

 

(かなり難しい問題、、、

調べた中で1番わかりやすく噛み砕いていたサイトの内容を

引用させてもらいます。

長いです・・・)

 

 

 

 

 

ことの始まりは、紀元前11世紀頃に遡ります。

 

 

この頃、イスラエルがある場所に住んでいたのがユダヤ人。

 

この場所はヨーロッパ、アフリカ、アジアのつなぎ目にある

大事な場所だったので、この土地を欲しがる周りの国から頻繁に攻められていた。

 

そのため、ユダヤ人は

「こんなに攻められるのはたまらない。この土地を離れよう!」と、

この土地から離れて、他国へと移り住んだ。

 

 

その後、16世紀にはイスラム教徒のアラブ人が

「おれたちの住む場所はここだ!」と

イスラエルがある場所に住むアラブ人が増えていった。

 

ちなみに、このアラブ人がいわゆるパレスチナ人。

 

 

一度他国へ移り住んだユダヤ人ですが

彼らの故郷に対する思いは強く、

「やっぱり昔住んでいた場所がいいなぁー。故郷に帰ろう!」と

元々のふるさとのある今のイスラエルの場所に移住。

 

 

その後、ちいさな争いはあったものの、

ユダヤ人とパレスチナ人は穏やかに暮らしていた。

 

 

ところが、イギリスが争いの火種を作ってしまった。

 

 

イギリスは第一次世界大戦の時、

ユダヤ人に「戦争に使うための資金が足らないからお金を貸して。

そのお礼に君たちだけの国を作ってあげるよ」と持ちかけた。

 

ユダヤ人は自分たちの国に聖地を作れると大喜び!

 

 

しかし、イギリスは同じ時期にパレスチナ人にも

「戦争のための兵隊が足りないから、

手伝ってくれたら君たちだけの国を作ってあげるよ」

と持ちかけていた。

 

 

このイギリスの二枚舌がトラブルの発端に。。。

 

 

 

当然、戦争が終わったら、

ユダヤ人もパレスチナ人も同じ土地を自分の国にしようとした。

 

 

ウソがバレたイギリスは解決が出来ずに最終的には手におえなくなり、

この問題の解決を国連にお願いした。

 

 

そして、国連が出した答えは

「この場所はユダヤ人国家イスラエルにする!」というもの。

 

 

この国連の決断にパレスチナ人たちが激怒。

 

パレスチナ人にアラブ周辺の国々が協力し、

イスラエルとの戦争が勃発した。

 

 

 

この戦争はほとんどがイスラエル側の勝利に終わったが、

ごく一部はパレスチナ側が土地を占領した。

 

 

その土地はヨルダン川西岸地区とガザ地区。

 

特にガザ地区には「イスラエルは絶対に許さない!」と

怒りに燃える人たちが多く、1980年代に「ハマス」という組織を結成。

 

この「ハマス」はかなりの武道派で

イスラエルに対してテロ攻撃を何度も行う。

 

 

このハマスの攻撃に対して、イスラエルも応戦。

 

収拾のつかない事態に、、、

 

 

これが、現在のイスラエルの状態で

「パレスチナ問題」と呼ばれているもの。

 

 

 

 

 

 

 んんーーー 

 

難しい・・・

 

 

 

 

でも、きっと今回この壁の前に来なかったら

パレスチナ問題について

知ろうと思う機会すらなかっただろうなぁ。

 

 

 

 

何事もキッカケがあると思うんだけど、

今回パレスチナ問題について考えるキッカケは

実はもうひとつあったのでした。

 

 

 

 

(つづく...)

 

 

 

2010.11.13 Saturday | 00:58 | comments(0) | trackbacks(0) | by RISA

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