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これが社会主義国家、キューバ!

 未知の国、キューバへ!

 

 

 

 

キューバへ1.jpg

 

 

キューバへのフライトは

いったんメキシコのカンクンに行って、

日本人ご用達の代理店"TMC"で手配しました。

 

 

ちなみに、カンクンからキューバの首都・ハバナへは

クバーナとエアロメヒコの2社が飛んでいます。

 

 

 

 

キューバへ2.jpg

 

 

 

さてさて、無事にキューバに到着!

 

 

キューバについて事前に知っていることといえば、

 

"社会主義の国である"

 

"チェ・ゲバラが革命を起こした国"

 

くらいでしょうか。。

 

 

こんなに事前のイメージがない国も珍しいかも。

 

 

 

 

ハバナ町並み1.jpg

 

ハバナ町並み2.jpg

 

ハバナ町並み10.jpg

 

 

 

まず最初に抱いた印象は

 

『街がキレイ!!!』

 

 

まるでヨーロッパみたい♪

 

って思ったら、それもそのはず◎

 

 

ここはかつてスペイン領だった場所なのです。

 

 

 

 

ハバナ町並み3.jpg

 

ハバナ町並み4.jpg

 

 

カテドラルや広場はスペイン植民地時代の

名残だったんですね。

 

 

ペルーのクスコもスペイン領だったし、

スペインって強かったんですねぇー

 

 

あ、っていうか、

今まで旅してきた南米のほとんどが

スペイン語だったのって、

全てスペイン領だったからでしたね、、、

 

 

ブラジルはポルトガル領だったから

唯一ポルトガル語なんですよね。

 

 

 

あと、街がキレイと思った理由には

ひとつ社会主義国ならではのワケがありました。

 

 

それはね、「街中に広告が一切ない」ってこと。

 

 

確かに、、、です。

 

 

 

 

それから、これはヨーロッパとは違うけど

 

『街がカラフル☆☆☆』

 

 

 

 

ハバナ町並み5.jpg

 

ハバナ町並み6.jpg

 

 

社会主義の国っていうと、

ロシアが思い浮かんで、これもあくまで想像だけど

なんとなくグレーのイメージというか。。

 

 

 

建物自体もビビットカラーなものが多いんだけど、

街を走る車がまたカラフルなんです★

 

 

 

 

ハバナ町並み7.jpg

 

ハバナ町並み8.jpg

 

ハバナ町並み21.jpg

 

ハバナ町並み22.jpg

 

 

これら見ての通り、40~80年代の

クラッシックカーたちです!

 

 

キューバではこれらの車が

まだまだ現役。

 

 

観光の目玉のひとつとされていて、

Taxiとして使われてもいますが

地元の人も普通に乗っています。

 

 

 

 

ハバナ町並み9.jpg

 

 

こんなシーン↑とか、

いやいや映画のシーンの中でしょ?

って突っ込みたくなりますね。

 

 

 

そして、このクラッシックカーの裏にも

社会主義が存在していました。

 

 

その昔、アメリカ資本にがっちり支配されていたキューバは

1959年のキューバ革命後、

1961年に社会主義宣言をして

同年アメリカ政府がキューバとの外交関係を断絶したため、

それ以降米国の商品が入ってこなくなったのです。

 

 

だから、今でも40~50年代のアメ車や

古いロシア製の車を何度も塗り替えて

使っているのだそうです。

 

 

 

なるほどねー。

 

 

確かに生活物資も限られている感じはしたような。。

 

 

 

 

ハバナ町並み15.jpg

 

 

パンやさんに、

 

 

 

 

ハバナ町並み14.jpg

 

 

お肉やさん、

 

 

 

 

ハバナ町並み16.jpg

 

 

そして、ピーマンのみを売る八百屋さん。

 

 

中には懇親のキャベツ1個売っている

お店とかもあったなw

 

 

 

あ、あとね、

コーラがオリジナルなんです。

 

 

アメリカからコーラが買えなきゃ、

作っちゃえ!

ってゆー意気ですかね。

 

 

 

 

キューバコーラ1.jpg

 

キューバコーラ2.jpg

 

 

お味はちゃんとコーラでしたよ!

 

 

 

あとは、意外だったのが

着ている洋服とか

そんなにボロボロじゃないし、

今っぽい?洋服も売ってたし

おもちゃ屋さんとかもありました。

 

 

 

 

ハバナ町並み17.jpg

 

ハバナ町並み18.jpg

 

 

 

それからそれから、

キューバ人の憩いの場所がここ。

 

 

 

 

コッペリア1.jpg

 

 

行列の訳は、、、

 

 

 

 

コッペリア4.jpg

 

 

"コッペリア"というアイスクリームやさん!!

 

 

アイスクリームやさんというより、

アイスクリームのテーマパークみたいに

公園全体がアイスクリームやさんになっているんです。

 

 

 

 

コッペリア2.jpg

 

コッペリア3.jpg

 

 

 

フレーバーごとに食べる場所が違います。

 

 

 

 

コッペリア5.jpg

 

 

このアイス、1皿に4スクープもアイス

のってるんだけど、

みんな食べる食べる!

 

 

 

 

コッペリア6.jpg

 

コッペリア7.jpg

 

 

おじさん達が、ひとり4皿ずつも食べてたからね・・・

 

 

 

 

 

 

ところで。

 

 

キューバって至って治安がいい国なんです。

 

 

これもなんだか意外でした。

 

 

街中で堂々とカメラを出してても大丈夫♪

って旅行者にはなんとも嬉しいことですよね~

 

 

 

1本路地を入ると、

キューバ人のリアル生活の場を

垣間見ることができます。

 

 

 

 

ハバナ町並み11.jpg

 

ハバナ町並み12.jpg

 

ハバナ町並み13.jpg

 

 

みんなのんびり暮らしている感じです。

 

 

 

あ、歩いている途中に偶然結婚式にも

遭遇しました♪

 

 

 

 

ハバナ町並み19.jpg

 

ハバナ町並み20.jpg

 

 

 

お幸せに・・・☆

 

 

 

 

でもなんで治安が良いんでしょうね?

 

社会主義でみんな平等だから??

 

 

聞くところによると、警察の取り締まりが

とっても厳しいんだとか。

 

 

観光客目当てに

ふっかけてくる人とかに

「警察呼ぶぞー」

って言うと、一発で標準価格になるらしいです。

 

 

 

あと、平等といえば給料。

 

 

社会主義国のキューバでは

職業ごとに給料が統一されているそう。

 

そして、キューバ人の月給は最高でも約20ドルと言います。

 

 

教育費と医療費はタダらしいのですが、

それで生活できるの!?

 

って思いますよね。

 

 

 

だけど、実際キューバの地元民の食べ物は

すこぶる安いのです。

 

 

 

 

キューバピザ.jpg

 

 

このピザ5CUP、

なんと17円。

 

 

上で書いたアイスも同じ。

 

 

バスとか数円で乗れるらしいですよ?

 

 

 

えー、だったら旅人も

キューバはちょー安く旅できるじゃん!

 

って思いたいところですが、、、

 

 

キューバには2種類の通貨が利用されているんです。

 

 

主に外国人が利用するCUC(クック)と

主に地元民が利用するCUP(人民ペソ)。

 

 

1CUC=25CUPに換算されます。

 

 

そして、

外国人観光客が利用するレストランやホテルは

全てCUCしか使えません。

 

 

(場所によっては、外国人でもCUPも使えちゃいます。

ピザもアイスもCUPで買えた!)

 

 

 

うちらが泊まっていた安宿は

民家にステイさせてもらう形なのですが、

10CUC(≒850円)でした。

 

 

ドミトリーで9ベッドあったから、

満室だと1日で7650円。

 

 

あら?既に日給20ドル越えてますね、、、

 

 

 

とゆーことで、社会主義国のキューバにも

貧富の差はありそうですね。。

 

 

 

いやはや、不思議な国です◎

 

 

 

 

そして、この国を語る時に

はずせないのがこのお方!

 

 

 

 

チェ6.jpg

 

 

【 エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ 】

 

 

本名長っ、、、

 

 

通称、ご存知"チェ・ゲバラ"です。

 

 

彼こそが、カストロと一緒に

アメリカ支配からの開放である

キューバ革命を起こした人物。 

 

 

 

 

チェ2.jpg

 

チェ3.jpg

 

チェ4.jpg

 

チェ5.jpg

 

 

 街の至るところで、チェの肖像を目にします。

 

 

極めつけは、内務省の壁にまで!!!

 

 

 

 

チェ1.jpg

 

 

 

私がチェ・ゲバラを身近に感じるようになったのは

映画「モーターサイクル・ダイアリーズ

を見てからかな。

 

 

彼もまた放浪の旅人で、

学生時代に南米をうちらと同じルートで

(あ、うちらが同じルートか、、、)

旅していたんです。

 

 

 

当時(青年期)から正義感が強かったけど、

でもどうして彼がキューバ革命に

加担するに至ったか?

 

 

それは今回キューバを訪れて、

色々調べたけど

でもまだあんまり分かっていないかも。

 

 

なので今見たい映画がコレ!

 

 

 

 

チェ映画.png

 

 

大人になったチェのストーリー

 

 

 

チェ・ゲバラは39歳で亡くなっているけど、

チェと一緒に革命を行ったカストロは現在84歳。

 

 

この2人によって誕生した社会主義国家は

この先どうなっていくのでしょう・・・

 

 

 

 

 

ひとまず私のキューバの旅は

チェの映画を見るまで、まだ続きそうです。

 

 

2011.03.19 Saturday | 19:56 | comments(2) | trackbacks(0) | by RISA

コメント(2)

はじめまして。

近頃ちょっと資本主義国家の在り方に疑問を感じ、社会主義国家について調べていたところ、このブログに辿り着きました。

キューバの画像を多数拝見できて良かったです。

貴重な情報をありがとうございました。

コメントありがとうございます!キューバは米国から国交を絶たれていたことから、有機農業大国として今では注目されているようです。旅路にはその様子を見ることができなかったので、またいつか農業について見に行きたい国でもあります*

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